大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(82) ~ 夏の花へと ・・・ ~

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どこもかしこも「アジサイ(紫陽花)」の一大ページェント。それが一段落したあとは、ウォーキングの道筋も多様な夏の花のギャラリーへと戻る。さて何という花でしょうか、名前は分からないが、その美しさに目を奪われる。

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「ムクゲ(木槿)」や「フヨウ(芙蓉)」とならぶ夏の花、「タチアオイ(立葵)」。誰かが植えたのか、どこからか種が運ばれてきたのか ・・・。

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空き地のフェンスに絡みつく「ヘクソカズラ(屁糞葛)」。匂いに由来する、その名前の凄まじさに驚くが、花はいたって可憐。しかしその繁殖力は旺盛。実家の草抜きでいつも悩ませられている。

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心を揺さぶられる女性シンガー・ソングライターがいる。「メロディ・ガルドー/Melody Gardot」。約3年ぶり通算4枚目のアルバム、「カレンシー・オブ・マン~出逢いの記憶~/Currency of Man」を聴いた。前作、「The Absence」の新しいメロディを模索する、すこしくだけた感じと違って、彼女本来の持ち味であるブルージーでダークなジャズ、ブルースとR&Bの世界への回帰、再び心を揺さぶられた。

「メロディ・ガルドー」。1985年生まれ、フィラデルフィア出身のシンガー・ソングライター。16歳の頃、ピアノ・バーでアルバイトとして歌い始めたという。しかし、19歳の時、自転車で帰宅途中、ジープに跳ねられ、背骨を含む数箇所の複雑骨折、神経、頭も怪我をするなどの瀕死の重傷を負い、一年間寝たきりの生活を余儀なくされ、しかも生涯後遺症として背負った視覚過敏より、サングラスを手放せなくなる。リハビリとして医者に音楽セラピーを勧められ、曲を書き始める。病室でみずから録音した6曲入りのEP、「SOME LESSONS:The Bedroom Sessions」を2006年に発表。

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その後、フィラデルフィアを中心にフェスやライヴにも出演し、静かな中に熱いハートの感じられる彼女の音楽はたちまち評判となり、2006年にインディーズからリリースしたアルバムも話題となり、やがて、ユニバーサルと契約し、「Worrisome Heart(意味;くよくよする心)/邦題;夜と朝の間で」が世界デビュー・アルバムとして2008年8月にリリースされた。

ビジネス・ウィーク誌は評していわく、「トム・ウェイツの詩に出会ったビリー・ホリディ・・・、或いはニーナ・シモン、初期のリッキー・リー・ジョーンズ、コール・ポーターの洗練さすら思い起こさせる・・・。」 (参照拙ブログ「奇跡のシンガー・ソングライター」より)

アルバムは、15曲+ボーナス・トラックのデラックス版と、10曲収録のスタンダード版との2バージョンがあるようだが、私が聴いたのは、デラックス版。冒頭、「Don't Misunderstand」から、もう彼女の世界に引き込まれ疾走、10曲目、ロックといってもいい「Preacherman」で最高潮に達する。12曲目、「If Ever I Recall Your Face」は一転、恋の傷みを歌ったバラード。そして、余韻が清々しいインストルメンタルの「After The Rain」、まさにブルース、ラストの「Burying My Troubles」へと ・・・。期待を裏切らない心揺さぶられるアルバムであった。感謝 ・・・。

Currency of Man

Melody Gardot / Verve



フル・アルバム(デラックス版)がアップされていました。

「Melody Gardot - Currency of Man The Artist's Cut Full Album 2015」

          
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by knakano0311 | 2015-07-04 18:06 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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