大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(153) ~ スミレは4月の花 ~

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 圧倒的に桜に主役の座を奪われてしまっているが、「スミレ(菫)」は、4月に咲く花の代表の一つである。いろんな種類の「スミレ」がウォーキングの道筋にも ・・・。歩道の敷石の隙間、街路樹の脇、そして空き地などでよく見かける。結構生命力が強いのである。「パンジー」や「ビオラ」も「スミレ」の仲間で外来の園芸種とか。

 そこで、今宵は「スミレ」の歌。 「コートにすみれを」という邦題で知られている「Violets For Your Furs」(1941)である。「トミー・ドーシー楽団/the Tommy Dorsey Orchestra」の専属アレンジャーだった「マット・デニス/Matt Dennis」が1941年に作曲した、ちょっと気障なラヴ・ソング。歌詞をみると、間違いなく「冬の歌」ではあるが、スミレの花に春のような恋の気分を託した歌。

【 Violets For Your Furs/コートにすみれを 】
           作詞;トム・アデア/Tom Adair 作曲;マット・デニス/Matt Dennis

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  I bought you violets for your furs      僕があげたすみれの花をコートに飾ったら
  and it was spring for a while, remember?  ちょっとだけ春を感じられたことがあったね
   I bought you violets for your furs      僕があげたすみれの花をコートに飾ったら
  and there was April in that December.    12月なのに4月のような気分になったね

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   I bought you violets for your furs      僕があげたすみれの花をコートに飾ったら
   and there was blue in the wintry sky,   冬空に明るい光が差し込んできたね
  You pinned my violets to your furs      僕があげたすみれの花をコートに飾ったら
   and gave a lift to the crowds passing by,  道ゆく人々が笑顔で微笑んだね

  You smiled at me so sweetly,          君は僕を見て、とっても優しく微笑んだ
   since then one thought occurs,        その時なにかが芽生えたんだね
  That we fell in love completely,         そして二人は恋に落ちたんだ
   the day I bought you violets for your furs. すみれの花をコートに飾ったら時からね ♪」

 この歌を有名にしたのは、やっぱり、大御所「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」であるが、4月です。明るく可憐な歌声がいいですね。今宵は、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」のアルバム、「Dreamsville」から。

Dreamsville

Stacey Kent / Candid Records



「Stacey Kent - Violets For Your Furs」

          

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 そして女性ヴォーカルをもうひとり、大人を感じさせる歌い手、スウェーデンの「モニカ・ボーフォース/Monica Borrfors」。1954年生まれ、後に夫となる「イョスタ・ニルソン/Gösta Nilsson」のピアノに魅せられて歌手になり、1980年にデビューという。あまり情報がないのですが、彼女は、現在ストックホルムを中心として活躍を続け、10枚を超えるアルバムをリリースしているという。(参照拙ブログ「スウェーデン美女シンガー図鑑(13 ) ~忍び寄って来たバラード唄い~」

 その彼女の初めての日本盤、「A Certain Sadness」(2001)は、コルネット、ギター、ベースというちょっと変わった編成のトリオ、「スイート・ジャズ・トリオ/Sweet Jazz Trio」との共演盤で、スタンダード・ナンバーのバラードが主体のアルバム。

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A Certain Sadness

モニカ・ボーフォース / インディペンデントレーベル



「Monica Borrfors - Violets for Your Furs」

          
  

  
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by knakano0311 | 2017-04-05 20:21 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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