大屋地爵士のJAZZYな生活

鷺草、危機の夏

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「サギソウ(鷺草)」が咲き始めたと聞いたので、宝塚市にある「丸山湿原」へ行ってみた。私以外は、こんな暑い日に「サギソウ」を見ようという、そんなモノ好きはいないようだ。数はちらほら、かなりまばらな印象。双眼鏡で遠目に観察する。「サギソウ」であることには間違いないが、去年に比べ数が少なく、肉眼で間近に観察できる岸辺には全く咲いていない。まだ時期がちょっと早いのか、心無い一部のよからぬ輩たちによって盗掘されてしまったのか ・・・。単立して高く伸びる特徴ある茎も蕾も見当たらない。昨年、宝塚市が、この「知る人ぞ知る」であった「丸山湿原」一帯を天然記念物に指定したので、かえって盗掘の機会を増やしてしまったのではと危惧する。(参照拙ブログ 「丸山湿原を学び、そして遊ぶ」

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「サギソウ(鷺草)」、別名が「サギラン(鷺蘭)」。「ラン科サギソウ属」で、日本では本州から四国、九州まで広く分布している湿地性の多年草の1種で、生育環境は低地の湿地に限定されるという。アップ写真はいずれもNETより拝借したが、本当に美しい。「シラサギ(白鷺)」が翼を広げた様に似ていることが和名の由来である。

日当たりのよい湿地に生えるが、しばしば山野草として観賞用に栽培され人気があるので、保護されている自生地ですら盗掘が絶えないという。日本では環境省により、レッドリストの「準絶滅危惧(NT)」の指定を受けているほか、兵庫県は、「絶滅危惧II類(VU)Bランク 」に指定している。

見頃は盆あたりまでであろうが、できるだけ多くの人の眼を和ませてくれたらいいのになと思わざるを得ない。この夏が、「サギソウ」にとって、危機の夏でなければいいのだが ・・・。亡き母が好きだった花の一つ。

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暑さですこし火照った身体を冷やしてくれるのは、ひんやりとした上質の涼感を感じるピアニスト、「リッチー(リチャード)・バイラーク/Richard Beirach」などはいかがでしょうか。

1947年、米国ニューヨーク生まれのピアニスト、作曲家。もともとクラシックとジャズの両方のピアノを学んだという。「バークリー音楽院」に入学したが一年後には、「マンハッタン音楽学校」へ再入学し、音楽理論と作曲のマスター課程を卒業した。1970年代初頭から、「スタン・ゲッツ/Stan Getz」や「チェット・ベイカー/Chet Baker」、「デイヴ・リーブマン/David Liebman」など、いわゆるウェスト・コースト派と共演、独自のリリシズムを打ち出した。彼の作曲した「リーヴィング/Leaving」、 「エルム/Elm」、「サンディ・ソング/Sunday Song」などは、スタンダードになっているといっていい。

全曲、「リッチー・バイラーク」のオリジナル。リズムが、「ジョージ・ムラーツ/George Mraz(B)」と「ジャック・ディジョネット/Jack DeJohnette(Ds)」によるエッジが効いてはいるが、ホットにならない冷めた美しさで貫かれたアルバムは、「Elm」(ECM/1979)

エルム

リッチー・バイラーク / ユニバーサル ミュージック



アップは来日時制作のソロ・アルバム、「バラッド/Ballads」(1986) からでしょうか、「Elm」。

「Richie Beirach - Elm」

          
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by knakano0311 | 2015-08-01 09:48 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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