この日の夜、スウエーデン各地の教会では、教会の鐘が高く鳴り響き、頭には7本のローソクに灯が灯る冠を付け、白装束の光の女王、「サンタ・ルシア( Sankta Lucia )」に扮した若い女の子が、サンタ・ルシア( 清しこの夜 )の歌を唄いながら、静かに祭壇に向かって歩く。そして、教会のコーラス・グループがクリスマスにちなんだ多くの歌を次から次へと唄い、その間に宣教師が聖書を読み上げる。この神聖なルシア祭は、一年でもっとも重要な儀式で、普段教会には来ない老人も若い人達も、この日だけは家族そろって教会に来るという。(記事、写真はNETより引用拝借、一部拙ブログより再録)
今夜はきっと盛り上がっているだろうな。一度だけでもぜひ観ておきたかったなあと思う・・・。
クリスマスの頃のヨーロッパの雰囲気を懐かしく思い出しながら、久しぶりに取り上げるのは、ご贔屓のポーランドの歌姫、「アンナ・マリア・ヨペク/Anna Maria Jopek」。彼女のポーランドのトラディショナルなクリスマス・キャロルを集めたアルバム、「Dzisiaj z Betleyem」(1999)です。辞書を引いてみたら、「今日、ベツレヘムで」という意味のようです。国民の75%が敬虔なカトリック信者という信仰心熱いポーランド。ヨペクの澄み切った歌声に、そのクリスマス・イヴの雰囲気が伝わってくるのではないでしょうか。