大屋地爵士のJAZZYな生活

ぬばたまの夜に・・・ 

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地元の鉄道会社、「能勢電鉄」が主催する「のせでん悠遊セミナー」。時々参加しているが、今回の講演は、「植物を通して万葉集に親しむ ~万葉人と植物のかかわり~」。

講師は、同じ川西市内に住む、「木田隆夫」さん。万葉好きが高じて、定年後、自宅裏山に「万葉集」に詠まれている植物を植え、「猪名川万葉植物園」として公開しているという。

「万葉集」は、わが国最古の歌集で、成立は未詳であるが、4516首からなり、そのうちのほぼ1/3に植物が詠まれ、その種類は約160首とされている。万葉仮名で書かれているため、現在の植物に特定できないものもあるが、ハギ(萩)が141首、ウメ(梅)118首、ヌバタマ(射干玉、夜干玉)80首、マツ(松)79首、タチバナ(橘)68首、サクラ(山桜)40首 などとされている。

講演は、大変興味深かったが、その後「ヒオウギ(檜扇)」の種子である、「ヌバタマ(射干玉、夜干玉)」を頂いた。「ヒオウギ(檜扇)」は、山野の草地や海岸に自生するアヤメ科の多年草で、午前中に咲き夕方にはしぼむ一日花。葉は長く扇状に広がるため、この名が付いたといわれる。その「ヒオウギ」の種子が、「ヌバタマ(射干玉、夜干玉)」である。(ヒオウギの写真はNETより拝借)

「ヌバタマ」は、黒く艶のあるところから、「ぬばたまの黒髪 ・・」のように「黒し」、「黒髪」など黒いものにかかり、さらに、「ぬばたまの夜(よ)の更け行けば」のように、「夜」などにかかる枕詞である。さてもらった種子、まだ皮が被っているが、剥いてみると漆黒の種が顔をのぞかせた。4月が植えどきであるという。

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「ぬばたまの夜」に聴きたい曲は、少し古くはなりますが、「ケニー・バレル/Kenny Burrell」の「ミッドナイト・ブルー/Midnight Blue」(1963年録音)。「ぬばたまの夜」という表現あ一番ぴったりしそうなタイトルと演奏で、学生時代JAZZ喫茶でよく聴いたもんです。

「ケニー・バレル」。 1931年、アメリカ、ミシガン州デトロイト生まれのジャズギター奏者。85歳、まだご存命なようです。「ブルー・ノート/Blue Note」 、「プレステージ/Prestige」をはじめ、多くのレーベルに 100 枚を超えるアルバムを残している。大学で音楽を学んだ後、「ディジー・ガレスピー楽団/」に入り、その後レコーディング、デビューした。1955年にニューヨークで活動を始め、この頃、「ブルー・ノート」のプロデューサーである「アルフレッド・ライオン/」の目にとまり、1956年にリーダー作をレコーディングした。

そんな彼の都会的なブルース感覚が最も顕著に表れたアルバムが、1963年にブルーノート・レーベルからリリースされ、彼の代表作、大名盤とも言われる「ミッドナイト・ブルー」である。ケニーのギターに、「スタンレー・タレンタイン/Stanley Turrentine」のテナー。その寄り添い方が見事。

Midnight Blue

Kenny Burrell / Blue Note Records



そこから、2曲。

「Kenny Burrell - Chitlins Con Carne」

          

「Kenny Burrell - Midnight Blue」

          
  




  
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by knakano0311 | 2016-09-08 13:48 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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