大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(94 ) ~ 炎天の夏を懐かしむように ~

b0102572_13471826.jpg
b0102572_13525011.jpg

私はずっと「炎天の花」と認識していたが、まるで季節の流れに抵抗するかのように「フヨウ(芙蓉)」の花が満開である。朝晩の涼しさからすると、その花の勢い、まるで「炎天の夏」を懐かしむようだ。中国、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生し、日本では関東地方以南で観賞用に栽培されるという。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花する。

しかしそれでも、秋は確実に色濃くなってきている。ウォーキングの帰り、家に入ろうと思ったら、まだ羽化して間もないと思われる、小型で色も初々しい「ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)」が壁に留まっていた。

b0102572_22351271.jpg

さて、今宵の秋の詩。情緒豊かな「ビロードの声」と呼ばれたバリトン・ヴォイスを持つ「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」が、歌心溢れる「ジョン・コルトレーン/John Coltrane」のテナー・サックスと共演した傑作アルバム、「John Coltrane & Johnny Hartman」から、「オータム・セレナーデ/Autumn Serenade」を聴いてみましょうか。

【 Autumn Serenade 】
               作詞: サミー・ギャロップ Sammy Gallop
               作曲:ピーター・デ・ロウズ Peter DeRose (1945)

「♪ Thru the trees comes autumn with her serenade.
              木々の間を通り抜け、秋が彼女のセレナーデに乗ってやってきた。
   Melodies the sweetest music ever played.
              そのメロディが甘さは初めて聴くほど
   Autumn kisses we knew are beautiful souvenirs.
              僕達が知っている秋のくちづけは、季節の美しい記念品。
    As I pause to recall the leaves seem to fall like tears.
              歩みを止めて思い出すのは、涙のようにとめどもなく散ってゆく枯葉

   Silver stars were clining to an autumn sky.  
                    秋の夜空には星々が銀色に輝いていた
   Love was ours until October wandered by.   
                    でも、二人の愛は十月がやってくるまでだった
   Let the years come and go,               
                     新しい年がやってきて、やがて去っても
   I'll still feel the glow that time can not fade   
                     時はいまでも僕からは消し去ることができないでいる
   When I hear that lovely autumn serenade   
               あの可愛らしい秋のセレナーデを初めて聴いた時の熱い想いを ♪」


John Coltrane & Johnny Hartman

John Coltrane / Impulse




「Coltrane & Hartman - Autumn Serenade」


          

フル・アルバムは、「John Coltrane and Johnny Hartman」 (ここをクリック)

Track Listings
1. They Say It's Wonderful 00:00
2. Dedicated to You 05:21
3. My One and Only Love 10:54
4. Lush Life 15:51
5. You Are Too Beautiful 21:21
6. Autumn Serenade 26:58

 
[PR]
by knakano0311 | 2015-09-27 17:09 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://oyajijazz.exblog.jp/tb/24935254
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by maya653 at 2015-09-28 11:26
ずっとショウジョウバッタだと思っていました。精霊蝗虫と書くのもなんかいいですね。私が触れる数少ない虫です。(笑)
Commented by knakano0311 at 2015-09-28 13:42
maya653さん  虫の季節になりました。田舎育ちだったので虫は苦にはなりません。なんかすごい名前がついていますが、俗説によると、8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、この名がついたと言われるようです。
<< 十六夜の月を観る 路傍の花、樹々の鳥(93) ~... >>