「路傍の花、樹々の鳥」という名をつけたカテゴリーであるが、専らコンデジの私の写真技術では、「樹々の鳥」を撮るのが到底難しく、「樹々の鳥」については、ほとんど記事に出来ていないのが現実である。しかし、やっと撮れましたよ、ウォーキングの道筋で ・・・。
この道筋には、芦屋、神戸に近い土地柄か、いくつかの洋館風の民家が建っている。そんな一軒の家の塔屋根の上に、「風見鶏(かざみどり)」が上がっている。青空をバックに、なにか雰囲気が出ていますね。そういえば、神戸・北野町、異人館街に「風見鶏の館」がありましたね。この辺は、昭和40年代に大阪のベッドタウンとして開発された住宅団地。洋館風の家を建てて、屋根のてっぺんに「風見鶏」を上げてみたかった。そう思うと、しあわせの象徴にも見えてくる。私と同じ世代の人でしょうか、そんな家主さんの思い入れ、ちょっぴりわかるなぁ。
「風見鶏」は、鶏をかたどった風向計。主にヨーロッパの教会堂や住宅の屋根の上に取り付けられている。実際は風向計としてよりも、「魔除け」として取り付けられることが多いという。しかしよく見ると、どうも「鶏」ではなくて、「猛禽類」のようである。思いはちょっと違うのかな。
さて、今宵も美メロ・ピアノは、「風見鶏」がよく上がっているのを見かけたヨーロッパ、北欧、スウェーデン出身の「ティングヴァル・トリオ/Tingvall Trio」のいくつかのアルバムから紹介を続けてみます。
Vattensaga
Tingvall Trio / Skip
「Tingvall Trio - Vattensaga」
「Pinocchio - Tingvall Trio」
Vagen
Tingvall Trio / Skip
「Tingvall Trio - Vägen」
「Tingvall Trio-Den Ensamme Mannen」
「Tingvall Trio - Efter Livet」
Beat
Tingvall Trio / Imports
「Tingvall Trio - Den gamla eken」