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大屋地爵士のJAZZYな生活

色づき始めた紅葉、そしてちょっと気になる哀愁

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遊びの山の公園。一部の「イロハモミジ(いろは紅葉)」が色づき始めた。今日も紅葉の谷の手入れを急ぐ。

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YOUTUBEで曲を探していると、ちょっと気になる哀愁に出会うことがままある。今回出会ったのは、「シルヴァーナ・デルイージ/Silvana Deluigi」。初めて名前を聞く歌手である。

その眼力がただものではない女性の動画に惹かれて聞いてみたら、そこから流れてきたのは、私がご贔屓とするアルゼンチンのフォルクローレの吟遊詩人、「アタウアルパ・ユパンキ/Atahualpa Yupanqui」の「ラ・ギタラ/La Guitarra」であった。「(参照拙ブログ「男唄に男が惚れて(2) ~アタウアルパ・ユパンキ インディオの魂を聴く ~」

「シルヴァーナ・デルイージ」。1960年、ブエノスアイレス生まれというからもう相当なベテラン。国立音楽院で声楽を学んだ後、1979年、19歳でミュージカル「ウェストサイド物語」のマリア役で、「プレジデンテ・アルヘアル劇場」の舞台に立つ。その後、1985年パリの国立演劇音楽院に学ぶため、フランスに移住。バンドネオン奏者の「フアン・ホセ・モサリーニ/Juan José Mosalini」に見出され、彼のトリオでタンゴを歌うようになり、以来ヨーロッパを中心に活躍しているという。1988年にパリで最初のソロ・ライブを行い、1989年にはドイツで彼女を主役にした短編映画、「タンゲーラ」が撮影され、その映画のサウンド・トラック・アルバム「Tanguera Woman in Tango」(1992)がデビュー・アルバムとなったという。

ややハスキーな声質、秘められた野太さや力強さがその奥に見てとれる。まさにタンゴ唄いとしての必要な資質。そしてなによりもあの眼ぢからに圧倒される。

Yo!

シルヴァーナ・デルィージ / イーストワークスエンタテインメント



「シルヴァーナ・デルイージ」が歌うユパンキの「ラ・ギタラ/La Guitarra」。

「Silvana Deluigi - La Guitarra」

          

「シルヴァーナ・デルイージ」が歌うタンゴ、「ラ・クンパルシータ/La Cumparsita」。そこに、「ピアソラ/Astor Piazzolla」を感じる。

「Silvana Deluigi - La Cumparsita」

          



 
by knakano0311 | 2015-10-29 17:16 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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