大屋地爵士のJAZZYな生活

母の日の花はなぜかカーネーション

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「母の日」。ことしも次男のお嫁さんから妻へのプレゼントが届きました。

「母の日」の花はなぜカーネーションである。私の知っている限り、薔薇の花を贈る国が圧倒的に多い。どうもアメリカから輸入された習慣らしい。

アメリカに住むアンナの母親が亡くなったのは、1905年5月9日のこと。その3年後の1908年5月10日、アンナはフィラデルフィアの教会で、亡き母を追悼するために、彼女の母が好きな花だった白いカーネーションを祭壇に飾り、出席者にも配りました。この出来事をきっかけに1914年、5月の第2日曜日が「母の日」に制定され、母親本人にカーネーションを贈る習慣へと変化していったという。

いい話。とはいえ、バレンタインやハロウィンのように、「業界の仕掛け」の匂いがプンプンしますが ・・・。

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さて今宵の曲、「Sometimes I Feel Like a Motherless Child」。「時には母のない子のように」という日本語のタイトルが付いていますが、19世紀アメリカで生まれた伝統的な黒人霊歌・スピリチュアル。

親元から引き離されて、アフリカからアメリカへ奴隷として連れて来られ、二度と母親には会えないという過酷な運命を思い、時々「母のない子のように」感じられると嘆き悲しむ歌う黒人労働者たち。

「♪ Sometimes I feel like a motherless child  時々、私は自分が母のない子のように感じる
   A long ways from home    故郷から遠くひき離されたから

   Sometimes I feel like I'm almos' gone   時々、私はもうすぐ死ぬのではと感じる
   Way up in de heab'nly land     天へと昇っていく道なのではと
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          ・・・・・・・・・・       ♪」

「チャーリー・ヘイデン&ハンク・ジョーンズ/Charlie Haden & Hank Jones」のデュオ・アルバム、「Steal Away(邦題;スピリチュアル)」から。このアルバムは、1996年の「グラミー賞最優秀ジャズ・インスツルメンタル・パフォーマンス/Grammy Award for Best Jazz Instrumental Performance」にノミネートされた。

スピリチュアル

チャーリー・へイデン&ハンク・ジョーンズ / ユニバーサル ミュージック クラシック



「Sometimes i Feel Like a Motherless Child - Charlie Haden and Hank Jones」

          

「マヘリア・ジャクソン/Mahalia Jackson」の歌唱にも心打たれるものがある。「Summertime」の歌唱の中に「Summertime and I Feel Like a Motherless Child」のフレーズが繰り返し出てきます。

Best of Mahalia Jackson

Mahalia Jackson / Sbme Special Mkts.



「Mahalia Jackson - Medley Summertime Sometimes/I Feel Like a Motherless Child」

          

  
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by knakano0311 | 2016-05-09 00:07 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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