大屋地爵士のJAZZYな生活

もうひとつのお花見

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コンデジのためか、霞がかかっているためか、あまり写りが良くないが、全山を覆う「タムシバ(田虫葉、噛柴)」である。今日は妻は友達と京都へ花見に出かけたので、私は前回は、まだまだ咲き始めだったので、どうかなと思って、谷まで車を走らせてみた。満開とまではいかなかったが、かなりの絶景を見ることができた。

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「タムシバ」は、モクレン科モクレン属の落葉小高木で「コブシ(辛夷)」の仲間。花は「コブシ」によく似ているが、花びらがやや細くて小さいようだ。花の香りが群を抜いて良いところから、別名を「ニオイコブシ(匂辛夷)」といい、早春に白い六弁花を葉に先立って咲かせる。「コブシ」が花の下に葉が一枚ついているのに対し、「タムシバ」は花の下に葉がないので、見分けは容易である。この近辺の山には、「タムシバ」のほうが多く自生しているようだ。(参照拙ブログ「山一面を彩るモザイク。いったい何の花 ・・・ 」

写真のような光景が山並みに沿って何kmも続いている。この時期、桜と並んで、私のもうひとつの「お花見」である。

「菜の花や月は東に日は西に」。こんな句が浮かんでくる。江戸時代の画家でもあり、俳人でもある、「与謝蕪村」が詠んだ句。蕪村が、現在の六甲山系の摩耶山(まやさん)を訪れたときの句だという。たしか句碑をどこかで見たような覚えがある。春の空気感が見事に詠まれている。春うらら。空は茜色、山を覆うから一面の白い「田虫葉」の花、同時に見える月と太陽 ・・・。そんな光景がダブって見えてくる。

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さて今宵の歌。太陽と月が入れ替わっていますが、「East Of The Sun (And West Of The Moon)」。陽は東に、月は西 ・・・。歌うディーヴァは「ダイアナ・クラール/Diana Krall」。アルバムは、デビュー5作目、「When I Look In Your Eyes」(1999)。今のダイアナには首を傾げたくなる思いもあるが、この頃のダイアナには、ぞっこんでしたね。

大変な金髪美人で、ピアノも上品で上手く、歌も上手い。そして、顔に似合わないその低いオヤジ声。そんなアンバランスな魅力もあって、そのデビューは衝撃的だった。「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」と結婚したときは、世の多くのファン同様がっかりしたものである。しかし、最近のアルバムを聴いていると、あのダイアナにあった「華」がない。そしてあの魅力的な「艶」も ・・・。「デビッド・フォスター/David Foster」プロデュースのストリングス・アレンジを取り込んだ最新アルバム、「ウォールフラワー/Wallflower」(2015)も、私にとっては消化不良であった。復活を是非とも期待したところ。

When I Look In Your Ey

Diana Krall / Unive



「Diana Krall - East Of The Sun (And West Of The Moon) 」

          

 


 
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by knakano0311 | 2016-03-30 10:04 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(2)
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Commented by reikogogogo at 2016-03-30 10:07
ワ~~~いいですね。
Commented by knakano0311 at 2016-03-30 10:13
reikogogogo さん 満開の時は息を呑むような光景。毎年楽しみにしている私のもうひとつのお花見。
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