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大屋地爵士のJAZZYな生活

雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズニ

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嬉しいことにやっと芽が出ました。昨年6月に遊びの山で採集し、実生から育てようと直播きしていた「エドヒガン(江戸彼岸)」桜の種。一昨年も同じように採集して直播きして、たくさんの芽が出たと喜んだのも束の間、遅霜にやられ全滅してしまった。直播きへの再挑戦を試みたのだが、3月になっても、4月に入って暖かくなっても、全く芽が出てこないのでほとんど諦めかけていた。しかし、ここしばらく降り続いた雨のためだろうか、今日見たら芽が出ていました。8株ほどと発芽率は相当低いですが、雪が多かったこの冬の厳しい条件を、なんとか耐え忍んで発芽したようである。素直に嬉しく、自然の強さを実感。山に返す日まで大切に育てていこうと改めて思う。

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さて、爽やかなボッサ・ギターから、「チャーリー・バード/Charlie Byrd」。1925年、ヴァージニア州で生まれのアメリカのジャズ・ギタリストで、ガット・ギターでジャズを演奏した異色の才人。10歳でギターを始め、1940年代にはプロとしてツアー活動。1954年には、あのクラシック・ギターの巨匠、「アンドレス・セゴビア/Andrés Segovia」に師事し、クラシック・ギターを勉強したという。その後、ワシントンDCのクラブを中心に活動し、1958年には、「ウディ・ハーマン/Woody Herman」のバンドに加わり、英国ツアーやモンタレー・ジャズ祭に同行する。ワシントンに戻り、南米楽旅を行う。この時、ボサノヴァに出会い、1962年、「スタン・ゲッツ/」に参加し、名声を確立する。

その「スタン・ゲッツ」との1962年のコラボで制作し、大ヒットしたアルバムが、「ジャズ・サンバ/Jazz Samba」。アメリカにボサノバを紹介した最初のギタリストと言われている。

Jazzplus: Jazz Samba + Jazz Samba Encore!

Stan Getz / Universal / Verve



そんなフル・アルバムがアップされていました。

「Stan Getz & Charlie Byrd - Jazz Samba (Album) 」

          

「チャーリー・バード」、1965年の録音で「アントニオ・カルロス・ジョビン」特集の「ブラジリアン・バード/Brazilian Byrd」。格調高い極上のボッサBGMに仕上がっている。

ブラジリアン・バード

チャーリー・バード / ソニーミュージックエンタテインメント



お馴染みのボッサ・スタンダードを2曲。

「Charlie Byrd - Dindi」

          

「Jazz 'n' Samba - Charlie Byrd」

          
by knakano0311 | 2015-04-18 09:23 | 音楽的生活 | Comments(0)
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