大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(81) ~ アルプスのランタン ~

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ウォーキングをしていて、この時期感じるのが蔓性の植物の旺盛な繁殖力。ところかまわずどこにでも伸びてくる。最近、実家の庭でもその駆除に一汗もふた汗もかいたばかり。さらに困るのは毒性を持っていたり、他の草花を枯らしてしまったりする種が多いということ。しかもこれが意外と可愛い花をつけていたりする。

道筋で見かけたちょっと珍しい蔓性の植物の花。まず「チロリアン・ランプ(チロリアン・ベルとも)」。原産は、スイスかなと思ったら、ブラジルだそうだ。葉の脇から長い花柄(かへい)を垂れ下がらせて、赤い筒状の萼(がく)が目立ち、ランプをぶら下げたような形の黄色の花を咲かせる。和名は「ウキツリボク(浮釣木)」。釣りの浮きが浮いているように見える花の姿から名付けられたという。どちらも言い得て妙。

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「ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)」(突貫忍冬とも書く)。北米原産の常緑ツル植物。「ツキヌキ」の名は、葉の真ん中を突き抜けたように、花の茎が出ていることからによる。「忍冬」というのは「スイカズラ(吸葛)」のことだそうだ。 英名を「トランペット・ハニーサックル/trumpet honeysuckle」といい、これまた言い得て妙。

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ご存知、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」。「炎天の花」と認識していたが、もう咲いている。これが咲くとすぐそこに、暑い夏 ・・・。

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さて蒸し暑い今宵のピアノ・トリオは、「ベルンハルト・シューラー/Bemhard Schüer(p)」を中心に、「マティアス・ノヴァク/Matthias Nowak(b)」、「ステファン・エーミッヒ/Stephan Emig(ds)」からなるJAZZピアノトリオ、「トリオセンス/Triosence」。結成は、1999年だという。北欧やイタリアなどに比べ、あまり馴染みのないドイツ出身のトリオ。バンドの名前を「トリオセンス」とした由縁は、 トリオとエッセンスとを併せた造語だそうだ。

私が最初の聞いた彼らの最初のアルバムは、トリオとしては3作目の「When You Come Home」(2008)。このトリオにヨーロッパ・ジャズに共通する美メロと哀愁、抒情性とともに、可能性も感じ、デビュー作、「First Enchantment」(2002)、アメリカの人気女性ジヤズ・シンガー、「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」とのジョイント作、「Where Time Stands Still」(2010)と聴いてきたが、その透明感に少しもやもやした切れの悪さや、その哀愁におずおずとした踏込の悪さを、かすかながら感じていたが、それが払拭されたのが、「ターニング・ポインツ/Turning Points」(2013)。澄み渡った透明感、臆することなく深みを加えた哀愁、明快でダイナミックなリズムの歯切れのよさと疾走感。美しさだけでなくダイナミズムも獲得し、まさしく「ターニング・ポイント」を超えた。(再録拙ブログ「初・山遊び」など)

Turning Points

Triosence / Imports



「triosence - no one's fault (official music video) 」

          

「Triosence - Your Nearness」

          

「Triosence - Winter Rain」

          
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by knakano0311 | 2015-06-23 09:38 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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