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大屋地爵士のJAZZYな生活

剣豪チョッキリ虫の試し斬り

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お盆休み明けの猛暑の中、頂上付近の眺望を妨げているため、写真奥の先々週伐採したが、懸りになっていた「アラカシ(粗樫)」の大木をチルホールで倒す。枝を伐って処理をして今日の作業を終わる。長袖、長ズボン。汗ビッショリであるが、日差しはすこし柔らかく、ふもとのダム湖から上がってくる風がここちよい。お互いにニュースでも話題になっている「マダニ(真蜱)」の点検をして下山。

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途中、「アラカシ」や「コナラ(小楢)」の枝が切り落とされいるのに気がついた。周りを見ても、他には切り落とされた枝も見当たらないし、卵を産み付けるどんぐりもまだまだ小さい。さすれば、「ハイイロチョッキリ」、剣豪チョッキリ虫の試し斬りというところか ・・・。(参照拙ブログ「剣豪 チョッキリ虫」「技の冴え ~続・剣豪チョッキリ虫~ 」 などなど)

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剣豪チョッキリ虫に傚って、キレがよく抒情性にも満ち溢れているピアノ・トリオといえば、「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」率いるトリオ。

1966年、イタリア・フィレンツェ生まれのジャズピアニスト。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」を敬愛し、独特の詩情と哀愁を持つ抒情派ピアニストである。6歳でクラシック・ピアノを始め、後にジャズに強い興味を持ち、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」や「キース・ジャレット/Keith Jarrett」などに強く影響を受け、内省的で微妙な感情に溢れ、抒情性と哀愁が見事に溶け合つた美しいインプロビゼーションを聴かせる。

2015年1月リリースの最新作は、「On a Sunny Day」は、前作「Seals」(2014年)と同じリズム・セクションを従えてのトリオ・アルバム。11曲中10曲がガラティのオリジナルで、しかもどれもが美しい。パーソネルは、「Alessandro Galati (p)」、「Gabriele Evangelista (b)」、「Stefano Tamborrino (ds)」。

On A Sunny Day

Alessan Galati Trio / Vi Ve



唯一のカバー曲は、「ヴィニシウス・ジ・モライス/ Vinicius de Moraes 」の作詞、「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」の作曲で名曲「Insensatez (How Insensitive)」終盤に差し掛かったリオ五輪、高・松ペアの金メダルに贈る。


「Alessandro Galati Trio - Insensatez」


          
by knakano0311 | 2016-08-20 09:52 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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