PSA再検査、MRI検査を受けたが、前立腺がんの疑いがまだ捨てきれないということで、直接前立腺から細胞を取って病理検査をする「針生検」をするために、2週間ほど前、1泊2日の検査入院をした。その結果が分かる日である。(参照拙ブログ
「検査入院を終えて」 )
診察室へ入る前は、ちょっとドキドキ。事前にいろんな情報を調べていたためか、意外と冷静に医者の前に座ることができた。12箇所細胞を採取したが、結果は、「いずれもシロ」。がん細胞は検出されなかった。しかし、PSA値は基準を超えているので少し様子を見るため、3ヶ月後のPSA検査を予約して帰路についた。
「ああ、よかった!」というのが、偽らざる実感。父親は大腸癌で手術をし、妹を昨年癌で亡くしているので、「前立腺がん」を告げられる覚悟はできていた。入院、手術のこと、家族のこと。そして多少の死生観や終活のことも考えた2週間であった。
そう決まったからにはと、昼飯は少し弾んで、ご贔屓の蕎麦屋、
「いっ時あん」 で十割蕎麦を食べる。本日は福井県丸岡産の蕎麦。最初は塩で蕎麦の甘味を味わい、そして濃すぎない程度なつゆで ・・・。実に美味い。心の持ち様が美味さを加速したようだ。
さて、こんな時に頭に浮かんだ曲は、不謹慎にも「グロリア・ゲイナー/Gloria Gaynor」、1979年のバブル時代を象徴したヒット曲、「I Will Survive/邦題;恋のサバイバル」。「生き抜いてやる」というような強い意志表示でしょうか。女性の力がアップし、男に三行半(古い!)を叩きつける内容で、かのアメリカでも大ヒットした。
「♪ ・・・ さあ出て行ってよ。いますぐそのドアから出て行ってよ!アンタなんかに頼らないで生き抜いていって見せるわ ・・・ ♪」
恋のサバイバル
/グロリア・ゲイナー / / キングレコード
「Gloria Gaynor ‐ I Will Survive」
VIDEO
この記事を書いていて寒気を感じたので体温を測ったら、37.5度。がんにはならなかったが、風邪をひいてしまったというお粗末 ・・・。