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大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(157) ~ 今そこに咲く花たち ~

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 ヒラヒラがひときわ鮮やか、「ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)」、可憐な純白、「リキュウバイ(利休梅)」、真っ赤なのは「ボケ(木瓜)」でしょうか、それとも ・・。粋な模様の「シャガ(射干、著莪、胡蝶花)」、こちらも純白、「シロヤマブキ(白山吹)」。最後のひと咲き「ヤマザクラ(山桜)」。これから本番、「ハナミズキ(花水木)」。

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 今宵の歌姫は、「ルシアーナ・スーザ/Luciana Souza」。ブラジル、サンパウロ出身で現在は米国で活躍しているJAZZとブラジル風の自作曲を得意とするシンガー。

 私が彼女を知ったのは、「デュオスⅡ/DuosⅡ」(2005)。「ホメロ・ルバンボ/Romero Lubambo」のほかに5人のギタリストをゲストに迎え、全編、ギターとのデュオによるこのアルバムは、2度目のグラミー賞にノミネートされた。ブラジル音楽が基本、根底にあり、JAZZのスピリットがその上を包み込む。私は、そんな彼女の音楽観に惹かれた一人である。

Duos II

Luciana Souza / Sunny Side



「Luciana Souza & Romero Lubambo - Muita Bobeira」

          

 彼女のバイオグラフィーには、バークリー音楽院でJAZZを学んだとあるから、JAZZの基本は十分出来ていると思われる。そんな彼女が、ブラジル音楽以外の音楽に、ジャズ的アプローチを試みた2アルバムがある。「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」、「レナード・コーエン/Leonard Cohen」、「スティング/Sting」、「ジェームズ・テイラー/James Taylor」、「マイケル・マクドナルド/Michael McDonald」など、ポップスの名曲カバーを中心に構成され、アルバム・タイトルを、「新鮮なボッサ解釈=New Bossa Nova」(2007)と名付けたジャズ・ボッサ・アルバムがある。そこから、「マイケル・マクドナルド」の「I Can Let Go Now」を。

New Bossa Nova

Luciana Souza / Verve



「Luciana Souza - I can let go now」

          

 そして、「チェット・ベイカー/Chet Baker」へのオマージュであるジャズ・アルバムは、「The Book of Chet」(2012)。アンニュイに響く歌声。作品全体から滲む、気だるいもムードもトーンも、チェットの世界感をよく醸し出している。そのアルバムから、「Thrill is Gone」。

The Book of Chet [輸入盤]

Luciana Souza / Sunnyside



「luciana souza - thrill is gone」

          
by knakano0311 | 2017-04-25 09:52 | 地域の中で・・・ | Comments(0)
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