大屋地爵士のJAZZYな生活

2017年 09月 05日 ( 1 )

秋桜一輪、初秋のボッサ

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 朝夕めっきり涼しくなってきた。エアコンも止め、短パン・Tシャツを長ズボン・ポロシャツに替えた。プランターに種を蒔いてあった「コスモス(秋桜)」が一輪だけ咲き始めた。

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 そんな初秋の宵にリラックスして聴けるボッサ・アルバムがある。ポーランド出身の歌姫、「グラジーナ・アウグスチク/Grazyna Auguscik」とブラジリアン・ギタリスト、「パウリーニョ・ガルシア/Paulinho Garcia」のデュエットによるビートルズ・カヴァー集、「ふたりのボサノヴァ〜ビートルズ・ノヴァ/The Beatles Nova」。

 ガット・ギターで紡がれるナチュラルで柔らかなボッサのリズムと、アンニュイな雰囲気をもち、そっとつぶやくような美しい歌声。ビートルズが築いた世界とは全く別のノスタルジックで哀愁漂う世界が現われる。そんな「ふたりのボサノヴァ」のキャッチにはこう書いてあった。「東欧の淡い木漏れ日と穏やかな南米の風 ・・・」

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 「グラジーナ・アウグスチク」、1955年ポーランド生まれのジャズ・ヴォーカリスト、作曲家、アレンジャー。故国ポーランドでギターを学んだあと、ボストンのバークレー音楽院でボーカルを学んだという。歌手としてのデビューは、1977年。その後ポーランドで、いくつかの賞に輝いたが、1988年アメリカに移住、あまたのミュージシャンとのセッションを行うとともに10数枚のアルバムをリリース。現在は、シカゴに在住し、音楽活動を続けているという。

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 もう一方の「パウリーニョ・ガルシア」。1948年、ブラジル生まれ。子供の頃、歌を皮切りに音楽を学び、10代の頃はドラム、ベースと変遷、最終的にギターに落ち着いたという。1979年にシカゴに移住、ブラジル音楽を主とした音楽活動を続けている。そんなシカゴ在住の二人が出会い、もう10数年来の親交を続けている中で、ふたりのコラボ・アルバム、「ふたりのボサノヴァ」(2012年)は、「Fragile」(2000)、ブラジル名曲集「Andança」(2008)に続いて第3作目のようだ。

ふたりのボサノヴァ~ビートルズ・ノヴァ

グラジーナ・アウグスチク&パウリーニョ・ガルシア / MUZAK



 完璧なコーラス・ワークで綴る大人のサウダージ。哀愁漂うコーラスが泣かせる「Because」。そして、「In My Life」。

「Grazyna Auguscik & Paulinho Garcia - Because」
 
          
 
「Grazyna Auguscik and Paulinho Garcia - In My Life」

          

 第2作、ブラジル音楽集「Andança」から「アペーロ/Apelo」。この曲は「ヴィニシウス・ヂ・モラエス/Vinícius de Moraes」の作詞、「バーデン・パウエル/Baden Powell」の作曲の美しい曲で、「哀訴」という邦題が付いていますが、多くのカバーがある。「♪ わたしの愛よ 行ってしまわないで ・・  わたしの愛するひとよ わたしを許して ・・ ♪」 そんな哀しい歌。

Andança

Grazyna Auguscik & Paulinho Garcia / CD Baby



「Grazyna Auguscik & Paulinho Garcia - Apelo」

          

 YOUTUBEにアップされていた第1作からも ・・・。

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Fragile/Grażyna Auguścik, Paulinho Garcia/ GMA Records


「Paulinho Garcia & Grazyna Auguscik - Fragile」

          
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by knakano0311 | 2017-09-05 14:08 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)