大屋地爵士のJAZZYな生活

ご近所のチャンピオン

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家の前の道路でシャドー・ボクシングをしている青年がいる。現役高校生プロボクサーの「丸田陽七太(まるたひなた)」選手である。たしか、小学校入学のころにはもうグローヴを手にしていたと思う。近くにあるボクシング・ジムに通い、小・中学時代に全国制覇を果たした。現在は通っている高校のボクシング部の主将を務めている。175センチの長身の右ボクサーで、アマ通算は27戦21勝(13KO)6敗。インターハイ2年連続準優勝のほか、13年アジアジュニア選手権ではL・バンタム級(52キロ)銅メダルを獲得しているという。その間ずっと彼を応援する家族のご苦労も目にしてきた。

小中学校時代、登下校時に顔を合わせると、いつもきちんと挨拶をする礼儀正しい少年。そんな彼がたくましい好青年に成長し、昨年プロテスト(スーパーバンタム級)合格、かなり有望視され、「福士蒼汰」似のイケメンということもあり、前からマスコミにもよく取り上げられていた。この11月にはプロデビュー戦が組まれている。対戦相手もWBC世界バンタム級13位の世界ランカーという。近い将来、ご近所から世界チャンピオンが誕生するかもしれない。頑張れ!陽七太君!

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さて、ボクサーをテーマにした曲と言えば、シニアには、「サイモンとガーファンクル/Simon & Garfunkel」の「ボクサー」か「アリス」の「チャンピオン」(1978)、そう映画「ロッキー/Rocky」(1976)のテーマあたりが定番でしょうか。今宵は「サイモンとガーファンクル」の「ボクサー/The Boxer」(1969年)。

「サイモンとガーファンクル」は、1960年代に活躍したアメリカ人の「ポール・サイモン/Paul Simon」と「アート・ガーファンクル/Art Garfunkel」によるポピュラー音楽デュオ。

ニューヨークの小学校時代からの親友だった、ポールとアートは、1957年に「トム&ジェリー」を結成。その後、2人は大学での学業に専念するが、1963年に再びコンビを組み、1964年にグループ名を「サイモン&ガーファンクル」と改めて、アルバム、「水曜の朝、午前3時/Wednesday Morning,3A.M.」でデビューした。しかし、発売初年度の売上が惨憺たるものであったので、ポールはヨーロッパ放浪の旅へ出てしまい、アートもデビュー前に通っていた大学院へと戻ってしまったが、プロデューサーの「トム・ウィルソン」が、アルバム収録曲「サウンド・オブ・サイレンス/The Sound of Silence」にエレキギターやドラムなどを別テイクで加えてシングル発売したところ、これが大ヒット。「サイモン&ガーファンクル」は、一躍人気フォークロック・デュオとなる。そして、その中のいくつかが、映画「卒業」に使われ、そのサウンドトラックLPは、グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル作曲賞(映画・テレビ音楽)部門を受賞するとともに、世界で大ヒットを記録した。

映画「卒業(原題:The Graduate)」が日本で公開されたのは1968年。私は、大学卒業を翌年に控えた3年生の時であった。映画館で観たが、全編に流れる「サイモン&ガーファンクル」の音楽にそれまでのフォークやロックとは全く違う新鮮さを覚えたことを記憶している。

卒業-オリジナル・サウンドトラック

サイモン&ガーファンクル / Sony Music Direct



しかし、1970年発表のアルバム「明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water」の制作中に、ポールとアートの音楽に対する意見の違いが表面化し、「明日に架ける橋」は、全世界で売上が1,000万枚を超える大ヒットとなり、グラミー賞の最優秀レコード賞・最優秀アルバム賞を受賞したにも関わらず、このアルバムを最後に1970年に活動停止、2人はそれぞれのソロ活動に入った。しかし、それ以後も折に触れて2人で活動している。1990年にロックの殿堂入りを果たした。(Wikipedia参照)

「ボクサー/The Boxer」は、そのアルバム「明日に架ける橋」に収録されている曲である。

明日に架ける橋

サイモン&ガーファンクル / SMJ



「♪  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   I am older than I once was    僕は前より年をとったけど
   But younger than I'll be       きっと若造のまんまだよ 
   That's not unusual           それって普通じゃないけど    
   No, it isn't strange           ちっとも変なんかじゃないよね  
   After changes upon changes    世の中が変化を重ねていっても
   We are more or less the same   僕らは少しも変わらない
   After changes                世の中が変わっても
   we are more or less the same    僕らは少しも変わらない

   Lie la lie ...                    ラララ…

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   In the clearing stands a boxer    空き地に立つ一人のボクサー
   And a fighter by his trade       彼の仕事は闘うこと
   And he carries the reminders of ev'ry glove  彼を倒し切り刻んだグローブの
   That layed him down or cut him   一つ一つを心に刻んで生きている 

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                 ♪」

「Simon & Garfunkel - The Boxer」

          
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by knakano0311 | 2015-10-22 13:25 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(2)
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Commented by maya653 at 2015-10-24 09:06
このアルバム毎日擦りきれるほど聴きました。「卒業」も10回は見てると思います。久しぶりにまた映画観ようかな^^
Commented by knakano0311 at 2015-10-24 09:54
maya さん 映画も心に残る名作だったけど、このアルバムもサントラを超える名盤ですね。シニアになって省みると、あの映画の内容も、ボクサーの歌詞も心に染みます。
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