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大屋地爵士のJAZZYな生活

初春に ・・・

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穏やかな正月。喪中ではあるが、例年のごとく地元の神社に初詣に。清和源氏発祥の地として、「源満仲」らを祀られている「多田神社」である。天禄元年(970年)、「源満仲」は「多田神社」の前身である「多田院」を建立。現在の建物は、徳川4代将軍「家綱」によって再建されたもの。そんなことから、この地域では最も有名な神社で、正月は多くの人が初詣に訪れる。いつものように、お賽銭を入れ、「家内安全」を願う。

家へ帰る途中の道筋には、もう「スイセン(水仙)」の花が開いていた。暖冬の影響でしょう。

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ことしのピアノ初めは、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」。というのも元日に観たTV番組、海外で絶賛されている日本の職人が作った様々なものを紹介する「和風総本家」というTV番組で、あるピアノ調律器(チューニング・ハンマー)をノルウェイの調律師が愛用しているという話の中で、私の御贔屓の欧州ジャズ・ピアニストの一人、「トルド・グスタフセン」がその調律師とともに出演していたからである。

「トルド・グスタフセン」。1970年、オスロ生まれ。4歳よりピアノを弾き始める。19歳でオスロ大学に入学し、心理学や社会学、宗教史を学ぶ。その後ジャズにも興味を持っていた彼は、「トロンハイム音楽院/the Conservatory of Music Trondheim」のジャズ科に入学。学生時代より音楽活動を始め、学生仲間と国内のクラブやフィスティバルで演奏したり、周辺国をライブツアーをしていたりしたという。卒業後はオスロに戻り、音楽理論をオスロ大学で学んだ。1999年にノルウェーの歌手の「シリ・グジャレ/Siri Gjære」とアルバムを発表。2000年には「セリア(セリア・ネルゴール)/Silje Nergaard」のバック・ミュージシャンをしていた。2003年、その時の仲間のベーシストの「ハラルド・ヨンセン/」と、ドラマーの「ジャール・ヴェスペスタッド/」のトリオでデビュー・アルバム、「Changing Places」をECMレコードより発表し、トリオでの活動も開始する。

ECMトリオ3部作の最後を飾る「Being There」からの、美メロ、泣けるピアノを。このあと「トルド・グスタフセン」は、カルテット、アンサンブルへと活動を移し、トリオでのアルバムは制作されていない。

Being There

Tord Gustavsen Trio / ECM



「At Home - Tord Gustavsen Trio」

          
by knakano0311 | 2016-01-03 23:18 | 我が家の歳時記 | Comments(0)
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