大屋地爵士のJAZZYな生活

地球を活け花する男がいる

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私が住んでいる川西市に、「花宇(はなう)」という会社がある。明治元年より150年続く、花と植木の卸問屋である。そこの5代目社長が1980年生まれとまだ若いが「西畠清順」氏。この人はプラントハンターとして相当に有名な人である。顧客のありとあらゆる植物調達の依頼に応えるため、アジアの熱帯雨林、イエメンの砂漠、オーストラリアの湿地帯からロッキー山脈まで、世界中を飛び回っている。その移動距離は一年間で地球10周分、そして過去世界中から集めた植物は10,000種類以上に及ぶという。その集めた植物を育てている巨大な温室が、沿線を走る電車からも近くに見える。世界中から集めた植物素材で、いけばな・フラワーデザイン・室内緑化・ランドスケープなど、国内はもとより海外からのプロジェクトも含め、年間2000件を超える案件に応えているという。わたしも彼の作品(?)をイベントなどでいくつか見たことがある。

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「これからの時代、目に見えない根っこの部分をちゃんと伝えていくことが大切だ」という想いから、ただ植物を売るだけではなく、その魅力やいままで培ってきたノウハウを広く伝えるための活動を「そら植物園プロジェクト」として2012年からスタートさせている。

そんな彼の活動が、3月28日(土)NHK総合TVで、「NHKスペシャル 地球を活け花する ~プラントハンター 世界を行く~」として放映されていた。(興味のある方は次のサイトを参照して下さい 「プラントハンター西畠清順」

人々に感動を与えるため、まだ見ぬ植物を求め、世界の辺境地へ旅する男がこの街にいるのだ。ちょっと嬉しくなって、そしてすこし気にもなって、ディーラーへ車検のために車を預けたあと、電車を待つ間、「花宇」の前を通ってみた。巨大な温室が目の前にあった。もちろん中には入れなかったし、西畠氏に会えることもなかったのだが、あの大きな温室の中に彼の夢がいっぱい詰まっているのだ。一度あの温室の中を見てみたいものだと強く思った。

さて、今宵のホーンです。「ティム・リース/Tim Ries」。演奏者というより、アルバム・タイトルにいたく興味を持って買ったアルバム、「ローリング・ストーンズ・プロジェクト/The Rolling Stones Project」(2005)。
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2002~2003年に行われた、「ローリング・ストーンズ/The Rolling Stones」の「The Licks World Tour」に、サックス/キーボード/オルガン奏者として参加した「ティム・リーズ」が、ツアー中の空き時間を利用し、ジャム・セッション的に他のツアー・メンバーと録音した作品である。

「ティム·リース」。サックス奏者、作曲家、編曲家、バンド・リーダー、そして音楽専門学校での音楽教育者という顔を持つ。1959年、ミシガン州、デトロイト近郊で生まれる。彼の父はプロのトランペッター、母はピアニストという音楽一家で育ったという。1980年代からは、ミシガン大学を皮切りに現在まで、いろいろな大学でジャズの即興を教えていたそうです。そんなことぐらいしかわかりませんが、その一方で彼は、「ローリング・ストーンズ」の1999年の「No Security Tour」からサポートメンバーに加わり、サックスを吹いていたという。

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さて、「The Rolling Stones Project」。この録音には、「キース・リチャーズ/Keith Richards」、「チャーリー・ワッツ/Charlie Watts」、「ロン・ウッド/Ron Wood」と「ミック・ジャガー/Mick Jagger」を除くストーンズのメンバーとバック・ヴォーカリストたちが参加し、さらには、「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」、「ジョン・スコフィールド/John Scofield」、「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」らも参加しているというなんとも豪華なメンバー。

このアルバム、ストーンズのヒット曲を単純にカバー演奏したものではなく、ちゃんと芯が通ったジャズに仕上がっている。そして、何といってもピカイチは、「ノラ・ジョーンズ」が歌う「Wild Horses」。ノラのヴォーカルとティムのサックスの絡み、まさに極上。日本版のみ、「涙あふれて/As Tears Go BY」が収録されている。

The Rolling Stones Project

ティム・リース / ワイワイミュージック



「キース・リチャード」自身がギターを弾くノリノリの「ホンキー・トンク・ウィメン」。いやはや ・・・。

「Tim Ries/Rolling Stones project - Honky Tonk Women」

          

「Tim Ries/The Rolling Stones Project - Waiting on a Friend」

          

第1弾が好評だったらしく、2008年に第2弾もリリースされました。

STONES WORLD~THE ROLLING STONES PROJECT II~

ティム・リース / ワイワイミュージック



「ティム・リース」はこのプロジェクトの成功に気をよくしてか、世界各国をツアーしている。そんな一つ、2007年のドイツのブルグハウゼンでのライブがアップされていました。「Street Fighting Man/Waiting on a Friend/Honky Tonk/Wild Horses/A Funky Number(オリジナル)/Satisfaction」の6曲。

「Tim Ries & Rolling Stones Project - Jazzwoche Burghausen 2007」

          
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by knakano0311 | 2015-04-14 09:32 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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