大屋地爵士のJAZZYな生活

窯のぬくもりが伝わってくる

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 温かい。まだ窯のぬくもりがかすかに触れる手に伝わってくる。窯出しホヤホヤの炭である。早速、断面を確かめるために切ってみる。美しい漆黒の菊の花の文様が浮かび上がる。今年の炭焼きは、来年への課題を残して、これで終わり。また来年、より美しい菊炭をめざすチャレンジが始まる。

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 ぬくもりの感触。今宵の曲は、そんな「タッチ/touch」をテーマに。まずは、スタンダードから、「The Touch of Your Lips」。「チェット・ベイカー/Chet Baker」の歌唱が有名ですが、今宵は麗しの美女、「カラブリア・フォーティ/Calabria Foti」。

 ニューヨーク生まれ。音楽一家に育ち、幼い頃から回りには音楽があふれていたという。12歳になる頃には、もう両親たちとホテルやナイトクラブのステージにたっていたともいう。「エラ・フィッツ・ジェラルド/Ella Fitzgerald」、「ペギー・リー/Peggy Lee」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」・・・などの大物シンガーの歌をよく歌っていたというが、すでにどうすれば彼らと同じように観客の心を掴めるのかということを意識して歌っていたというから、末恐ろしい12歳であったようだ。

 寡聞にして、彼女のアルバムは一枚しか知らないのだが、その育ちの良さ、品のいい色気を感じさせる容姿は、かっての「ジュリー・ロンドン/Julie London」を思わせる。アルバムは、「A Lovely Way To Spend An Evening(恋に過ごせし宵)」から。

【 The Touch of Your Lips 】  作詞・作曲:Noble Ray

「♪ The touch of your lips upon my brow  僕の額に触れている君の唇
   Your lips that are cool and sweet    それは冷たくて、そして甘い
   Such tenderness lies in their soft caress やさしくて柔らかなその感触に
   My heart forgets to beat         僕の心臓は止まってしまいそう
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

恋に過ごせし宵

カラブリア・フォーティー / キングレコード



「Calabria Foti - The Touch Of Your Lips」

          

 ピアノ・トリオも一曲取り上げましょうか。ノルウェイ出身の「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」。曲は、「Graceful Touch」。アルバムは、ECM、2003年リリースの「Changing Places」。この演奏もほっとするぬくもりを感じさせてくれる。

Changing Places

Tord Gustavsen / Ecm Records



「Graceful Touch -- Tord Gustavsen trio」
 
          

  


  
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by knakano0311 | 2017-02-13 10:09 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(2)
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Commented by reikogogogo at 2017-02-13 23:32
生木の輪切りに見る年輪と、
炭になった時の輪切りーーー植物って面白いですね。
人間で行ったら骨組みが見えるっていう事かな?
Commented by knakano0311 at 2017-02-14 13:49
reikogogogo さん   今は漆黒の菊の花ですが、七輪ではそれは美しい真紅の菊の花に変わります。
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