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大屋地爵士のJAZZYな生活

Cool Biz ~定年考

いやはや暑くなりましたねえ。暑くてもビジネスマンは女性みたいに大胆に露出するわけには行かない。つらいもんです。現役時代は、夏でもスーツに長袖のワイシャツ、ネクタイ、汗をかきかき、通っていました。考えてみれば、エグゼクティブでもないのに、高温多湿の夏場にあんな格好で通勤するのは日本のサラリーマンぐらいです。3月に定年退職してから、第二の人生が始まったのですが、実はどんな服装をして、職場に通おうか考えていました。決めていたのは、特にお客さんに会ったりするわけではないので、スーツでなく、ジャケットのカジュアルな格好をしたいと思っていました。そこへ今年のCool Bizブーム。ここぞとばかり、半そでボタンダウンのシャツ、チノパン、ウォーキングシューズ、すこし涼しければリネンか綿のジャケットで通勤してますが、その快適なこと。まっ、通勤でも汗はかきませんし、なんと言っても自由なリラックスした気分。扇子などは絶対に持ちませんよ。電車の中でも同じような服装のご同輩をよくお見かけします。やっぱりおじさんはみんなそんなファッションをしたいと思っているんだ。「LEON」が売れるわけだ。

河村幹夫氏の著書「50歳からの定年準備」(角川新書)には、人生の「3つの定年」についてこう記されている。
・・・・「第一の定年」は雇用主である他人が決める「雇用定年」、「第二の定年」は自分が決める「仕事定年」、そして「第三の定年」は神様が決める「人生定年」である。この60歳以降の仕事定年までの時代が最も大事で、その人の納得できる生き方はこの間に決まり、その人の本当の姿があらわれる。・・・・・・・・・
この著書は「仕事定年時代」をどう花咲かせ、やがてくる人生定年までをどう有意義に過ごすか、について様々な示唆に富んだ、団塊の世代には参考になる著書である。50歳のときにこの本に出会っていたら、私の人生ももう少し違っていたかもとさえ思える。が、著者は言っている、「Not too late」と。私はさしずめ、「仕事定年時代」が始まったばかりの新人ということですな。これからしっかり楽しまなくては!!!
堺屋太一氏も言っているではないか、「団塊の世代 黄金の十年が始まる」と。

五〇歳からの定年準備
河村 幹夫 / 角川書店
ISBN : 4047100048
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しからば、女性JAZZボーカリストの、さわやか新人をあげてみましょうか。
最初は、誰でも知っている「You are My Sunshine」「サークルゲーム(イチゴ白書)」などが入っているのでJAZZになじみのない人でも聴ける「サラ・カザレク/Yours」。本当にさわやかな、まろやかな歌声、休日の朝のひと時や手仕事のバックに流すのに最適。

ユアーズ
サラ・ガザレク ジョシュ・ネルソン エリク・カーテス マット・スローカム / オーマガトキ
ISBN : B000EOTGGQ
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次は、「キャロル・ウェルスマン/Whatcha Got Cookin」。弾き語り、ソングライターとして注目を集めるカナダ出身の女性アーティストの14編のラブ・バラード・アルバム。スタンダードから日本でも人気の高いポップスを円熟したヴォーカルで聴かせてくれる。
映画「真夜中のカウボーイ」の主題歌「Everybody Talkin'」、カーラ・ボノフのカバー「Daddy’s Little Girl」など。お気に入りの「Hey! Good Lookin'」は50年代の大ヒットのPOPS。

Whatcha Got Cookin
キャロル・ウェルスマン ケヴィン・アクスト レイ・ブリンカー グラント・ガイスマン ランディ・ウォルドマン ブラッド・ダッツ レニー・カストロ / コロムビアミュージックエンタテインメント
ISBN : B000EAV7QC
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今日はここまで。後の新人発掘は続きで。
by knakano0311 | 2006-07-25 23:34 | おやじのジャズ | Comments(0)
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