大屋地爵士のJAZZYな生活

「原田芳雄」のエッセイを読んで、「リンゴ追分」を聴く

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いつも行く図書館でふと目にとまった本。永遠のアウトローと言われた役者、「原田芳雄」のエッセイ集、「B級パラダイス」であった。オリジナルは、1982年発行されたが、多分追悼の意を込めた2011年の復刻版である。

なくなってからもう6年になるんだ。昔は随分彼の映画も観た。「八月の濡れた砂」、「竜馬暗殺」、「祭りの準備」、「はなれ瞽女おりん」、「ツィゴイネルワイゼン」 ・・・「父と暮せば」、「オリヲン座からの招待状」、「歩いても歩いても」、「たみおのしあわせ」、「ロストクライム - 閃光」、「大鹿村騒動記」 ・・・。今も思うのは、生涯アウトローのイメージを崩すことはなかったなあと。

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本書には、彼のエッセイ、対談、写真が多く掲載されている。対談相手は、「大原麗子」、「黒田征太郎」、「大楠道代」、「松田優作」、「桃井かおり」、「宇崎竜童」、「タモリ」など鬼籍に入った人も多いが、やはり個性的なアーティストたちとの対談。そして、俳優だけではなく、歌手としての一面も綴られている。例えば、洋楽やJAZZを聴きだしたきっかけ、「素人ジャズのど自慢」への応募、プレスリーを見て歌手は諦めたこと、ブルースへの想い ・・・。

野性的で暴力的な魅力、男の色気。惜しい役者、いや歌手を亡くしたのだと改めて実感した本である。 2011年(平成23年)7月19日没。71歳。

B級パラダイス [復刻版]

原田 芳雄 / ベストセラーズ



この本のタイトルともなった彼の歌は、「B級パラダイス」。彼は、最高のブルース歌手であった。あれだけのブルースを歌える歌手は日本にはそういない。まったくもってアナーキーでアウトローな個性であった。一度ライブ・ステージを見たかったと今でも思う。(参照拙ブログ「原田芳雄氏逝く」

【 B級パラダイス 】  作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童

「♪ 面白きゃ いいんじゃないの
   難しい話は よそうぜ
   深夜草子代わりの本で
   人生感じちゃ眠れないぜ
   真面目すぎるんだよ アンタ
   続きは 又にしよう

   Take it easy、Take it easy、B級パラダイス
   俺は本を枕にひと眠り
   Take it easy、Take it easy、
   浮世床だよ Nothing but a blues.

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

OH!YEAH!! BLUES PARADISE

原田芳雄 / ユニバーサル ミュージック



「B級パラダイス  - 原田芳雄」

          

本を読んだあと、彼の出演する映画を観たくなり、動画配信で「浪人街」(1990年公開)を観た。納得 ・・・。

あの頃映画 「浪人街 RONINGAI」 [DVD]

SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)



原田の歌う「リンゴ追分」は凄いと聞いていた。YOUTUBEで見つけ、私のお気に入りの歌唱となった「リンゴ追分」を、永遠のアウトロー「原田芳雄」への鎮魂歌として聴いてみたい。まず「渡辺香津美」とのセッションから。
 

「原田芳雄 ー リンゴ追分」


          

この歌は、2002年8月25日、TBSアナウンサーで、ラジオ番組「パックインミュージック」のDJを担当した「林美雄」氏のお別れ会でも、鎮魂歌として弾き語りで歌われている。この歌唱も見逃せない。

「追悼 原田芳雄 故 林美雄へ鎮魂歌「リンゴ追分」を弾き語る」

          
  
 


  
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by knakano0311 | 2016-11-23 16:53 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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