大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(69) ~ 春の花が勢揃いして(3) ~

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「ハナカイドウ(花海棠)」である。最初に気づいた頃は、てっきり「桜」の種類かと間違えていた花。中国原産の落葉小高木。落葉樹で、「リンゴ(林檎)」の仲間で、日本には江戸時代に入って来たという。漢字の「棠」は梨のことで、「海棠」とは、海外から来た梨という意味だとか。花が咲いた後の林檎に似た小さな赤い実は、食することができる。異国の地に来ても、すっかり庭木として定着したようだ。

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暖かく晴れた昼下がり、どこか懐かしく、ちょっと穏やかで哀しげなアルバムを選んでみました。ハーモニカ奏者、「リー・オスカー/Lee Oskar」のアルバム、「Lee Oskar」(1976、CD再発 1995)。

1948年、デンマークのコペンハーゲンでユダヤ系の家庭に生まれ、6歳でハーモニカを始めたという。17歳の時、「ハーモニカで身を立てられるのはアメリカだ」と強く思い、1966年、18歳で単身渡米。ほとんど無一文、ポケットにはちっぽけなハーモニカだけだったという。ニューヨークの街角などでストリート・ミュージシャンとして演奏していたが、当時、「アニマルズ/The Animals」を解散して、新しいバンド仲間を探していた「エリック・バードン/Eric Burdon」と出会い、彼の新バンド、「ウォー/War」で活躍。その後、1976年に初ソロ・アルバムとして発表したのが「Lee Oskar」。その中の一曲、「約束の地」が日本でCM曲としてヒットした。ブルース・フィーリングに満ちた哀愁の中に、ほのぼのとした音色のプレイが持ち味。ハーモニカ・ソロ・プレイヤーの代表的な存在として人気を得ている。

その初ソロ・アルバム、「Lee Oskar」。近づいてくる靴音が止まり、ドアをノックする音に続いてハーモニカの寂しげな音色が響く1曲目。2曲目以降も船の汽笛や海鳥の声が効果的に使われる。おそらく、18歳でアメリカに渡ってきた時の旅の追憶と故郷への想いが、「I Remember Home」というタイトルにも込められているのだろう。

Lee Oskar

Lee Oskar / Rhino



「I Remember Home」3部作から。パート3は資生堂のCMに使われていた「約束の地/The Promised Land」。
「Lee Oskar / I Remember Home (A Peasant's Symphony), Pt. 1: The Journey」

          

「Lee Oskar / I Remember Home (A Peasant's Symphoney), Pt.2 : The Immigrant」

          

「Lee Oskar - I Remember Home (A Peasant's Symphony), Pt. 3: The Promised Land」

          
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by knakano0311 | 2015-04-22 00:10 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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