大屋地爵士のJAZZYな生活

和太鼓の響きに

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和太鼓のコンサートを聴きに行った。今は独立、起業して会社を経営しているが、かっての同僚、I君が活動をしている「和太鼓 飛炎」のコンサートである。「飛炎」は、大阪青年会議所を支持母体として発足した創作和太鼓チームで、もう30年もの間活動を続けており、今回が20回目の公演だという。メンバーは男女あわせて20人ほどで、いずれも仕事や家事の合間を縫って練習を重ね、年1回の定期公演やボランティア演奏など年間15回ほどの演奏活動をこなしているという。

いままでもI君から何回かお誘いは受けていたのだが、なかなかスケジュールが合わず、「飛炎」を聴くのは今回が初めて。和太鼓のコンサートとしても2回目である。会場は客席1,000ほどのホール。その8割方が埋まっていたところを見ると、活動30年以上、20回の公演というキャリア、活動の息の長さが、多くのファンや支持を得ているのであろう。

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私は和太鼓については全くの門外漢であるが、この公演、アマチュア集団とはいいながら、ただ太鼓を鳴らすだけでなく、笑いやアイデアを盛り込んだ本格的なステージ演出の楽しいステージであった。なんといっても日本人のDNAを目覚めさせる地鳴りのような太鼓の響きと迫力。太鼓の種類、大きさによる音の違い、叩き方 リズムの多様さと緩急、それに鉦、篠笛、三味線が加わって、打楽器のパフォーマンスながら豊かな表情やうねりを見せる。ドラムから和太鼓に転向して23年だというI君、ステージ上で活き活きとしていた。いくつになっても情熱あれば ・・・。(写真は飛炎HPより拝借)

祭りや神事、大衆芸能の楽器のひとつであった和太鼓を、集団パフォーマンスとして、音楽芸術の域まで高め、海外にも広く知られるようになったさきがけは、「鬼太鼓座」であったろうか、「鼓童」であったろうか。かってヨーロッパを旅していて、いくつもの都市で、「鼓童」や「林英哲」など和太鼓のコンサートのポスターを見たことを思い出す。

「飛炎」のコンサートでも演奏された「鼓童」がオリジナルの「族(ZOKU)」。

「KODO 鼓童 - 族(ZOKU)」

          

「林英哲」、「鼓童」など和太鼓アーティストは、「山下洋輔」、「富田勲」などのミュージシャンとジャンルを超えたコラボを盛んに行っている。そんな一例、ジャズ・ピアニスト、「山下洋輔」、それにブラス・アンサンブルの組合せによる85年大晦日のライブ・アルバム。

鼓童VS山下洋輔ライヴ

鼓童 / 日本コロムビア



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私が入れあげているポーランドの歌姫、「アンナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」。ジャズ・ピアニスト、「小曽根真」、邦楽笛奏者の「福原友裕」とコラボし、日本とポーランドの伝統音楽を結びつけた極上のセッションのアルバム「HAIKU(俳句)」がある。このアルバムは、福原の作曲になる「Yoake(夜明け)」に始まり、和泉式部の和歌に着想を得たという「Biel/ビェル(白)」、ポーランドの民族舞曲「OBEREK / オベレック」や「KUJAWIAK /クヤヴィアク」などを経て、やはり福原の手になる最終曲の「Yuugure(夕暮れ)」で幕を閉じる。さらに歌舞伎から題材をとった「Do Jo Ji(道成寺)」では、和太鼓、大鼓、小鼓などが演奏に使われている。福原の奏でる篠笛、そして和太鼓などが、ポーランドのミュージシャンたちとのコラボに違和感なく溶け込み、「和と洋との邂逅」を際立たせていることに驚嘆する。(拙ブログ「ふるさとエレジー(17) ~埃にまみれた一枚の絵~」 より一部再録)

Haiku

Anna Maria Jopek / Universal Poland



上記アルバムからYOUTUBEにアップされている2曲を続けて ・・・。いずれもポーランド民謡で、「Dolina/ドリナ (谷)」、「O, Mój Rozmarynie/オー・ムイ・ロズマリーニェ(ローズマリーよ)」。

「Anna Maria Jopek & Makoto Ozone - Dolina, O Mój Rozmarynie」
 
          
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by knakano0311 | 2014-11-18 10:29 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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