12月に入ると各地でLEDやプロジェクション・マッピングなどを使ったライトアップ・イベントが開催される。今年も神戸では、阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、記憶をつなぐための催しで、今年で23回目を迎える「神戸ルミナリエ」(開催:8~17日)が開幕するのを前に4日夜、試験点灯があった。(写真は神戸新聞より)
また、神戸港開港150年を記念し、川西市で造園業「そら植物園」を営む、プラントハンター、「西畠清順」氏がプロデュースする高さ約30mの「あすなろ」の木による「世界一のクリスマス・ツリー」(開催:2~26日)が、メリケンパークに設置され、試験点灯が行われた。(写真は毎日新聞より) 有名な「ニューヨーク・ロックフェラー・センター」のクリスマス・ツリーを凌ぐものだという。いや見てみたいですね。さて今年はどうしようか。
そして、4日の夜は「スーパー・ムーン」だったそうである。「スーパームーン」とは、楕円形の軌道を描く月が地球に接近したときの満月で、通常の満月より大きくて明るい満月だそうだ。しかし、しかし、この天体ショー、残念ながら、あいにくの天気で全く見ることができなかったが、5日の夜は快晴。たっぷりと ・・・。
月見の代わりにということで、今宵引っ張り出したのは、イタリア生まれのジャズ・ピアニスト、「ダニーロ·レア/Danilo Rea」。イタリア・ジャズ界では大物、重鎮らしく、いろいろな名義のグループやコラボで多くのアルバムを出している。アルバムは、ソロピアノの「リリコ/Lirico」。「プッチーニ」、「ヴェルディ」、「マスカーニ」らのオペラのメロディーによる即興演奏集である。静かに沁みゆくピアノの音色、これからの冬の夜、寝る前のひとときに聴くにはオススメの一枚。
Lirico
Danilo Rea / Egea
オペラ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲のほか、何曲かを ・・・。
「Danilo Rea - Intermezzo da Cavalleria Rusticana di Pietro Mascagni」
「Danilo Rea - Recondita Armonia」
「Lucean le stelle - Danilo Rea」