大屋地爵士のJAZZYな生活

2017年 08月 27日 ( 1 )

夜の静寂の中で ~多田神社の萬燈会~

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 夕食後、ご近所にある清和源氏の祖、「源満仲」を祀っている「多田神社」の「萬燈会」に、食後のウォーキングを兼ねて出かけた。

 一般的に我が国の神社、仏閣では、祭礼の時に無数の燈火を献じ、鎮魂するという習わしがあるが、「多田神社」では、毎年、祭神「満仲公」の命日に当たる旧暦8月27日に「萬燈会」を行っている。歩くこと30分。山門から上がる。境内には参拝客はほとんどおらず、暗闇に浮かぶ無数の提灯が幻想的な雰囲気を醸し出している。盆踊りや夏まつりと違って、一切音がしない静けさ。砂利を踏む「ザクザク」という音のみが響く。家内安全、無病息災を祈願して帰る。

 今宵の曲は、「夜は千の眼を持つ/The Night Has a Thousand Eyes」1948年、「ジョン・ファロー/John Farrow」監督のサスペンス映画、「夜は千の眼を持つ」の主題歌である。実際には、映画の中では、まったく使われなかったらしいと聞く。

 有名なスタンダードだけあって、いろいろなアーティストがカバーしているが、それぞれのパフォーマンスの受ける印象が大きく違うので、どれを聴いても楽しめる曲でもある。

【 The Night Has A Thousand Eyes 夜は千の眼を持つ 】
                作詞;Buddy Bernier  作曲;Jerry Brainin

「♪ Don't whisper things to me you don't mean  心にもない言葉を囁くのはもうやめて
  For words deep down inside can be seen by the night
                    夜は心の奥深くに隠した言葉まで見抜いてしまうから
  The night has a thousand eyes    夜は千の眼を持っているから
  And it knows a truthful heart from one that lies
                    誠実な心と嘘をつく心を見分けることができるのです

  Tho' romance may have called in the past    過去にいくつも恋をしていたわ
  My love for you will be everlasting and bright  でもあなたへのわたしの愛は永遠
  As bright as the starlit skies            星空の輝きのように
  And this wond'rous night that has a thousand eyes千の眼を持つ不思議な今宵のように

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 まずは、女性ボーカル、ふたりの歌姫から。デンマークの歌姫、「シーネ・エイ/Sinne Eeg」とカナダの妖精、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」。自身の名前をタイトルにしたデビュー・アルバム「Sinne Eeg」(2003)から。

Sinne Eeg

Sinne Eeg / Sinne Music



「SINNE EEG ー Night Has A Thousand Eyes/Comes Love」

          

 「ダイアナ・パントン」。アルバム、「フェリシダージ~わたしが愛したブラジル/To Brazil With Love」(2011)から。

フェリシダージ ~わたしが愛したブラジル

ダイアナ・パントン(vo) / MUZAK,INC.



「Diana Panton - The Night Has A Thousand Eyes」

          

 演奏のほうも外せませんね。没後8年、もう懐かしいと思うピアニストになってしまった、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」のアルバム、「ベッドで煙草はよくないわ /Don't Smoke In Bed」(2000)からも。ドラムレス・トリオのパーソネルは、「Eddie Higgins(p)」、「ジョン・ピザレリ/John Pizzarelli (g)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (b)」。

ベッドで煙草はよくないわ (初回プレス限定)

エディ・ヒギンズ・トリオ / ヴィーナス・レコード



「Eddie Higgins ー the night has a thousand eyes」

          

 ホーンを加えたピアノ・トリオでも ・・・。今は亡きフリューゲル・ホーンの名手、「アート・ファーマー/Art Farmer」をフューチャーした「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」の演奏。アルバムは、「風のささやき/The Windmills Of Your Mind」(1997)。

風のささやき
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ・フィーチャリング・アート・ファーマー / / エム アンド アイ カンパニー
    
     
「european jazz trio - the night has a thousand eyes」

          

 最後は、いま見ても斬新的なジャケットが印象に残るアルバム、ジャズの巨人、「ジョン・コルトレーン/John Caltrane」の「コルトレーンズ・サウンド/Caltrane's Sound」(1964)から。この演奏が一番有名でしょうか。

コルトレーン・サウンド(夜は千の眼を持つ)

ワーナーミュージック・ジャパン



「John Coltrane Quartet - The Night Has A Thousand Eyes」

          
  


  
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by knakano0311 | 2017-08-27 10:18 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)