大屋地爵士のJAZZYな生活

秋のかたち、秋のうた(6) ~ かたちいろいろ、うたいろいろ ~

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遊びの山でも、住んでいる街でも、いろいろの秋のかたちが ・・・。

箒を逆さまにしたような形から名付けられたという「ホウキタケ(箒茸)」。食用だというが、よく似た形で、鮮やかな黄色、紅色またはサーモンピンクの毒きのこ、「ハナホウキタケ(花箒茸)」もあるから、要注意。写真は山で見かけたものであるが、どちらでしょうか?

3番目の写真は、「カリン(榠樝)」。庭で手入れをしていた奥さんに教えていただいた。果実をカリン酒などにするという。よく知らないが、マメ科の「カリン(花梨)」とは全くの別であるとも。

さて、「マイルス・デヴィス/Miles Davis」と「ジュリエット・グレコ/」のロマンス話から始めた秋の超有名曲、「枯葉/Autumn Leaves」。ボーカル、演奏を問わず、ジャズ・アーティストなら必ず一度は演奏したことがあるのではないだろうか。私のi-PODにも50を超えるパフォーマンスが入っているくらいである。ボーカルなら、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」、「ジャシンタ/Jacintha」などがヘビーローテであるが、50を超えるコレクションがあるのである。たまには別のアーティストもと思って聴いてみた。

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まずは、「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」。正統派ジャズボーカルの系譜に入るといっていいだろう。アルバムは、「ナイトクラブ/Night Club」から。ジャズ・ピアニストで、シンガーで作曲家、しかもバンド・リーダーという多彩な才能を持つ彼女は、シカゴ・ブルース、シカゴ・ジャズ発祥の地、音楽の街シカゴで生まれ、今もシカゴを中心に音楽活動をしている。

JAZZとロックの垣根を自分流に取り払い、「Black Magic Woman」をミステリアスに歌っているアルバム、「Companion」を聴いたときは、そのアレンジの妙にびっくりしたことを思い出す。


「Patricia Barber - Autumn leaves」


          

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ジャズ歌手がシャンソン風に歌う「Autumn leaves」は、「ディー・ディー・ブリッジウォーター /Dee Dee Bridgewater」。アメリカ・テネシー州メンフィス出身でありながら、一時期10年ほどフランスに定住して活動の拠点を移す。そんな彼女が、フランス、シャンソンへのオマージュを込めたアルバムが「J'ai Deux Amours/フランスへのオマージュ」である。もちろん、全編フランス語で歌われている。

「Les Feuilles Mortes / Autumn Leaves - Dee Dee Bridgewater 」

          

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さて、「ディー・ディー・ブリッジウォーター」とは対照的に、英語でフレンチポップス風に歌うのは、今やフランスの国民的人気歌手となっている「パトリシア・カース/Patricia Kaas」のアルバム、「ピアノ・バー/PIANO BAR 」。「ミッシェル・ルグラン/Michel Legrand」や「シャルル・アズナブール/Charles Aznavour」のフレンチ・スタンダードを英語で歌っている。薄く水の張った床に置かれた深紅の薔薇。そこにそっと足を入れようとするペルシャ風衣装の女性のアンクレットと波紋。粋でおしゃれなジャケットを美脚ジャケットの一枚として選んだこともあった。

ピアノ・バー

パトリシア・カースソニーミュージックエンタテインメント



「Autumn leaves - Patricia Kaas」

          

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さて、最後は「ヴィーナス・レコード」の看板ボーカルの一人、「シモーネ(シモーネ・コップマイヤー)/Simone (Simone Kopmajer)」。1981年生まれ、オーストリア出身のジャズシンガー。 2003年「ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade」でデビュー。以後、「ヴィーナス・レコード」の「Jazzy,Not Jazz」路線のトップを走っている。

最近は、ハワイアンやクラシックなどへも幅を広げ、「Jazzy,Not Jazz」路線に流れてすぎて、器用貧乏というか、ヴィーナスの戦略に振り回されているというか、ちょっと首をかしげたくなることも多い。初期の2作、「ムーンライト・セレナーデ」、「ロマンス/Romance」がナチュラルで初々しく、彼女らしさがもっとも出ているようで好きである。

ロマンス

シモーネ&ロマンティック・ジャズ・トリオ /ヴィーナスレコード



「simone kopmajer - autumn leaves」

          
  


  
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by knakano0311 | 2016-10-04 13:43 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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