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大屋地爵士のJAZZYな生活

地元の紫陽花寺へ詣る

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私が住まう地域の「あじさい(紫陽花)寺」へ詣る。全国どこの地域にも、「あじさい寺」と呼ばれ、地元の人から親しまれている寺はあると思うが、わが街の「あじさい寺」は、「酒呑(酒天)童子」退治で知られる「源頼光」ゆかりの寺、「頼光寺」である。

「源頼光」は、源氏の祖、「源満仲」公の長子で、「渡辺綱」、「坂田公時」らの頼光四天王、丹波国大江山での「酒呑童子」討伐や土蜘蛛退治の説話でも知られる。「頼光寺」は、「満仲」公の夫人である「法如尼」の発願で、満仲公の四男、「源賢僧都(幼名美女丸)」を開基とし、頼光の子「永寿」によって建てられたという。梅雨時ともなれば、500株ものあじさいが、色鮮やかに咲きほこり、この時期地元の人が多く訪れる地域の名所。

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さて、今宵も引き続いて「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」のピアノ・ソロ・アルバムをご紹介しましょうか。前回に続いて、ピエラヌンツィのクラシカルな面にフォーカスしたアルバムを多くリリースしているEGEAレーベルからのソロ・アルバムの一枚、「Un' Alba Dipinta Sui Muri (壁に描かれた朝日)」(1998年)。EGEAレーベル、どれもが洒落た絵画風のジャケットで、叙情的な美しい演奏に溢れている。

クラシカルな面にフォーカスしたしたというのは、EGEAレーベルからリリースされているアルバムは、ソロ以外のアルバムにも、非クラシック的な楽器であるドラムが入っていないし、録音は由緒あるオペラ劇場のホールで、ピアノは「ファツィオリ/Fazioli」などを使うことが多く、深くまろやかな音に響くよう細かな配慮がなされている。「Un' Alba Dipinta Sui Muri(壁に描かれた朝日)」は、ペルージャにある、「パヴォーネ劇場/Teatro Pavone」でのコンサートのライブ録音。

Un'alba Dipinta Sui Muri [輸入盤]

Enrico Pieranunzi / EGEA



アルバムからは、一曲だけアップされていましたが、「リクエストによる埋め込み無効」になっているので、下記クリックしてください。

「Drimlavì - Enrico Pieranunzi piano solo Live at Umbria Jazz 1998」

最も美しく、儚いさを感じさせるタイトル曲がアップされていませんので、ベースの「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」に加え、クラリネットの「ガブリエル・ミラバッシ/Gabriele Mirabassi」とのトリオによる「Racconti Mediterranei/地中海物語」からの演奏をアップしておきます。この演奏も甲乙つけ難し。

Racconti Mediterranei

Enrico Pieranunzi / Egea



「Enrico Pieranunzi, Gabriele Mirabassi, Marc Johnson - Un'alba dipinta sui muri」

          
by knakano0311 | 2015-06-27 23:41 | 地域の中で・・・ | Comments(0)
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