大屋地爵士のJAZZYな生活

2017年 05月 05日 ( 1 )

路傍の花、樹々の鳥(159)  ~ 花の壁 ~

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 ウォーキングが日課となっているが、そのコースにいくつかのお気に入りの道がある。写真もその一つで、溜池を囲む雑木林と家に沿って、ゆっくりとしたカーブを描いている。この季節は、躑躅が満開で、さながら「花の壁」のようである。そんなお気に入りの道を巡るウォーキングが、最も楽しい季節となった。

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 「花の壁」なら、「Flowerwall」、「壁の花」なら「Wallflower」。「Wallflower(壁の花)」というのは、パーティーなどで社交の輪に加わらずに壁際でひとりじっとしている女性、もともとは、舞踏会で、踊りに誘われず壁際に立っている女性をいった言葉と記憶している。ところが「壁の花(wallflower)」という花が実際にあるんですね。黄色やオレンジの香りのよい花で、「ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)」という和名をもつアブラナ科の多年草だという。「wallflower」は英名で、ヨーロッパでは古い土壁の上でよく咲くことからつけられたという。(写真はNETより拝借)

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 そして、「Wallflower(壁の花)」という楽曲もあります。「ダイアナ・クラール/Diana Krall」の最近作のアルバム・タイトル曲、「Wallflower」(2015)がそれ。オリジナルは、「ボブ・ディラン/Bob Dylan」によって、1971年に作られ、録音された曲。

 私は「ダイアナ・クラール」の大のファンであるが、正直言って、「クワイエット・ナイツ/Quiet Nights」(2009)あたりからの彼女のアルバムは物足りなかった。はっきり言えば期待はずれだったといっていい。このアルバム、「Wallflower」も大物プロデューサー兼アレンジャーの「デイヴィッド・フォスター/David Foster」を起用したが、もともと彼は、ジャズではなくPOPSの人。オーケストレーションなどのPOPSアレンジで、すっかりJAZZらしさがアルバムより消えてしまった。いまだに「どこへ行く? ダイアナ・クラール」感が拭えていない。

 しかし、この5月3日に2年ぶりに新作、「ターン・アップ・ザ・クワイエット/Turn Up The Quiet」がリリースされるという。しかも、約10年ぶりにジャズ・スタンダードを取り上げた作品だという。 今度は期待が持てるのかな。

【 Wallflower 】   by Bob Dylan

「♪ Wallflower, wallflower,               寂しそうにしているそこの君、
       won't you dance with me?            僕と踊りませんか
 I'm sad and lonely too              僕も一人だから
  Wallflower, wallflower,               寂しそうにしているそこの君、
       won't you dance with me?             僕と踊りませんか
  I'm fallin' in love with you             あなたに恋してしまったから

Just like you I'm wonderin' what I'm doin' here 何をしてるんだろうと不思議に思ってるね
Just like you I'm wonderin' what's goin' on   何が始まるんだろうと不思議に思ってるね

  Wallflower, wallflower,               寂しそうにしているそこの君、
       won't you dance with me?              僕と踊りませんか
 The night will soon be gone           だって夜は短いから

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 YOUTUBEで探していたら、アルバム・バージョンでなく、何かのTV番組でしょうか、「Wallflower」の弾き語りバージョンがアップされていました。私はこちらのほうがはるかに好ましい。まっ、聴き比べてみてください。

WALLFLOWER

DIANA KRALL / VERVE



「Diana Krall feat. Blake Mills - Wallflower」

          

「Diana Krall - Wallflower (Session Off TV) 」

          
  


  
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by knakano0311 | 2017-05-05 09:37 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)