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大屋地爵士のJAZZYな生活

格差社会を覚悟せよ!(2)  ~ やっぱり! ~  

今日、5月29日の朝日新聞夕刊1面。「総務省が4月の完全失業率発表、3.8%に改善。・・・・・ 非正社員は1726万人で、雇用者に占める割合は過去最高の33.7%・・・」。
つまり、3人に1人は非正社員である。「格差社会の実態がない」などという人がいるが、この数字が端的にしめしている。年収200万にも満たない非正規社員労働者が1/3ということである。
前回海外の例などを引き合いに出したが、黒人、アフリカ系あるいは中近東、東欧などからの移民、出稼ぎ労働者が低賃金で働く受け皿となっている欧米諸国。外国人労働者、移民など諸事情で、とても出来そうもない日本。ものづくりは中国へ持っていくことも出来るが、サービス産業、第3次産業などはそれも難しいとなれば、競争に勝ち残っていくためには、自国内に低賃金労働者層を必要とする発想が出てきても不思議ではない。やはり、舞浜会議が出発点だったのか?

経済のグローバル化という側面での効率化だけでなく、少子化していく労働市場、高齢化、縮小化していく消費市場、今でさえ支出に足らざる税収、膨らむ一方の福祉負担を考えるとき、本当に知恵のある日本的経営を模索しないとこの国は衰退の一途をたどるに違いない。

むかし、自分への応援歌にしていた歌。「ハウンド・ドッグ/ff(フォルテッシモ)」が収録されているアルバム。「Innocent Day」というタイトルも皮肉でいい。


THE BEST~INNOCENT DAYS~
ハウンド・ドッグ / / Sony Music Direct
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「ハウンド・ドッグ - ff(フォルテッシモ)」

          
by knakano0311 | 2007-05-29 23:01 | 音楽的生活 | Comments(0)
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