大屋地爵士のJAZZYな生活

続・梅雨が近づくと ・・・

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 5月もあっという間に終わり、もうすぐ6月。梅雨。「アジサイ(紫陽花)」の季節が近づいてきた。我が家には毎年、一般的な「アジサイ」より一足先に咲く「アジサイ」がある。その「コモチシチダンカ(子持ち七段花)」が、可憐な花を咲かせ出した。

 かって「幻のあじさい」、「シーボルトのあじさい」と呼ばれていたという「シチダンカ(七段花)」は、兵庫県の六甲山系に自生する「ヤマアジサイ」の一種で、江戸時代末期に長崎にやってきたオランダ人「シーボルト」が発見し、その著書「日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)」で紹介して、その名が知られるようになったが、実物や標本を見たという日本人が現われず、長らく「幻のアジサイ」と呼ばれていた。昭和34年(1959)に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で偶然、発見し採取し大変話題になったという。シーボルトの発見以来、実に130年あまり「幻の花」であったという「アジサイ」である。

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 この花を増殖栽培した六甲山の森林植物園で何年か前に求めたものであるが、毎年、その小さな星形の花弁?が楽しませてくれる。淡い青紫色だが、咲き始めは淡いピンク、咲き進むに従ってと薄紫へと変化してくるのも楽しみ。

 さて、ボッサ・テイストの雨の歌といえば、「やさしい雨/The Gentle Rain」。映画「黒いオルフェ(ポルトガル語: Orfeu Negro、英語: Black Orpheus)」の主題歌、「Manhã de Carnaval(邦題;カーニバルの朝)」で知られる「ルイス・ボンファ/Luiz Bonfa」の作曲。英語詩は、「マット・デュビイ/Matt Dubey」。もとは、1966年のブラジル映画「ザ・ジェントル・レイン/The Gentle Rain」の主題歌だという。

【 The Gentle Rain 】  by Matt Dubey / Luiz Bonfa

「♪ We both are lost        お互いにこの世で迷子になった
   And alone in the world     孤独なふたり
   Walk with me          一緒に歩いてゆこう
   In the gentle rain        このやさしい雨の中を 
   Don't be afraid, I've a hand   怖がらなくていいよ 手を握っているから 
   For your hand and I       僕の手は君の手のためにあり、君の手は僕のために  
   Will be your love for a while   しばらくの間 君の愛が欲しい

   I feel your tears as they fall   君の涙が僕の頬を
   On my cheek           伝い落ちるのを感じる
   They are warm like gentle rain   それは温かく、優しい雨のよう
   Come little one you have me in the world さあ、二人してこの世界へ一歩踏み出そう
   And our love will be sweet    僕たちの愛はきっと甘く
   Very sweet            そして優しい

   Our love will         僕たちの愛はきっと甘く
   Be sweet very sad      とても切なく
   Very sweet like gentle rain  とても優しい、この雨のように
   Like the gentle rain      この雨のように
   Like the gentle rain      この雨のようにね     ♪」


 トップは、「シーボルトのあじさい」になぞらえて、オランダのおしどりデュオ、「マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ/Marielle Koeman & Jos Van Beest Trio」。コンサートに行ったこともありますが、マリエルの歌うボッサは本当に心地よい。アルバム、「Between You And Me」から。

BETWEEN YOU & ME

マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ / 澤野工房



「Gentle Rain - Marielle Koeman en Jos van Beest Trio」

          

 そして、もうひとりボッサを歌わせたら・・・というのは、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。パートナー、「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」名義のアルバム、「ブラジリアン・スケッチ/Brazilian Sketches」でおしどりデュオの「やさしい雨」をとろけるように歌っている。

ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~

ジム・トムリンソン / キングレコード




「Stacey Kent - Gentle Rain」


          

 最後は、少しジャズっぽく締めましょうか。「イーデン・アトウッド/Eden Atwood」。1969年、テネシー州メンフィス生まれ。歌手にとっては致命的ともいえる声帯の手術をし、復活した芯の強い女性ボーカル。

No One Ever Tells You

Eden Atwood / Concord Records



「Eden Atwood - The Gentle Rain」 (出だしからしばらくかすかな雨の音が続きます)

          
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by knakano0311 | 2017-05-30 10:05 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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