大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(59 ) ~ 一番咲き ~

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「ロウバイ(蝋梅、蠟梅、唐梅)」である。1月から2月にかけて黄色い花を付け、ビオラやパンジーなどを除くと、ウォーキングの道筋で、最初に花が咲くのは、この「ロウバイ」か「スイセン(水仙)」である。花の香りは強く、近づくとすぐわかる。花弁が蝋のような色であり、唐の国から来たこともあり、「唐梅」とも呼ばれ、中国名も「蝋梅」であったことにもちなむという。この花が咲いたのを見ると、春まであと一息と元気づけられる。

明日は、今年2度目の弾丸帰省。厳しい冬の真っ只中の故郷へと車を走らせる。

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わたしが音楽、ジャズを聴く時間は車の中が間違いなく一番長い。そんな状況の中で楽しめるCDが、私のヘビー・ローテとなっているようだ。さて、北へ向かう車の中で聴きたいアルバムは、「ヒューバート・ロウズ/Hubert Laws」の「春の祭典/The Rite of Spring」(1971)。プロデューサーの「クリード・テイラー/Creed Taylor」によって創設され、そのジャケットの画期的とも言える斬新さと音楽性の多様さ、時代感覚で、1970年代に巻き起こったジャズの新潮流〈クロスオーヴァー/フュージョン〉ムーヴメントを牽引したアメリカのジャズ・レーベル「CTI」シリーズ(Creed Taylor IncorporatedまたはCreed Taylor International)のアルバムである。私もそんなCTIシリーズに魅せられたひとりでもあり、このアルバムを含めCTIのいくつかは「我が青春のジャズ・グラフィティ」となっている。(参照拙ブログ「我が青春のジャズ・グラフィティ(6)~ 続・大人の眼差し ~」「我が青春のジャズ・グラフィティ(7)~ 青春の光と影 ~」

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「ヒューバート・ロウズ」。1939年、テキサス州ヒューストン生まれ。アフリカ系アメリカ人のジャズ/フュージョン・フルート奏者。ロウズ一家は音楽一家として知られており、6人兄弟すべてがミュージシャンであるという。

ヒューバートは次男で、10代の頃、テキサスで初期の「ジャズ・クルセイダーズ/The Jazz Crusaders」に参加。やがて、「ジュリアード音楽院」卒業後、本格的なプロ活動を開始。70年代にCTIレーベルからジャズとクラシックを融合した「春の祭典」、「アフロ・クラシック」などのヒットを次々に飛ばし、フュージョン系のスターになる。1970年代にグラミー賞に3回ノミネートされている。

「パバーヌ/Pavane」、「春の祭典/Rite of Spring」、「パンの笛/Syrinx」、そして「ブランデンブルグ協奏曲No. 3 の第一、二楽章/Brandenburg Concerto No. 3」が、とてもアコースティックで印象的に演奏される。「ボブ・ジェームズ/Bob James」のエレクトリック・ピアノ、「アイアート・モレイラ/Airto Moreira」のパーカッション、「ロン・カーター/Ron Carter」のベース、そんな全ての楽器を超越して、ロウズのフルートはどこまでも軽やかに飛翔してゆく。

春の祭典

ヒューバート・ロウズ / キングレコード




「Hubert Laws - Pavane (1971) 」


          
 
「Rite of Spring - Hubert Laws」

          


「Hubert Laws - Brandenburg Concerto No 3」


          
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by knakano0311 | 2015-01-28 23:18 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(2)
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Commented by reikogogogo at 2015-01-29 23:32
炭焼き窯に火が入り、楽しい様々なイベント、コブシの蕾が膨らんで、
ロウバイガが咲き、最後の炭の完成も近い、日々健康で自然の中での生活
、素敵な音楽ーーーいいですね。
早く、もっと早く、快適な時間の経過が欲しい私です。
Commented by knakano0311 at 2015-01-30 15:58
reikogogogo さん 手術成功のようでなによりです。やがてくる春を心ゆくまで楽しめますようお祈りしています。
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