大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(147) ~ 切通しを抜けたら、そこは ~

b0102572_1750862.jpg
b0102572_17502184.jpg
b0102572_17503526.jpg
b0102572_17504760.jpg
b0102572_17505756.jpg


 いい天気。ウォーキングがてら、ぶらぶらと買い物にでる。都会の近くの住宅地にあるとは思えない風景が広がっている。そんな切通しを抜けたら、そこはもう春だった。「梅」、「連翹(レンギョウ)」、「水仙」 ・・・。野の仏にたむけられた花も。気持ちがいい。途中でたまらず、ダウンのコートを脱いでしまった。そんな私の前を一匹の「イタチ(鼬)」がつつぅーと横切っていった。

 今宵、名花3人の競演。歌は「A Blossom Fell」。「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の歌唱が一番知られているでしょう。「花は散ってしまった」という意味なので、これから春という今の時期にはふさわしくないかもしれないが、美しいメロディのせつない思いの曲である。1954年につくられた曲で、「ハワード・バーンズ/Howard Barnes」、「ハロルド・コーネリアス/Harold Conelius」、「ドミニク・ジョン/Dominic John」による。

b0102572_15175519.jpgb0102572_1518818.jpgb0102572_15182657.jpg


名花3人。「シモーネ/Simone Kopmajer」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「スー・レイニー/Sue Raney」。

【 A Blossom Fell 】
         written by Howard Barnes, Harold Cornelius, and Dominic John

「♪ A blossom fell from off a tree  枝から花びらが散った
  It settled softly on the lips you turn to me 僕の方を振り向いた君の唇にそっと付いた
  The gypsies say and I know why ジプシーの言伝えにあるようにその訳を僕は知っている
  A falling blossom only touches lips that lie 散った花びらは嘘をついた唇に付くってね

  A blossom fell and very soon   花びらが散ってすぐに
  I saw you kissing someone new  君が別の人とキスをしているのを見てしまったんだ
  Beneath the moon         月の光の下で

  I thought you'd love me    君は僕を愛していると思っていた
  You said you love me      たしかそう言ったよね
  We planned together      二人一緒に夢も描いていたね
  To dream forever        永遠に続く夢を

  The dream has ended      でも夢は終わってしまった
  For true love died        まことの愛は死んでしまったから
  The day a blossom fell      花びらが散り
  And touched two lips that lied  嘘をついた唇に付いたあの日に ♪」

 まずは、欧州はオーストリア出身、2000年以降ニューヨークを中心に活動している新進女性ジャズ歌手「シモーネ/Simone」(本名はSimone Kopmajer)の日本デビュー第2作「ロマンス」から。大人の色気を感じさせ、雰囲気のあるスタンダードを歌う女性ボーカル。

ムーンライト・セレナーデ/ロマンス

シモーネ / ヴィーナスレコード




「Simone Kopmajer - A Blossom Fell」


          

 カナダ出身。1990年代以降に最も成功したジャズ歌手の一人といわれ、1999年から5度のグラミー賞を獲得している。「ナット・キング・コール/Nat King Cole」へのオマージュ・アルバム、「All For You: A Dedication To The Nat King Cole Trio」から。

All for You

Diana Krall / Universal Jazz




「Diana Krall - A Blossom Fell」


          

 ちょっとレトロになりますが、1960年代に活躍した白人美人シンガーのひとり。大ヒットした2枚目のアルバム 「雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day」(1960)は、女性ジャズボーカルの名盤に必ず選ばれるほど、「スー・レイニー」の代名詞的アルバムとなっている。今年御年77歳、彼女はいまも現役として活躍しているとか。

雨の日のジャズ

スー・レイニー / ユニバーサル ミュージック



「Sue Raney - A Blossom Fell」

          
[PR]
by knakano0311 | 2017-03-06 09:50 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://oyajijazz.exblog.jp/tb/26695799
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 春を告げる食卓は 路傍の花、樹々の鳥(146) ... >>