大屋地爵士のJAZZYな生活

柚子を見て、スウェーデンのルシア祭を思う

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お隣の庭に「ユズ(柚子)」の実がいっぱい実っている。今年の「冬至」は12月21日。「冬至」と聞くと、現役時代子会社があったため、よく出張で訪れていたスウェーデンの冬を思い出す。スウェーデン人の同僚は、クリスマスよりむしろ「12月13日」に行われる「光の祭り」とも呼ばれている「ルシア祭」のほうがスエーデンでは、「一番大切な冬の行事」であるから、是非、この祭りをみてゆけ」と何回か勧められたが、ついに観られずじまいであった。

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12月13日、「聖ルシアの日」。あのイタリア民謡「サンタ・ルチア」の「ルシア」である。「ルシア」はイタリアのシシリー生まれで、今から1700年ほど前に火あぶりになった聖女。なぜイタリアの聖女がスエーデンで祝われるのか、起源はよく分からないらしいが、この日は、旧暦によると最も夜の長い「冬至の日」。冬の長いスカンジナビアに暮らす人々が、この日を境に翌日から日が長くなることから、光に対して抱く特別な感情、或いは民間信仰がキリスト教と融合し、この祭りになったのではないかといわれている。夏、沈まない太陽。「白夜」といわれる昼の長さ。公園やビーチで一斉に肌を焼く人々。冬、午後3時にはもう暗闇に包まれる夜の長さ。光への憧れとも思える美しく輝く街中のイルミネーション。太陽の光に対して抱く北欧の人の希求はスウェーデンを訪れてみるとよくわかる。

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この日の夜、スウエーデン各地の教会では、教会の鐘が高く鳴り響き、頭には7本のローソクに灯が灯る冠を付け、白装束の光の女王、「サンタ・ルシア( Sankta Lucia )」に扮した若い女の子が、サンタ・ルシア( 清しこの夜 )の歌を唄いながら、静かに祭壇に向かって歩く。そして、教会のコーラス・グループがクリスマスにちなんだ多くの歌を次から次へと唄い、その間に宣教師が聖書を読み上げる。この神聖なルシア祭は、一年でもっとも重要な儀式で、普段教会には来ない老人も若い人達も、この日だけは家族そろって教会に来るという。(記事、写真はNETより引用拝借、一部拙ブログより再録)

今夜はきっと盛り上がっているだろうな。一度だけでもぜひ観ておきたかったなあと思う・・・。

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クリスマスの頃のヨーロッパの雰囲気を懐かしく思い出しながら、久しぶりに取り上げるのは、ご贔屓のポーランドの歌姫、「アンナ・マリア・ヨペク/Anna Maria Jopek」。彼女のポーランドのトラディショナルなクリスマス・キャロルを集めたアルバム、「Dzisiaj z Betleyem」(1999)です。辞書を引いてみたら、「今日、ベツレヘムで」という意味のようです。国民の75%が敬虔なカトリック信者という信仰心熱いポーランド。ヨペクの澄み切った歌声に、そのクリスマス・イヴの雰囲気が伝わってくるのではないでしょうか。

Dzisiaj z Betleyem

Anna Maria Jopek / Universal Poland



「Anna Maria Jopek - Gdy Sliczna Panna」

          

「Anna Maria Jopek - Mędrcy Świata」

          


「Anna Maria Jopek - Gdy Się Chrystus Rodzi」


          



  

  
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by knakano0311 | 2016-12-13 10:08 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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