大屋地爵士のJAZZYな生活

思えば遠くへ来たもんだ

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我が家の玄関先に咲くのは、「タンナゲンカイツツジ(耽羅玄海躑躅)」。だいぶ前に「六甲高山植物園」で求めたもの。毎年、葉の展開に先立って紅紫色の花を咲かせ、楽しませてくれる。原産地は韓国の「済州島」。「耽羅(たんな)」というのは「済州島」の古名であるという。いつごろか、遠く「玄界灘」を渡って日本に運ばれてきたにであろう。

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こちらは、「キョウチクトウ(夾竹桃)」科の「ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)」。こちらは青紫色の花が可憐。ヨーロッパ原産だそうですが、いつのまにか我が家に根付いている。

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それから、こちらは最近若葉を摘んでは、ハーブ・ティーとして楽しんでいる「クロモジ(黒文字)」。クスノキ科の落葉低木。もういっぱいの小さな蕾をつけている。日本原産、遊びの山から小さな苗をいただいて育てたもの。楊枝(ようじ)なども作ったりしています。

今宵の一曲、はるばる「玄界灘」を越えてやってきた「タンナゲンカイツツジ」に思いを馳せて、「How Deep Is The Ocean (How High Is The Sky)」。この曲、多くのアーティストにカバーされ、ラブ・バラードとしてジャズのスタンダード曲として有名になっていますが、1932年に映画の主題曲として、「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」によって作られたという。愛を高らかに歌ったものでなく、別れた相手を未練たっぷりにくどくどと自分の愛の大きさを愚痴る、そんな内容の歌。

【 How Deep Is The Ocean 】   written by Irving Berlin

「♪ How much do I love you?   どれくらいあなたを愛しているかわかる?
   I'll tell you no lie          嘘なんか言わないわ
   How deep is the ocean?     どれくらい海が深いかわかる?
   How high is the sky?        どれくらい空が高いかわかる?

   How many times a day     一日に何回あなたのことを
   do I think of you?          考えていると思う?
   How many roses           いったいどれだけのバラが
   are sprinkled with dew?      露に濡れていると思う?

   How far would I travel       どんなに遠く旅してきたかわかる?
   To be where you are?         あなたに会いたくて
   How far is the journey       いったいどれくらい遠いかわかる?
   From here to a star?         星まで行くのに

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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まずは、「イーデン・アトウッド/Eden Atwood」。アメリカはテネシー州メンフィスのジャズ・シンガー。 1969年生まれ。3歳のときにはもうジャズを歌ったという。その後、5歳のときに両親が離婚し母親とともにモンタナ州に移りそこで育った。15歳のときにバンドを結成、19歳のときにシカゴの音楽学校、「American Conservatory of Music(アメリカ音楽学校)」に入学、シカゴのジャズ・クラブのオーナーとして知られた「ビル・アレン/」に自分を売り込んだ。やがて、21歳のときに女優やモデルとしてニューヨーク、ロサンゼルス、パリなどで活動するようになり、1993年に「コンコード・レコード」に認められ、立て続けに3枚のアルバムを出した。1990年代から2000年前半に活躍し、私のご贔屓のひとりだったが、2009年を最後にアルバムも出ていないようだ。

Smooth Jazzなどのボサノバ・アルバムとは、ちょっと一味も二味も違う、ジャズ・テイストにあふれたジョビンの作品を中心としたボサノバのスタンダード集、「Waves, the Bossa Nova Session」(2002年)から。

Waves: Bossa Nova Session

Eden AtwoodGroove Note Records



「Eden Atwood - How Deep Is Ocean」

          

さて二人目。ちょっと前にも登場してもらった、北欧デンマークの女性ボーカル、「シーネ・エイ/Sinne Eeg」。すでに7枚ほどアルバムを出している実力派。初めて聴いたときには、その声に漲る張りと力強さ、しかもうまさに驚きました。そしてスムース・ジャズに流れない本格派のジャズ・ボーカルで、しかも美人。2003年、自身の名を冠したアルバムでデビュー・アルバム、「Sinne Eeg」から。

Sinne Eeg

Sinne Eeg / Sinne Music




「Sinne Eeg - How deep is the ocean」


          

最後は、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」。今年来日公演で話題となりましたが、4作目のアルバム、「ラヴ・シーンズ/Love Scenes」(1997)から。

Love Scenes

Diana Krall / Grp Records



YOUTUBEには、「Newport Jazz Festival 1998」におけるライブとアルバムからの2バージョンがアップされていますが、私は低いオヤジ声でささやくように歌うアルバム・バージョンが好きですが、動画が頂けません。動画を見ずに聴いていただくことをおすすめします。


「How Deep Is the Ocean - Diana Krall」


          

ちなみに、ニューポート・ジャズ・フェスのライブ・バージョンはコチラ









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by knakano0311 | 2016-04-13 15:16 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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