大屋地爵士のJAZZYな生活

風の歌が聴こえる  ~風のミュージアム再訪~

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久しぶりに訪れた兵庫県三田市にある「有馬富士公園」。我が家から来る前45分程度のところにある。今日訪れたのは、178.2ha (全体計画面積416.3ha)もある広大な公園の北のエリア、休養ゾーンにある「風のミュージアム」。ここは、同市在住の彫刻家の「新宮 晋(すすむ)」氏によって寄贈された、風で動く彫刻たちが置かれた彫刻公園である。何回か来たことはあるが、前回、公園に来た時は、この公園で開催されたシンポジウムの時。見たいと思ったが、ほとんど時間もなく、また12月ということもあって、立ち寄ることができなかった。(参照拙ブログ「風に舞う彫刻たち」

天気も上々、快適な日差し。風もそよ風。休日なのに、メインのエリアからは相当離れた所にあるためか、ほとんど人がいない。ちょっと坂を登って、開けた芝生の広場に出ると、「風のロンド」(下の写真)、「風の結晶」などと名付けられた、風や水の自然エネルギーで動く作品12点が動いている。風に踊っている。静かな自然の中で、音も出さずに、舞っているちょっと不思議な空間。ゆっくりと散策し、彫刻を見ながら時を過ごす。次回はこの地域のシンボルでもある「有馬富士」に登ってみよう思う。

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そういえば、「村上春樹」のデビュー作は、「風の歌を聴け」だったなあ ・・・。そんなことを思い出しながら帰路に着く。

はやり、この曲でしょうか。日本では「風のささやき/The Windmills Of Your Mind」というタイトルで知られる映画、「華麗なる賭け/The Thomas Crown Affair」(1968 )の主題歌。監督「ノーマン・ジュイソン/Norman Jewison」、主演「スティーブ・マックイーン/Steve McQueen」、「フェイ・ダナウェイ/Faye Dunaway」。犯罪映画ですが、映画館で見たその当時、フレッシュでオシャレな映像に痺れたものです。日本での公開は1968年。主題曲、「風のささやき」は、その年、アカデミー主題歌賞を受賞した。

作曲は、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」、英語詩の作詞は、「アラン・&マリリン・バーグマン/Alan Bergman and Marilyn Bergman」夫妻。歌い手は、イギリス出身の名優、「レックス・ハリソン/Rex Harrison」の息子の「ノエル・ハリソン/Noel Harrison」。 1999年には、「ピアース・ブロスナン/Pierce Brosnan」主演でリメイクされているが、その時の歌い手は、「スティング/Sting」だった。

【 The Windmills Of Your Mind 】

「♪ Round, like a circle in a spiral    回る、まるで渦巻きの渦のように
   Like a wheel within a wheel     まるで車輪の輪のように 
   Never ending or beginning       始まりも終わりもなく
   On an ever spinning wheel       回り続ける糸車のように
   Like a snowball down a mountain  山を転がって下る雪玉のように
   Or a carnival balloon            あるいはカーニバルの風船のように
   Like a carousel that's turning     くるくる回る回転木馬のように
   Running rings around the moon    月の周りにあらわれる暈(かさ)のように
   Like a clock whose hands are sweeping  針がくるくる回る時計のように
   Past the minutes on its face        時は文字盤の上で進み
   And the world is like an apple       世界は宇宙の中で静かに回っている
   Whirling silently in space           一個のリンゴのようなもの
   Like the circles that you find         君が心に描いている
   In the windmills of your mind         風車の輪のように

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Like a circle in a spiral          まるで渦巻きの渦のように
   Like a wheel within a wheel      まるで車輪の輪のように 
   Never ending or beginning       始まりも終わりもなく
   On an ever spinning wheel       回り続ける糸車のように
   As the images unwind          まるでイメージが解きほぐされるように
   Like the circle that you find      君が心に描いている
   In the windmills of your mind     風車の輪のように      ♪」

多くの歌手がカバーしているし、それぞれ微妙に歌詞が異なるらしいが、今宵はふたりのディーヴァの歌唱を ・・・。
まずは、生まれ故郷、ミネソタ州ミネアポリスを本拠とし、世界中で活躍を続ける女性ヴォーカルで、どんな曲でも自分の世界に作りかえてしまう、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」。ここではこの歌を、ジプシー・スウィングの世界に染め上げている。一緒にスウィングするのは、「ホット・クラブ・オブ・スウェーデン/The Hot Club of Sweden」。
 

Stockholm Sweetnin'

Connie Evingson / CD Baby



「Connie Evingson & The Hot Club of Sweden - Windmills Of Your Mind」

          

そしてオランダは、アムステルダム出身の大姉御、「ローラ・フィジィ/Laura Fygi」。旧知の仲の「ミシェル・ルグラン」とのコラボアルバム、「Watch What Happens - When Laula Fygi Meets Michel Legrand」(1997)から。「Et Si Demain」ではふたりのデュエットを披露している。

Watch What Happens

Laura Fygi / Verve Forecast



「Laura Fygi - The Windmills Of Your Mind」

          

 



 
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by knakano0311 | 2016-04-29 09:37 | おやじの遠足・街歩き | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from dezire_photo.. at 2016-07-27 07:38
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ザーンセ・スカンスZaanse-Schans ザーンセスカンスの村の家や建物は17世紀から18世紀のもので1950年以降ザーンダム地域各地から移されたもので、テーマパークのようなところです。風車は現役で使用されていて、動いている風車はかなりの速さで廻っています。風の強い地域である北ホランド州にある風車村です。 ... more
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