大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(101) ~ 冬薔薇一輪 ~

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ウォーキングの途中で見かけた一輪だけ咲いている薔薇 ・・・。

       「 一輪に想いのこして冬薔薇 」  (爵士)

「♪ せめて海に咲け 心の冬薔薇 ♪」 (谷村新司;群青) なんて歌もありましたが ・・・。

冬薔薇(ふゆそうび);冬に咲くバラ。ふゆばら。(大辞林)

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さて今宵のピアノ・ソロはお久しぶり、「ダニーロ・レア/Danilo Rea」。イタリアで最高のジャズ・ピアニストの一人に数えられ、優しく優雅なタッチで聴く者を静謐な空間へと誘う。

「ダニーロ・レア」。1957年生まれ、イタリア・ヴィチェンツァ生まれ。1975年にローマの「サンタ・セシリア音楽院/the Santa Cecilia music conservatory 」を卒業、すぐに「トリオ・ディ・ローマ/Rome Trio」を結成して注目された。その後、イタリアにやってきた多くのジャズ・ミュージシャンたちと共演しながら、キャリアを重ねる。イタリアの国民的トランペッター、故「ニニ・ロッソ/'Nini' Rosso」が、息子のように可愛がったといわれ、彼のツアーで来日したこともある。1997年に結成したのが、「ドクター3/Doctor 3」。最初のCD「ザ・テイルス・ドクター3」は、1999年に最優秀イタリアンCD賞を受賞、その後、20年近く、イタリアン・ジャズの最も重要な活躍をしたトリオである。日本の「ヴィーナス・レコード」の「ダニーロ・レア・トリオ/Danilo Rea Trio」名義のアルバムもありますが、どうもレコード会社の要請に応えたテンポラリーなトリオのようで、 「ドクター3」というトリオのほうが本命のようだ。

その「ダニーロ・レア」による珠玉のピアノ・ソロ・アルバムが、「Lirico」。 「プッチーニ」、「サン・サーンス」、「ヴェルディ」、「ビゼー」、「バーンスタイン」などクラシックの巨匠達の歌曲を中心に、自身でアレンジを加え、演奏している。あまり強くジャズ色は前に出ていないのだが、とはいえ、クラシックのピアノ曲の感じとも全然違って、メロディ・ラインのアレンジやシンコペーション、インプロヴィゼーションに確かなジャズのフィーリングを感じる。そんなカテゴリー論は全く不要、静謐の中に美しく流れるピアノの演奏、そこにただ身を任せることが出来るアルバム。今宵は、この季節の夜更け、寝る前のひと時を聴いて過ごすことにしよう。

Lirico

Danilo Rea / Egea



「ピエトロ・マスカーニ/Pietro Mascagni)」の「カヴァレリア・ルスティカーナ/Cavalleria Rusticana」から、間奏曲。

「Danilo Rea - Intermezzo da Cavalleria Rusticana di Pietro Mascagni」

          

「ジャコモ・プッチーニ/Giacomo Puccini」の歌劇「トスカ/Tosca」から「星は光りぬ/Lucevan le stelle」。

「Lucevan le stelle - Danilo Rea」

          
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by knakano0311 | 2015-12-03 13:24 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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