大屋地爵士のJAZZYな生活

今日の雨は優しいような ・・・

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気温10℃。しかし遊びの山は雨。作業は中止し、山頂まで登った後、先日終えた炭焼きの総括と反省会を行った。議論百出、今後に繋がる有意義な反省会であった。

もうすぐ三月。この時期の雨は、真冬の雨とどこか異なり、降り方、気配、色までが違うように思える。穏やかで優しく、そして暖かい。命を育む雨、恵みの雨である。山の木々の芽もこの雨を受け、大きく膨らんできたのが、もうはっきりとわかるようになってきた。明日は晴れるという。

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さて、「いかなご漁解禁」のニュースと並んで、関西人が、「春が来たなあ」と感じるのは、「東大寺」の「お水取り」のニュースでしょうか。「お水取り」として知られている「東大寺二月堂」の「修二会(しゅにえ)」は、現在では、3月1日より2週間にわたって行われているが、もとは旧暦の2月1日から行われていたので、「二月に修する法会」という意味をこめて「修二会」と呼ばれるようになり、また「二月堂」の名も、このことに由来しているという。

「修二会」は、天平勝宝4年(752年)、東大寺開山、「良弁僧正(ろうべんそうじょう)」の高弟、「実忠和尚(じっちゅうかしょう)」によってはじめられたと伝えられる。以来一度も途絶えることなく続けられ、平成13年(2001年)には、1250回を数えた。3月12日深夜に、「お水取り」といって、「若狭井(わかさい)」という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が行われるが、この行を勤める「練行衆(れんぎょうしゅう)」の道明かりとして、夜毎、大きな松明(たいまつ)に火がともされるので、「修二会」は「お水取り」、「お松明」とも呼ばれるようになった。(NETより参照、写真もNETより拝借) 私も昼間の「修二会」の様子は垣間見たことがあるが、大松明を見る機会は、いまだ得ていない。

さて、月並みですが、水、三月にちなんだ曲といえば、さっと浮かぶのは、「三月の雨(三月の水とも)/Waters of March/Aguas de Marco」。かの「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」のボサノバ屈指の名曲。ジョビン自身のアルバムや、ジョビンと「エリス・レジーナ/Elis Regina」のコラボ・アルバム、「エリス&トム/Elis & Tom」に収録された「三月の雨」がよく知られているし、あまたの有名な歌手やアーティストが、カバーをしている曲でもある。三月はブラジルでは夏が終わり秋の始まり、日本では春の訪れですが ・・・。

「♪  棒きれ、小石、道の終わり
   木の切り株の残り、ひとりぼっち
   ガラスのかけら、人生、太陽
   夜、死、結び目、釣り針
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
    降り続ける雨、川岸の会話
   三月の雨(水)、小川の会話
   疲れも終わり
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
    朝の光、レンガを運ぶ人
   薪、一日、道の終わり
    ボトルの破片、ハイウェイ
    家の設計、ベッドの中の体
   故障した車、泥、また泥
   足跡、橋、ヒキガエル、帰る
    森の残り、朝の光の中に
    夏が終わる、三月の雨(水)
   心の中に、生きる希望
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」
      (日本語訳は「SKETCHES OF ISRAEL」より拝借)

歌詞を読むと、「時間や、日常、人生は、ごく普通に永遠に続く」といった輪廻的世界観を感じさせるが、4年目を迎える東日本大震災への鎮魂と再生への願いも重ねて感じてしまうのは、この季節のためか ・・・・。

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今日はちょっと変わったアーティストで「三月の雨(水)」をと、YOUTUBEを探していたら、「TOK TOK TOK」というユニットのそれが見つかった。女性ヴォーカリスト、「トクンボ・アキンロ/Tokunbo Akinro」と、アレンジ、サックス、ギターを担当する「モルテン・クライン/Morten Klein」とにより、1998 年に結成されたアコースティック・ソウル・ジャズ・ユニット。ドイツを拠点に活動、もう15年近いキャリアを持ち、これまで7枚のアルバムをリリースし、「German Jazz Awards」を5回も受賞していて、ヨーロッパでの認知は非常に高いという。女性ヴォーカル、「トクンボ・アキンロ」の歌声は、アンニュイで心地良く響き、「シャーデー/Sade」辺りの雰囲気も漂わせているが、それぞれがソロ活動に専念するため、2013年にユニットは解散したという。

Love Again

Tok Tok Tok / zyx/bhm



「Tok Tok Tok - Waters of March」

          
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by knakano0311 | 2015-02-26 23:23 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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