大屋地爵士のJAZZYな生活

鷺草、再び

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連日の猛暑が続く中、ちょっと時間があったので寄り道をして、ちょっと気になっていた「サギソウ(鷺草)」を観に再び「丸山湿原」を訪れてみた。駐車場に車を止め、この日の午後は天候不安定、遠くに雷鳴が轟く中を湿原へと向かう。林の中を10分程歩くと不意に視界が開け、湿原が現れる。数こそ増えている印象はなかったが、岸近く咲いている「サギソウ」もあり、観察もでき、写真も撮ることができた。しかし、個体数が昨年に比べ、かなり減っているので、「危機の夏」であることには変わりなさそうだ。「ミズギボウシ(水擬宝珠)」も咲きだしていた。やがてポツポツと大粒の雨。一目散に湿原を離れる。

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ボサノバはいつの季節にでも似合うのだが、特に似合うのが夏。しかし、今日は前回アップしたような、アメリカに渡ってから後、Jazzyでお洒落で、洗練されてしまったボサノバではなく、よりブラジルの風土を感じさせる、土臭いといってもいいかもしれないボサノバを取り上げました。1950年代後半に生まれたボサノバの創始者と言えば、ご存知「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」と「ヴィニシウス・ヂ・モライス/Vinicius de Moraes」の二人。「モライス」は、1913年生まれ、ブラジルの詩人、作家、作詞家、作曲家、翻訳家、外交官、歌手、ジャーナリスト。一方、「ジョビン」は、1927年生まれだから、14歳離れていることになる。このコンビ、「ジョビン」が作曲し、「モライス」が作詞した「イパネマの娘」(1962年)は、世界的なヒット曲となった。

そんなボサノバ誕生のいきさつについては、いろいろな解説や拙ブログ、「音楽の誕生 ~ボサノバのルーツを知って~」「ボサノバはお好き?(1) ~クラシック・ボッサはサウダージ(郷愁)~」 などを参照していただきたい。

その、「ヴィニシウス・ヂ・モライス」がなくなったのが、1980年7月9日。その後もこの詩人は多くの人に愛され、慕われた。ジョビンも彼に寄せるあふれる想いを一枚のアルバムに残している。「ジョビン、ヴィニシウスを歌う/Tom Canta Vinicius」(2000年)である。詩人であり、最高の作曲家、そして永遠の友人ヴィニシウスに捧げた一枚。「ヴィニシウス・ヂ・モラエス」の死後10年目(1990年)に、ジョビンの肝いりで行われたメモリアル・コンサート。そのPA確認のための音源がCD化されたものだという。「ヴィニシウス・ヂ・モライス・ソング・ブック」ともいえるこのCDが発表されたのは、なんとヴィニシウス死後20年目の命日(2000年7月9日)だったのだが、しかしこのときジョビンももうこの世の人ではなかった。その後、この一枚は廃盤になっていたが、2005年再リリースされた。

Tom Canta Vinicius

Antonio Carlos Jobim / Musicrama



「Tom Jobim - Soneto de Separação(別れのソネット)」

          

「A Felicidade(フェリイダージ) - Tom Jobim」

          

ブラジル人ボーカリストで、ジョビンのグループ、「バンダ・ノーヴァ/」で約10年間、ジョビンと共に歌った「パウラ・モレレンバウム/Paula Morelenbaum」とのデュエット。

「Tom Jobim - Eu não existo sem você(君がいなければ)」

          
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by knakano0311 | 2015-08-13 12:57 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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