大屋地爵士のJAZZYな生活

長尾連山の林の中を「太子の冷泉」まで歩く

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朝日新聞の地方版の記事に興味を持ち、やってきたのは、「宝塚自然休養林」。1370余年の寺暦を誇り、子授け観音で有名な「中山寺」の北、長尾連山に広がる林野庁の管轄の国有林で、標高80m~478m、面積252haもの市街地背景林。そこを流れる川に水が噴き上がる不思議な岩があるというので、ウォーキングがてら遊びに。

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七五三や安産祈願で参詣客でいまだ賑わう「中山寺」の境内を抜け、梅の名所として有名な「中山観音公園」の梅林の脇を流れる「足洗川」に沿って、この季節、紅葉の美しさを楽しみながら、緩やかな上りを進んでいく。途中何人かのハイカーに場所を聞いたが、ほとんど知らなかった。里山放置林の常で、広葉樹、「クマザサ(熊笹)」、「ウラジロ(裏白)」などが、なすがままに生い茂っている。それでも手入れをする人たちがいるようで、そこここで間伐が行われ、登山道も整備されている。
 
標識に従って、「夫婦岩展望所」ではなく、「山頂展望所」を目指し、途中から「足洗川」の沢沿い登ること約30分。鉄の枠に間伐材を詰め込んで作った堰堤、「第3号鋼製自在枠谷止」を越えるとすぐ左手の沢にその岩はあった。赤茶けた岩の小さな穴から一筋の水が噴出している。写真の写りが悪くわかりにくいかもしれないが、高さ2mくらいであろうか、ピューっと噴出している。大規模な噴水とは比べ物にならないが、「小便小僧」を思い出させ、なかなか不思議で可愛らしい。「聖徳太子」が創設したとされている中山寺にちなんで「太子の冷泉」と名付けた標識が建っていた。きっと霊験あらたかなパワースポットであろうか。(クリックすると参照動画へ 朝日新聞記事より

記事によると、温泉などではなく、上流で地中にしみ込んだ沢水や地下水が、地中で圧力を受け、穴から噴き出しているもので、そう珍しい現象ではないという。お目当ての岩にたどり着いて、しばらく噴水を楽しむ。霊験があったのか、なかったのか。まっ、それはどうでも ・・・。片道2km弱。適度な汗をかいた後、ゆっくりと家路に。

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ブログをかきながら、YOUTUBEで「ティエリー・ラング/Thierry Lang」の演奏をずっと流していたら、聴こえてきたのは、ノルウェー出身のジャズ・ピアニスト、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」の「At Home」。「Changing Places」(2003)、「The Ground」(2004)に続くECMからリリースのトリオ3部作の最後を飾る「Being There」(2007)に収められ、私が彼を知ることとなった記念すべき最初の曲。「ティエリー・ラング」と同じカテゴリーのオススメということでしょう。これぞ霊験か。しばらく聴いていると、夜の闇の中で静かに散りゆく紅葉のイメージが頭に浮かんだ。「もののあわれ」、「無常の美」に通ずるものがあるのかもしれない。パーソネルは、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen - piano」、「ハラルド・ヨンセン/Harald Johnsen - double bass」、「ジャール・ヴェスペスタッド/Jarle Vespestad - drums」。

この曲も何回か取り上げているが、飽きもせずに聴いている。

Being There

Tord Gustavsen Trio / ECM



「At Home - Tord Gustavsen Trio」

        
  



  
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by knakano0311 | 2016-11-30 10:03 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)
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