1966年、ブラジルの「マルコス・ヴァーリ/Marcos Valle」が作曲した「Samba de Verao(夏のサンバ)」が原曲。それをブラジルのオルガン奏者、「ワルター・ワンダレイ/Walter Wanderley」がレコード化したところ、世界中で大ヒットした。英詩は「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」。
【 Summer Samba (So Nice) 】
「♪ Someone to hold me tight 誰かがしっかり抱きしめてくれる
That would be very nice それはなんて素敵なこと
Someone to love me right 誰かがちゃんと愛してくれる
That would be very nice それもなんて素敵なこと
Someone to understand 誰かがちっぽけな私の夢を
Each little dream in me ちゃんと理解してくれる
Someone to take my hand 誰かが私の手をとって
And be a team with me 一緒に歩もうとしてくれる それも素敵
So nice life would be so nice とても素敵だわ そんな人生って
If one day I find もしある日、誰かが私の手をとって
Someone who would take my hand 「生涯一緒にサンバを踊ろうよ」
And samba through life with me なんて言ってくれる人に出会えたら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
ボッサ・サックスならイチオシのこの人、「ハリー・アレン/Harry Allen」。軽快で洒脱な演奏はいつ聴いても心地よい。アルバム、「サマー・サンバ/If Ever You Were Mine」(2003)から。
そして、歌のオススメ、イチオシは、ご贔屓おしどりJAZZカップル、「マリエル・コーマン&ヨス・ヴァン・ビースト/Marielle Koeman & Jos van Beest」。アルバムは、「LOVE BOSSA!」(2012)。このカップル、その暖かい演奏で前々から好きであったが、何年か前、コンサートに行ってからますます好きになったアーティスト。特にマリエルの歌うボサノバは絶品で、生で聴くとそのボーカルとピアノの相性の良さが、いっそう際立っていた。アルバムが「LOVE BOSSA!」、「ジャズ、シャンソン、ボレロの名曲を心弾むボッサのリズムで綴った、16編の物語。大人のためのボサノヴァ・スタンダード。」という惹句に違わないアルバム。
パーソネルは、「Marielle Koeman : vocal」、「Jos van Beest : piano」、「エヴァート・ジェイ・ウッド/Evert J. Woud : bass」、「フリッツ・ランデスバーゲン/Frits Landesbergen : drums」。