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大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(140) ~ 春の気配が ~

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どういう風に吹き回しか、「二人だけの新年会をしよう」と妻が言い出す。しからばと、近所の和風レストラン、「K屋」まで歩く。ここはチェーン店なのに、意外と蕎麦がうまい。二人とも天麩羅ざる蕎麦を注文。

そこまでの道筋、住宅街とは思えないようなちょっとした山道、切通しを抜けていくのであるが、そこにはもう春の気配に満ちていた。真っ先に咲く「ロウバイ (蝋梅、蠟梅、臘梅)」、名前は忘れてしまった赤い一重の「バラ(薔薇)」。「スイセン(水仙)」、「レンギョウ(連翹)」など。今年の春は意外と近いかも知れない

さて、今宵の曲、「二人でお蕎麦を」ならぬ「二人でお茶を/Tea For Two」。歌姫は、かっては「ストックホルムの妖精」なんて言われていた「リサ・エクダール/Lisa Ekdahl」。アルバムは、「Back To Earth」から。

「二人でお茶を/Tea For Two」。1925年のヒット・ソングである。「ヴィンセント・ユーマンス/Vincent Youmans」が「アーヴィング・シーザー/Irving Caesar」の台本に曲付けしたミュージカル、「ノー・ノー・ナネット/No, No, Nanette」で使用された。1950年公開のミュージカル映画「二人でお茶を/Tea For Two」で「ドリス・デイ/Doris Day」が歌ってさらにヒットし、「ドリス・デイ」の代表曲ともなっている。

【 Tea For Two 】

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Oh, honey               ねえあなた
  Picture me upon your knee       あなたの膝の上に座るから、写真に撮ってね
  With tea for two and two for tea     それから二人でお茶にしましょうよ
  Just me for you and you for me alone   私とあなた ふたりだけの世界ね

  Nobody near us to see us or hear us    誰も見てやしないし、聞き耳も立てていない
  No friends or relations on weekend vacations  この週末は友達も知人も一切なしよ
  We won't have it known, dear          誰にも教えるつもりもないわ
  That we own a telephone, dear          電話を持っていることなんて

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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「リサ・エクダール」。1971年、スウェーデン生まれ。音楽学校卒業後、ストックホルムでコーラスの仕事を始め、ジャズ・プレイヤー、「トニー・ホルゲン」のバックを務めたことがきっかけとなり、EMIスウェーデンに認められ、1994年デビュー。すぐに一躍スターとなり、そのスウェーデン版グラミー賞で新人としては異例の3部門受賞に輝いたという。一聴すればわかるように「天然ロリータ・ボイス」と言っていいでしょう、私の脳髄を妙に心地よく刺激する。ジャズなのか、ジャズでないのか ・・・。どちらでもいいことだが、まあ、いずれにしても、少なくとも「JAZZY NOT JAZZ」路線の先駆けの一人であったことには間違いない。(参照拙ブログ「スエーデン美女シンガー図鑑(その5) ~リサ・エクダール~ 」

Back to Earth

Lisa Ekdahl Peter Nordahl TrioRCA




「Lisa Ekdahl - Tea For Two」


          

  


  
by knakano0311 | 2017-01-12 13:52 | 地域の中で・・・ | Comments(0)
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