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大屋地爵士のJAZZYな生活

「海の日」に思い出すのはあの頃

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7月18日は「海の日」。そんなことに気がついて、ヨットに明け暮れていた社会人なりたての頃、1970年代を思い出していた。ヨットを始めたのは会社に入ってから、最初の職場、研究所の同僚に誘われたからである。当時の会社は、時代に先駆けて週休2日制。関西は全く初めての地で、知り合いもなく、特にすることもなかったから、なんとなくはまっていった。当時、会社のヨット部は、全国大会にも何回も出場を果たした実業団の中では強豪チームであった。ちなみに艇庫に隣接する西宮ヨットハーバーは、「太平洋ひとりぼっち」の「堀江謙一」さんがアメリカ・サンフランシスコに向けて、「マーメイド号」で密かに出航したハーバーでもあった。

5月から10月は、仕事を終えた金曜日の夜に、西宮の浜の艇庫に集合。土、日と朝から練習をくり返した日々であった。朝から海に出ては練習、昼まで帰ってこない。その当時は、熱中症なんてこれっぽっちも考えたことがなかった。無謀といえば無謀な毎日ではあった。夜になると、練習で火照った体に、いわゆる浜風が心地よく、その感覚を今でも覚えている。もう、船に乗らなくなってから40年くらいか ・・・。ときどき、波しぶきをスプレーのようにたて、波に乗って滑るように走る爽快感を再び味わってみたいと思う事がある。

ヨットは、風を味方につけてのスポーツ競技である。今宵は「ジョージ・ベンソン/George Benson」によって、一世を風靡したフュージョンの名曲、「ブリージン/Breezin' 」(1976)を 。

ブリージン

ジョージ・ベンソン / Warner Music Japan =music=



「George Benson - Breezin'」

          

   
by knakano0311 | 2016-07-21 15:24 | 我が青春のジャズ・グラフィティ | Comments(2)
Commented by reikogogogo at 2016-07-22 06:50
ヨットマンだったのですね。
好まれる音楽を聴きながら、新たに素敵な雰囲気の輪のひろがりを、
感じます、海に親しみ、山に親しみ豊かな人生ですね。
Commented by knakano0311 at 2016-07-22 09:49
reikogogogo さん ありがとうございます。海を知らない山国信州で育ったせいか、海に対する憧れをずっと持っていましたので、夢中になったと思います。ヨットというと優雅なスポーツのように思われるかもしれませんが、強風になれば、足の甲にシート(ロープ)を引っ掛けて、ほとんど体を艇外に出して、腹筋が悲鳴を上げるほど船のバランスをとり、微風では船をできるだけ揺らさないように息を凝らしてじっとしているという、結構ハードな競技でした。
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