大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(92) ~ 彼岸になれば ~

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秋を代表する花、「ハギ(萩)」が咲きだした。ご存知のように、「秋の七草」のひとつ。「ハギ」とは、マメ科ハギ属の総称で、園芸用としてよく知られ、宮城県に多く自生することからその名が付けられた、「ミヤギノハギ(宮城野萩)」が、ウォーキングの道筋でも多く見られる。

ところで、「春の七草」とは違い、眺めて楽しむ「秋の七草」は、「萩(はぎ)・尾花(おばな=すすき)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)」の七つで、私は「お好きな服は?」という語呂合わせで覚えている。そして、お彼岸に供える「おはぎ」は、この「萩」から由来しているという。

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お彼岸の頃に咲く花といえば、「ヒガンバナ(彼岸花)」。団地の中心部ではあまり見かけないが、外周道路や団地から一歩出た野辺の道などには、赤だけでなく白の「ヒガンバナ」も多く咲いている。繊細な飴細工を思わせるような花形だが、その赤は極めて妖艶。「マンジュシャゲ(曼珠沙華)は別名。

これらの花に主役の座を譲ってしまった炎天の花、「サルスベリ(百日紅)」。枝いっぱいの実と花が同居している。さてウォーキングの道筋、次の主役は、「シュウメイギク(秋明菊)」でしょうか。

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今宵は、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のピアノを加えた「チェット・ベイカー/Chet Baker」のトランペットで、「'Tis Autumn」なんぞを ・・・。白人モダン・ジャズを代表するプレイヤー、「チェット・ベイカー」と「ビル・エヴァンス」。50年代後半、彼らは共に「Riverside」レコードに所属し、2つのセッションで共演を果たした。その一枚が「チェット/Chet」。どちらかといえば不器用で、破天荒な人生を送った二人。「'Tis」は「It is」の省略語で、「秋ですね」というような意味でしょう。少し物悲しい演奏がふたりの人生にも、これから深まる秋にもふさわしいかも。

【 'Tis Autumn 】        作詞作曲:Henry Nemo

「♪ Old Father Time checked, so there'd be no doubt, 
                 時の老人は、疑いを挟む余地がないほど確かめてから
  Called on the north wind to come on out,
                 北風さんに、来てくれるよう呼ぶんだ              
  Then cupped his hands, so proudly to shout,
                 両手でメガホンを作り、誇らしげに叫ぶんだ
  "La-de-da, de-da-de-da, 'tis Autumn!".
                 "ラ・ディ・ダ、ディ・ダ・ディ・ダ、もう秋になったよお!」と

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

チェット+1

チェット・ベイカー / ユニバーサル ミュージック



「Chet Baker - 'Tis Autumn」

          

そして、前回も取り上げた我がミューズ、「ステイシー・ケント」。「チェット・ベイカー」とは雰囲気ががらりと変わり、寓話的なこの歌を、子供に語り聞かすような優しく愛らしい歌唱。サックスは、彼女のパートナーの「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」。

The Boy Next Door

Stacey Kent / Candid



「Tis Autumn - Stacey kent」

          




 
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by knakano0311 | 2015-09-24 13:22 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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