長谷の棚田の畦や小路の傍に、白い星型の花がたくさん咲いている。遠目には秋の七草、「フジバカマ(藤袴)」かと思ったが、花や葉の形が違う。なんだろうと思って調べたら、なんと「ニラ(韮、韭)」。ほぼ毎日のように食卓に出てくるのに ・・・。そんなもんかも知れない。私とて、妻が庭先で野菜を作るようになってから、その野菜の花を初めて知った次第。その野菜はよく知っているのに、花まではなかなか興味が及ばない。まだまだ ・・・。
こちらは知っていました。「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」。日本の山野のあちこちで見られ、「キキョウ(桔梗)」などと共に、秋の到来を感じさせる花の1つである。
さて、今宵は、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」の最新作。実は、10作目の「Quiet Nights」(2009)あたりから私が期待する方向から外れてしまって、出産、カムバック後も、ずっと期待はずれが続いていたので、聴くのを躊躇していた。2年ぶりの最新作は、彼女の育ての親ともいうべき「トミー・リピューマ/Tommy LiPuma」がプロデュース、約10年ぶりにジャズ・スタンダードを取り上げた作品 ・・といわれてもなお躊躇が続いていた。しかし、最近ついに聴く機会を得たのだが、一聴、「ダイアナ・クラールが帰ってきた!!」という印象。野太いオヤジ声、独特の間、こうでなくっちゃ。何はともあれ、聴いていただくのが一番。
TURN UP THE QUIET
DIANA KRALL / VERVE
「Diana Krall - L-O-V-E」
「Diana Krall - Blue Skies」
「Diana Krall - Sway」