大屋地爵士のJAZZYな生活

カテゴリ:おやじの遠足・街歩き( 126 )

観桜ご近所ドライブツアー(4)  ~ 星への階 妙見山の桜 ~

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 昨日にひきつづく、観桜ご近所ドライブツアーは、ここもご近所の桜の名所「能勢妙見山(のせみょうけんざん)」へ。「能勢妙見山」は、妙見大菩薩を祀る北極星信仰の聖地。妙見大菩薩は北極星の神様で、常に北を指して動かないところから星の王様、つまり運命の星の流れを司る開運の神様と言われている。麓の「妙見の森ケーブル」、黒川駅に着くやいなや、絶景の桜が目に飛び込んでくる。
 
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 「妙見の森ケーブル」に沿って「ソメイヨシノ(染井吉野)」が咲き誇り、全長666m、高低差229mを5分で結ぶケーブルカーの車窓からは、日本一といわれるクヌギの輪伐の里山景観を見ることができる。
 

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 山頂駅から、しばらく歩くと、「エドヒガン(江戸彼岸)」の群落が広がっている。ここも、川西市指定の天然記念物であり、ボランティアと能勢電鉄によって、しっかり整備がされている。ひときわ目立つのは、美しい桜の下で多くの人に素敵な出会いがありますようにとの願いが込められ名付けられたという、大木「出会いの妙桜(であいのたえざくら)」。群落のシンボルツリーで、高さ21m、幹周り259cmほどあるという。「台場クヌギの小径」を歩いて、ケーブル駅まで戻ると、クヌギの輪伐が形作るモザイク状(パッチワーク状)の里山林で、日本一ともいわれる里山景観を見ることができる。
 
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 妙見山を後に最近大規模開発された隣接する箕面市の住宅団地へ。ここでは、近くの山の谷筋に群生する「エドヒガン」をみることができる。北摂地域ではなぜか、猪名川水系にだけ「エドヒガン」が自生するといい、こんな見事な遠景をこの地域ではいたるところで見ることができる。

 さて、今宵の曲、「星への階(きざはし)/Stairway to the Stars」、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」です。アルバムは、「ムーン・ビーム/Moon Beams」(1962) 。パーソネルは、「Bill Evans: piano」、「チャック・イスラエル/Chuck Israels: bass」、「ポール・モチアン/Paul Motian: drums」。 私が住んでいる地域でも、実家の松本でも、夜が明るく、星を見ることが難しくなり、機会も減ってしまった。妙見山でもそうだと聞く。

ムーンビームス

ビル・エヴァンス / ユニバーサル ミュージック



「Bill Evans - Stairway to the Stars」
        



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by knakano0311 | 2017-04-17 13:01 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

観桜ご近所ドライブツアー(3)  ~ 我がフィールド、一庫公園のエドヒガン ~

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 やはり一番愛着のあるのが、ボランティアとして自らも実生苗の育苗や植樹、市指定天然記念物となっている群生林周辺の整備を続けている「一庫公園」の「エドヒガン(江戸彼岸)」をはじめとした桜である。この地域で最も高いと思われる樹高31mをこえる「エドヒガン」を中心に、私が「天空のソナタ」とよんでる薄紅色の可憐な花が、青空に広がる様は美しいの一言につきる。

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 この日のツアーのお供は、「ロード・ソング/Road Song」。CTIレーベルからリリースされた「ウェス・モンゴメリー/Wes Montgomery」の「Road Song」(1968年録音)が最もよく知られているが、今日は、それに先立つ2年前、ジャズ・オルガン奏者「ジミー・スミス/Jimmy Smith」 がリリースした、ウェスとのデュオ・アルバム、「ダイナミック・デュオ/The Dynamic Duo (with Wes Montgomery) 」(1966)から聴いてみます。

ダイナミック・デュオ+1

ジミー・スミス&ウェス・モンゴメリー / ポリドール



「Jimmy Smith & Wes Montgomery - OGD (aka Road Song) 」

          
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by knakano0311 | 2017-04-15 16:47 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

観桜ご近所ドライブツアー(2)  ~ 桜を追いかけ、長くくねった道を ~

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 ご近所桜ツアーの続きです。活動フィールドの一庫公園を後にやってきたのは、猪名川町の桜の新名所、桜並木。約2.3kmの道路に600本の「ソメイヨシノ(染井吉野)」が咲き誇る。団地と県道を作った昭和40年ころに植えたんでしょう。同じころ、大規模団地開発が行われた市内には、50年近く経って立派に成長し、名所となった同じような桜並木がいくつかある。桜の開花の季節には、「いながわ桜まつり」が行われるが、今年は4月2日と開催が早すぎて地元の人は、がっかりだったようだ。

 さてそのあとは、花に芳香があることから別名、「ニオイコブシ(匂辛夷)」と呼ばれる「タムシバ(田虫葉)」も開花の季節を迎えているので、ちょっと遠周りをして、「タムシバ・ロード」を走ってみたが、まだ、つぼみかちらほらの開花で、全山「タムシバ」という絶景には少し早い。1週間ほどして来てみよう。

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 そして、「高源寺」の枝垂れ桜。文明七年(1475年)が開祖という浄土真宗本願寺派の古刹の庭に咲くのは、「エドヒガン」の枝垂れ種で、樹齢300年と言われている。一般的に、「〇〇桜」と名付けられているご長寿の名物桜は、そのほとんどが、寿命千年とも言われる「エドヒガン」であるという。まさに満開。その豪華絢爛たる姿は、まさに圧巻。息をのむくらい美しい。この寺は、山の中腹に有り、桃と山桜の向こうに広がる市内が眺望できる。これも絶景。

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 最後は、我が団地西端にある「渓の桜」。これも猪名川河岸に自生していたエドヒガン群生地を住民ボランティアが投棄されていたゴミを片付け、周辺を整備し、桜の名所として蘇らせた。近くの小学生に自然観察体験の場として活用されていて、市天然記念物にも指定されている。この日は、一般公開は終わっており、また対岸の絶景スポットは落石で通行止めとなっており、上からの眺めで満足せざるを得なかった。

 さて、桜ツアーを堪能した今宵の曲は、ご存知、「ポール・マッカートニー/Paul McCartney」と「ジョン・レノン/John Lennon」の手になる「The Long and Winding Road」。1970年のアルバム、「Let It Be」に収録されていますね。

【 The Long And Winding Road 】

「♪ The long and winding road       君のドアへと続く
         that leads to your door,    長い 曲がりくねった道は
  Will never disappear,           決して消えることなくいつもある
  I've seen that road before        ずっと見てきたその道をたどれば
        It always leads me here,    いつも君のもとへと連れて行ってくれる  
  Leads me to your door.          いつも君のドアへとね

  The wild and windy night         風が激しく吹き荒れる夜に
        the rain washed away,     雨によって洗い流されるのは
  Has left a pool of tears crying for the day.  日差しに焦がれて溜まった涙 
  Why leave me standing here,        なぜ僕をここに留めるんだ
         let me know the way       君へと続くあの道を教えてくれ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 今宵、まずは「ワム!/Wham! 」のメンバーとして知られ、昨年、 2016年12月に亡くなった「ジョージ・マイケル/George Michael」の歌唱で。シングル、「Freeek!」(2002年)から。

FREEEK! / LONG & WINDING ROAD

GEORGE MICHAEL / Universal Import




「George Michael - The Long And Winding Road」


          

 女性ボーカルで何かないかなと探したら、YOUTUBEにアップされていたのが、イタリアの女性シンガー、「ジョルジア/Giorgia」の歌唱。アルバム、「One More Go Round」から。

One More Go Round

Giorgia / Go Jazz



「Giorgia - The Long and Winding Road」

          
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by knakano0311 | 2017-04-15 09:00 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

ご近所観桜ドライブツアー(1) ~ 猪名川水系はエドヒガンが満開 ~

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 天候が回復したので、満開のご近所の桜の名所を一挙に見てまわろうと、ご近所桜ドライブツアーと車を走らせる。今年は、例年より桜の開花が遅れ、また満開となった先週末には、あいにく雨が続くという天候不順。くわえて愛車を車検に出していたため足もなく、やっとこの日に、「エドヒガン(江戸彼岸)」も「ソメイヨシノ(染井吉野)」も、「ヤマザクラ(山桜)」も、一挙に観て回ろうという欲張りドライブとなった。

 まずは「黒川・桜の森」へ。今回は、寒さのため次の日に観桜を延ばした「妙見ケーブル」沿いの満開の桜を、ちらっと横目で見て通り過ぎて黒川の里へ。「黒川・桜の森」は、ここで活動するボランティア団体が、この谷に自生するエドヒガン群生林の整備活動をずっと行っている。川西市の天然記念物に指定されていて、国道477号から見る景観は、吉野山の一目千本とまではいかなくとも、かなりの圧観である。

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 我が活動フィールド、一庫公園の「エドヒガン」である。周辺整備の甲斐あって、見通しが良くなり、散策路から景観に妻も大満足。「オオシマザクラ(大島桜)」(写真)も、「ヤマザクラ」、「ソメイヨシノ」も満開の競演、桜舞台。散策路をじっくり回る。

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 そして、一庫ダム沿いに車を走らせると、ダムに流れ込む、「一庫大路次川(ひとくらおおろじがわ)」がつくる「龍化渓谷」は、ほとんど人のこない隠れた桜の名所である。渓谷の瀬音に混じって、鶯の鳴き声が響く。有名な桜の名所も、それはそれでいいが、こんな「ご近所桜ツアー」でも、十二分に満足できるし、ご近所の桜の名所を維持しているのは、ほとんどが地元のボランティアの人たち。そんなところにも地域への愛着や誇りも感じることができる。

 さて桜ツアー、今宵の曲は、「Two for the Road」。「シャレード/Charade」で有名な「スタンリー・ドーネン/Stanley Donen」監督、「オードリー・ヘップバーン/Audrey Hepburn」主演の映画、「いつも2人で(原題;Two For The Road)」(1967年公開)のテーマ曲で、作曲は、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」。

 倦怠期を迎えた結婚12年目の夫婦が、今再び愛を取り戻そうと、車でフランスの旅に出る。「いつも2人で」は、そんな大人のロード・ムービー。古い映画で、地味ですが好きな映画の一つ。まっ、一度観てください。

いつも2人で [DVD]

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント



「Two for the Road - Henry Mancini / Audrey Hepburn 映画いつも二人でのテーマ」

          

 こんな歌詞がつけられています。

【 Two for the Road 】
             作詞:Leslie Bricusse 作曲:Henry Mancini

「♪ If you're feeling fancy free        もし貴方が自由でいたいと思うなら
  Come wander through the world with me  私と一緒にこの世界で歩んでいこう
  And any place we chance to be      そして訪れたその時々の場所が
  Will be a rendezvous           二人の新しいめぐり逢いとなるだろう

  Two for the road             二人で過ごす人生という旅
  We'll travel through the years      この旅は何年か経ったら
  Collecting precious memories     たくさんの大事な思い出が積み重なり
  Selecting souvenirs           二人で選んだ旅のお土産も集まる
  And living life the way we please   これからもこの楽しい人生の旅を歩んでいこう
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 やはり、ジャズ・ボーカルでしょう。熟練の女性ボーカル、「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。アルバムは、「I'm With the Band」から。

I'm With the Band

Tierney Sutton / Telarc



「Tierney Sutton - Two for the Road」

          
  


  
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by knakano0311 | 2017-04-14 09:41 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

セピア色の街を抜けて

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 車検のためディーラーに車を預けた後、ちょうど雨もあがったので、猪名川沿いから阪急電鉄の川西能勢口駅までぶらぶらとウォーキング。この時期、猪名川をまたいで、たくさんの鯉のぼりがはためくが、川をまたぐ作業は雨で中止らしく、何本かの柱にカラフルな大きな鯉のぼりが翻っていた。我が家で、鯉のぼりや武者人形を飾らなくなってから、もう何年経つのだろうか。桜の名所、五月山にもやっと開花が訪れたようだ。

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 駅へと向かう途中に、駅近くながら、まるで開発から取り残されてしまったかのように、古い昭和の雰囲気が、そのまま残る一角がある。かってはこの地で蜂を飼育していたのだろう、蜂の巣箱や蜂の巣が積み上げられている蜂蜜店。そして、まさしく昭和。大きな煙突と入口の松が目を引く銭湯。いずれも幼少期を過ごした故郷の家の近くにもあった。あの頃はそんな風景が当たり前だった。いまは、巨大なマンションの陰にひっそりと佇んでいる。セピア色の街 ・・・。

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 そして、極めつけは、忘れられたかのように場末の雰囲気が色濃く残る何軒かの飲み屋。ロケーションが、お稲荷さんの前の路地というのもいい。きっと日暮れたら提灯に明かりが灯り、いまでも昔を懐かしむかのように、おなじみのお客さんが来るんでしょう。こんな雰囲気っていいなあ。

 さあ、今宵の曲。「That Old Feeling」。「懐かしく感じたあの気持ち」とでも訳しましょうか。1938年制作のファッション業界を描いたミュージカル映画、「1938年のヴォーグ/Vogues of 1938」の挿入歌というから、古い古いスタンダード曲です。「ルー・ブラウン/Lew Brown」作詞、「サミー・フェイン/Sammy Fain」作曲という。

 「チェット・ベイカー/Chet Baker」で聴いてみましょうか。私がこの歌を知ったのは、「Chet Baker Sings」(1956年)というアルバム。そう、あの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン/My Funny Valentine」で有名になったアルバムです。冒頭に収められているのだが、チェットのトランペット・ソロの後に、チェット節とも言える、あの甘いくすぐるようなが声が流れてきます。

【 That Old Feeling 】  by Lew Brown / Sammy Fain

「♪ I saw you last night          昨晩、君を見たとき感じた 
        and got that old feeling        あの懐かしい気持ち
  When you came in sight         君が視界に入ってきた瞬間
        I got that old feeling         懐かしい気持ちを感じたんだ
  The moment that you danced       君が踊っているあの時
          by I felt a thrill          ぼくはドキドキして
  And when you caught my eye       君と目があった時は
          my heart stood still        心臓が止まりそうだった

  Once again I seemed to          もう一度昔にもどったような
         feel that old yearning      あの懐かしい気持ちを感じた気がして  
  And I knew the spark of          まだ僕にも恋する火花が
         love was still burning       残っているんだと感じた
  There'll be no new romance for me,   でも新しい恋なんて僕にはきっとダメだろうな
           it's foolish to start        恋をまた始めるなんて愚かなこと
  For that old feeling, is still in my heart   君への想いがまだ残っているんだから
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

Chet Baker Sings

Chet BakerPacific Jazz



「Chet Baker - That Old Feeling」

          

 没後8年、もう懐かしいと思うピアニストになってしまった、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」のアルバム、「ベッドで煙草はよくないわ /Don't Smoke In Bed」(2000)からも。パーソネルは、「Eddie Higgins(p)」、「ジョン・ピザレリ/John Pizzarelli (g)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (b)」。

ベッドで煙草はよくないわ (初回プレス限定)

エディ・ヒギンズ・トリオ / ヴィーナス・レコード



「That Old Feeling - Eddie Higgins Trio」

          
  



  
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by knakano0311 | 2017-04-08 09:44 | おやじの遠足・街歩き | Trackback(1) | Comments(0)

火のない所に煙は立たず

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今年一番の厳寒。小雪が舞う中でのウォーキング。道筋に煙突が立っているお宅をいくつか見かける。しかし、厳しい寒さになっても、煙が上がってるのを見たことがない。こちらの煙突のお宅は暖炉でしょうか。そういえば、バブル時代の新築戸建の家では、応接間を設え、暖炉、シャンデリア、ピアノなどを置くことに人気があったと記憶している。庭に薪など積んでいないところを見ると、もうインテリアとしてだけの存在なのでしょうか。もっとも、暖炉で薪を焚いたら、煙くてかなわないでしょうが ・・・。

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こちらは、最近人気が高いという薪ストーブの煙突。ここも煙が上がっているのを見たことがない。最近は薪ストーブの性能も上がっているので、あまり煙が出ないかもしれないが ・・・。憧れの強い薪ストーブは、自分で割らないにしても、ひと冬分の薪を調達し、それを最低でも1年間は乾燥させ、使用時は火を絶やさないように薪を焼べなければならない。その労力と時間と保管場所の確保、また、1束500円程度という薪代も、ひと冬となると大変なようだ。さらに住宅街では、煙や臭いなどのご近所トラブルに気を遣わなくてはならない。もっとも最近は自動で燃料が供給され、排気が無色透明になるペレット式もあるようだが、薪の燃える迫力、色、雰囲気、ストーリー性は薪ストーブには及ばないという。しかし、いろいろ考えても、年金生活者たる高齢者、薪ストーブはあこがれの中にとどめておくのが良さそうである。

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さて、「♪ ・・・ You'd be so nice by the fire ・・・」。超有名なスタンダード、「You'd be so nice to come home to(帰ってくれたら嬉しいわ)」のワン・フレーズである。今宵は、この曲を聴きましょうか。「ニューヨークのため息」と評された「ヘレン・メリル/Helen Merrill」の歌唱が超有名で、私も何年か前、彼女のラスト・コンサートで聴いたことがある。(参照拙ブログ「最後のため息 ~ヘレン・メリル ラスト・コンサート~ 」

しかし、へそまがりの私、今宵はメリルとは別の歌唱、演奏で ・・・。まずは、「サラ・マッケンジー/Sarah Mckenzie」。最近、パリに移ったようであるが、オーストラリア、メルボルンを拠点に活躍するピアノ弾き語りの女性歌手である。25歳の時のデビュー作、「Don’t Tempt Me」(2010)から。

Don't Tempt Me

Sarah Mckenzie / ABC Music Oz



「Sarah McKenzie - You'd Be So Nice To Come Home To」

          

そして、ベテラン、「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。人気ジャズ・コーラス・グループの「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」で、ソプラノ・パートを担当し、近年はソロでの活躍も著しいシンガー。アルバム、「Talk of the Town」(2003)から。

Talk of the Town

Cheryl Bentyne / Telarc



「You'd Be So Nice To Come Home To - Cheryl Bentyne」

          

私の一番好きだったギタリスト、故「ジム・ホール/Jim Hall」。ヒット・アルバム、「アランフェス協奏曲/CONCIERTO」から。

アランフェス協奏曲

ジム・ホール / キングレコード



「YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO - JIM HALL」

          

最後は「男歌」で締めましょうか。「チェット・ベイカー/Chet Baker」。亡くなる一年前の1987年の6月14日に、東京の昭和女子大学の人見記念講堂での最終公演のDVD、「Chet Baker Live in Tokyo」(1987)から。このDVDは10年以上も前になるだろうか、当時北京にはほとんどなかったジャズ・クラブで求めたもので、聴くとチェットが大好きという暗い顔をしたマスターを思い出す。(参照拙ブログ  「Red Hot Jazz ~久しぶりの北京CD爵士倶楽部で~ 」「中国JAZZY紀行(3) ~北京CD爵士倶楽部~ 」

Chet Baker Live in Tokyo [DVD] [Import]

Chet Baker / Hudson Street



「CHET BAKER - You'd Be So Nice To Come Home To」

          

  

  
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by knakano0311 | 2017-01-23 23:40 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

長尾連山の林の中を「太子の冷泉」まで歩く

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朝日新聞の地方版の記事に興味を持ち、やってきたのは、「宝塚自然休養林」。1370余年の寺暦を誇り、子授け観音で有名な「中山寺」の北、長尾連山に広がる林野庁の管轄の国有林で、標高80m~478m、面積252haもの市街地背景林。そこを流れる川に水が噴き上がる不思議な岩があるというので、ウォーキングがてら遊びに。

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七五三や安産祈願で参詣客でいまだ賑わう「中山寺」の境内を抜け、梅の名所として有名な「中山観音公園」の梅林の脇を流れる「足洗川」に沿って、この季節、紅葉の美しさを楽しみながら、緩やかな上りを進んでいく。途中何人かのハイカーに場所を聞いたが、ほとんど知らなかった。里山放置林の常で、広葉樹、「クマザサ(熊笹)」、「ウラジロ(裏白)」などが、なすがままに生い茂っている。それでも手入れをする人たちがいるようで、そこここで間伐が行われ、登山道も整備されている。
 
標識に従って、「夫婦岩展望所」ではなく、「山頂展望所」を目指し、途中から「足洗川」の沢沿い登ること約30分。鉄の枠に間伐材を詰め込んで作った堰堤、「第3号鋼製自在枠谷止」を越えるとすぐ左手の沢にその岩はあった。赤茶けた岩の小さな穴から一筋の水が噴出している。写真の写りが悪くわかりにくいかもしれないが、高さ2mくらいであろうか、ピューっと噴出している。大規模な噴水とは比べ物にならないが、「小便小僧」を思い出させ、なかなか不思議で可愛らしい。「聖徳太子」が創設したとされている中山寺にちなんで「太子の冷泉」と名付けた標識が建っていた。きっと霊験あらたかなパワースポットであろうか。(クリックすると参照動画へ 朝日新聞記事より

記事によると、温泉などではなく、上流で地中にしみ込んだ沢水や地下水が、地中で圧力を受け、穴から噴き出しているもので、そう珍しい現象ではないという。お目当ての岩にたどり着いて、しばらく噴水を楽しむ。霊験があったのか、なかったのか。まっ、それはどうでも ・・・。片道2km弱。適度な汗をかいた後、ゆっくりと家路に。

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ブログをかきながら、YOUTUBEで「ティエリー・ラング/Thierry Lang」の演奏をずっと流していたら、聴こえてきたのは、ノルウェー出身のジャズ・ピアニスト、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」の「At Home」。「Changing Places」(2003)、「The Ground」(2004)に続くECMからリリースのトリオ3部作の最後を飾る「Being There」(2007)に収められ、私が彼を知ることとなった記念すべき最初の曲。「ティエリー・ラング」と同じカテゴリーのオススメということでしょう。これぞ霊験か。しばらく聴いていると、夜の闇の中で静かに散りゆく紅葉のイメージが頭に浮かんだ。「もののあわれ」、「無常の美」に通ずるものがあるのかもしれない。パーソネルは、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen - piano」、「ハラルド・ヨンセン/Harald Johnsen - double bass」、「ジャール・ヴェスペスタッド/Jarle Vespestad - drums」。

この曲も何回か取り上げているが、飽きもせずに聴いている。

Being There

Tord Gustavsen Trio / ECM



「At Home - Tord Gustavsen Trio」

        
  



  
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by knakano0311 | 2016-11-30 10:03 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

変りゆく風景、変わらない自然

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久しぶりに雲一つない上天気。妻が最寄り駅から4つ先の日生中央まで歩こうと提案。しばらくこのコースは歩いていなかったが、10年ほど前は季節の変わり目によく歩いたコースである。6~7kmくらいか、1時間半ぐらいのウォーキング・コースである。

私が住んでいる団地の北側では、現在の名神、中国道の渋滞緩和のために建設される新名神高速道路の工事が終盤に差し掛かっている。本来は来年3月完成の予定であったが、橋脚の落下事故の影響で1年ほど完成が延びるらしい。地域の風景を一変させる高速道路建設現場を通り過ぎ、老舗のゴルフ場、「鳴尾ゴルフ倶楽部」へと通ずる道へと入っていく。私はゴルフはしないので縁のないところではあるが、21年ほど前の阪神淡路大震災の時、1ヶ月以上都市ガスの供給が途絶えたが、震災直後、このゴルフ場が風呂を地域住民に開放してくれたため、家族で世話になったことがある。ありがたかったな。

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やがて道は車も通ることができない細い山道となり、左手には「つるやオープン」開催で知られる「山の原ゴルフクラブ」のコース、右手には「鳴尾ゴルフ倶楽部」のコースに挟まれながらしばらく歩く。秋ではあるが、左右に広がるグリーンの鮮やかさが目に映る。そして、季節の花、「サザンカ(山茶花)」が咲き誇る。「プラタナス」でしょうか、紅葉も始まりだした。ここの自然は少しも変わっていない。

結構体力もついたのでしょうか、10年前に比べ、しんどかったという感じもせずに日生中央に着き、ショッピング・モールで弁当も買って、オープンカフェで昼食。帰りは最寄駅まで電車で10分。帰りはあっという間。

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さて今宵は、「マルガリータ・ベンクトソン/Margareta Bengtson」です。人気ア・カペラ・ユニット、「ザ・リアル・グループ/The Real Group」の元リード・シンガーで、北欧一美しい声の持ち主とか、北欧一美しいソプラノの持ち主といわれている。

1966年、ストックホルム生まれ。声楽の教師を母に、王立オペラの主席フルート奏者を父にもち、幼少から歌とピアノを、12歳からはハープを習う。1984年に王立音楽アカデミーに入学すると同時に、学友と「ザ・リアル・グループ」を結成。その後グループから独立し、ソロ活動へ。古き佳き時代のアメリカン・ジャズ・スタンダードへのオマージュとして制作された、2007年のデビュー・アルバム、「アイム・オールド・ファッションド/I´m Old Fashioned 」が、その美しいソプラノ・ヴォーカルとオーケストレーションで話題を呼んだ。(参照拙ブログ「スエーデン美女シンガー図鑑(その8) ~マルガリータ・ベンクトソン~ 」など)

アイム・オールド・ファッションド

マルガリータ・ベンクトソン / スパイス・オブ・ライフ



「マルガリータ・ベンクトソン」、7年振りの新アルバムは秋にふさわしい珠玉のバラード集。スウェーデンを代表するピアニストの一人、しなやかなタッチで人気の高い「マティアス・アルゴットソン/Mathias Algotsson」を迎えてのアルバム、「バラッズ/Ballads」。美しいソプラノで、スタンダードの名曲の数々を歌い上げる。

バラード

マルガリータ・ベンクトソン・ウイズ・スペシャル・ゲスト・マティアス・アルゴットソン / Savvy/Spice of Life



新アルバムからのアップがまだありませんので、「I´m Old Fashioned」に収録されているスタンダード、「Someone to watch over me(邦題は、やさしき伴侶を)」をライブで。

「Someone to watch over me - Margareta bengtson」

          


  
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by knakano0311 | 2016-11-04 13:29 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

山の吊り橋ゃ ~ 一庫大路次川に沿って ~

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上天気。いつも山遊びでお世話になっている「一庫(ひとくら)公園」を取り囲む「一庫ダム」。そのダム湖、「知明(ちみょう)湖」にそそぐ川の一つ、「一庫大路次(ひとくらおおろじ)川」に沿って上流に向かってウォーキングをしてみることにした。お目当ての目的地は、「龍化渓谷」にかかる「龍化吊り橋」。車では訪れたことがあるが、歩いては初めてである。

湖畔の駐車場に車を置き、川沿いの平坦な道を歩き始める。このあたりは、春は桜、秋は紅葉と景色も楽しめる道であるが、まだ紅葉には程遠い。真っ赤な「桜橋」を過ぎると、対岸を走る丹波地方への国道173号線とはちがって、ほとんど車も通らないので、ゆったりと安全で静かにウォーキングを楽しめる。

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「ナラガシワ(楢柏)」でしょうか、大きな「どんぐり」が鈴なりに、また自生する柿も赤く色付いている。ダム湖では、ブルー・ギルやブラックバス釣りが盛んで、渓流では鮎、アマゴ釣りが楽しめるので釣り人も見かけた。45分ほど歩くと、ダム湖も終わり、岩の間を急な流れが走る「龍化渓谷」が始まる。対岸にダムが出来る前の旧国道のトンネルと、その上にできた川沿い遊歩道のための新しいトンネルを見ると、もう目的地、「龍化吊り橋」である。

駐車場より往復1時間半。気候も良くてあまり汗ばむこともなく快適ウォーキングであった。「♪ 山の吊橋ゃ どなたがとおる ・・・ ♪」。「春日八郎」の歌だったでしょうか。

さて、今宵の曲は、「ブリッジ/The Bridges」。JAZZでは「ソニー・ロリンズ/Sonny Rollins」の同名のアルバム、「The Bridge/橋」(1962年)が有名であるが、取り上げるのは、ブラジルを代表するシンガー・ソングライター、「ミルトン・ナシメント/Milton Nascimento」の曲で、彼の名を一躍世界的に有名にした「The Bridge/橋」。橋を自分の人生になぞらえた傑作。今、私も自分の渡ってきた橋を振り返って見、そして、これからわたっていく橋を思い描く。そんな英語詩の「Bridges」が、私は好きである。

「♪ I have crossed a thousands bridges  私はいくつもの橋を渡ってきた 
   in my search for something real    真実を求めて 
   There are great suspension bridges  くもの巣のような
   made like spider webs of steel      大きな鋼の吊り橋も 
   There are tiny wooden trestles      小さな丸太の橋も
   and there are bridges made of stone  そして石造りの橋も 
   I have always been a stranger       旅する私はいつも異邦人で
   and I’ve always been alone          いつも孤独だった 

   There’s a bridge to tomorrow        明日に繋がる橋がある 
   There’s a bridge from the past       過去から繋がっている橋がある 
   There’s a bridge made of sorrow     終わってほしいと祈りながら渡る
   that I pray will not last             悲しみの橋もある

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・                 ・・・・・・・・・・・・・・

    I can see him(her) in the distance     遥か遠く、川の向こう岸に佇む
    on the river’s other shore           あの人が見える
    And his(her) hands reach out longing  そして両手を差し伸べている
    as my owns have done before        かって私がそうしたように
    And I call across to tell him(her)       私は向こう岸の彼に呼びかけてみる 
    where I believe that bridge must lie    信じれば、きっとそこに橋はあると
                   
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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歌姫は私が日本最高のJAZZシンガーと思っている「伊藤君子」。かってコンサートで、大好きな歌の一つと語り、この歌を観客と一緒にハミングをした思い出もある。アルバム「Once You've been in Love/一度恋をしたら」(2004)は、「小曽根真」プロデュースにより、ビッグバンドをバックに歌う。スイングジャーナル誌ゴールドディスクに輝く傑作である。

Once You've been in Love

伊藤君子 / ビデオアーツ・ミュージック



2007年の「Java Jazz Festival 2007」のライブより。


「Kimiko Itoh - Bridges live at Java Jazz Festival 2007」


          

さて、もう一曲の「Bridge」つながりは、「Chelsea Bridge」(1941) 。「Chelsea Bridge」はロンドン・テムズ川に架かる橋であるが、「ビリー・ストレイホーン/Billy Strayhorn」によるJAZZのスタンダードでもある。「デューク・エリントン/Duke Ellington」、「ベン・ウェブスター/Ben Webster」、「ウィントン・マルサリス/Wynton Marsalis」、「キース・ジャレット/Keith Jarrett」、「トニー・ベネット/Tony Bennett」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」などそうそうたるJAZZレジェンドたちによって録音されている。

今宵は、泣かせのテナー、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」。アルバムは、「Nocturnes And Serenades」(2006)。

Nocturnes & Serenades

Scott Hamilton / Concord Records



「Chelsea Bridge - Scott Hamilton」

          

いつもならここで終わるのですが、なんとなくウォーキングの余韻で聴きたくなった曲があります。1980年代に活躍したアメリカの女性シンガー・ソングライター、「カーラ・ボノフ/Karla Bonoff」が歌う、「悲しみの水辺/The Water Is Wide」。

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「カーラ・ボノフ」。1951年カリフォルニア生まれ。最初は、「リンダ・ロンシュタット/Linda Ronstadt」のバックコーラスを勤めていたらしいが1977年に自らの名前をタイトルにしたアルバム、「カーラ・ボノフ/Karla Bonoff」で自らも歌手デビューした。「ジェームス・テイラー/James Taylor」、「J.D.サウザー/John David Souther」、「グレン・フライ/Glenn Frey」など豪華ミュージシャンがサポートしたこのアルバムは、名盤として高い評価を受けた。

そして「悲しみの水辺」が収録されているセカンド・アルバム、「ささやく夜/Restless Nights」(1979年)が、その人気を決定付けた。静謐さや孤独感、寂寥感が前面に出て、それが日本でも多くのファンを獲得した理由でしょう。

16世紀頃から伝えられているスコットランド民謡が元歌だそうです。「悲しみの水辺/The Water Is Wide」。

【 The Water Is Wide 】

「♪ The water is wide, I can't cross o'er   この海は広すぎて 私には渡れない  
   And neither have I wings to fly      飛んで渡る翼も持っていない
   Give me a boat that can carry two    だから二人して渡れる船を下さい
   And both shall row, my love and I    そうすれば愛する人と私で漕いで渡れるから

   Now love is gentle and love is kind     今、愛は優しく、今、愛は穏やか
   The sweetest flower when first it's new  花は最初に開くときが一番甘く香るという
   but love grows old and waxes cold      愛もやがては輝きを失い
   and fades away like morning dew      朝露のように消えてしまうでしょう  
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」


ささやく夜

カーラ・ボノフ / SMJ



「The Water Is Wide(Traditional)with lyrics - Karla Bonoff」

          
  


  
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by knakano0311 | 2016-10-17 14:56 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

風の歌が聴こえる  ~風のミュージアム再訪~

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久しぶりに訪れた兵庫県三田市にある「有馬富士公園」。我が家から来る前45分程度のところにある。今日訪れたのは、178.2ha (全体計画面積416.3ha)もある広大な公園の北のエリア、休養ゾーンにある「風のミュージアム」。ここは、同市在住の彫刻家の「新宮 晋(すすむ)」氏によって寄贈された、風で動く彫刻たちが置かれた彫刻公園である。何回か来たことはあるが、前回、公園に来た時は、この公園で開催されたシンポジウムの時。見たいと思ったが、ほとんど時間もなく、また12月ということもあって、立ち寄ることができなかった。(参照拙ブログ「風に舞う彫刻たち」

天気も上々、快適な日差し。風もそよ風。休日なのに、メインのエリアからは相当離れた所にあるためか、ほとんど人がいない。ちょっと坂を登って、開けた芝生の広場に出ると、「風のロンド」(下の写真)、「風の結晶」などと名付けられた、風や水の自然エネルギーで動く作品12点が動いている。風に踊っている。静かな自然の中で、音も出さずに、舞っているちょっと不思議な空間。ゆっくりと散策し、彫刻を見ながら時を過ごす。次回はこの地域のシンボルでもある「有馬富士」に登ってみよう思う。

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そういえば、「村上春樹」のデビュー作は、「風の歌を聴け」だったなあ ・・・。そんなことを思い出しながら帰路に着く。

はやり、この曲でしょうか。日本では「風のささやき/The Windmills Of Your Mind」というタイトルで知られる映画、「華麗なる賭け/The Thomas Crown Affair」(1968 )の主題歌。監督「ノーマン・ジュイソン/Norman Jewison」、主演「スティーブ・マックイーン/Steve McQueen」、「フェイ・ダナウェイ/Faye Dunaway」。犯罪映画ですが、映画館で見たその当時、フレッシュでオシャレな映像に痺れたものです。日本での公開は1968年。主題曲、「風のささやき」は、その年、アカデミー主題歌賞を受賞した。

作曲は、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」、英語詩の作詞は、「アラン・&マリリン・バーグマン/Alan Bergman and Marilyn Bergman」夫妻。歌い手は、イギリス出身の名優、「レックス・ハリソン/Rex Harrison」の息子の「ノエル・ハリソン/Noel Harrison」。 1999年には、「ピアース・ブロスナン/Pierce Brosnan」主演でリメイクされているが、その時の歌い手は、「スティング/Sting」だった。

【 The Windmills Of Your Mind 】

「♪ Round, like a circle in a spiral    回る、まるで渦巻きの渦のように
   Like a wheel within a wheel     まるで車輪の輪のように 
   Never ending or beginning       始まりも終わりもなく
   On an ever spinning wheel       回り続ける糸車のように
   Like a snowball down a mountain  山を転がって下る雪玉のように
   Or a carnival balloon            あるいはカーニバルの風船のように
   Like a carousel that's turning     くるくる回る回転木馬のように
   Running rings around the moon    月の周りにあらわれる暈(かさ)のように
   Like a clock whose hands are sweeping  針がくるくる回る時計のように
   Past the minutes on its face        時は文字盤の上で進み
   And the world is like an apple       世界は宇宙の中で静かに回っている
   Whirling silently in space           一個のリンゴのようなもの
   Like the circles that you find         君が心に描いている
   In the windmills of your mind         風車の輪のように

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Like a circle in a spiral          まるで渦巻きの渦のように
   Like a wheel within a wheel      まるで車輪の輪のように 
   Never ending or beginning       始まりも終わりもなく
   On an ever spinning wheel       回り続ける糸車のように
   As the images unwind          まるでイメージが解きほぐされるように
   Like the circle that you find      君が心に描いている
   In the windmills of your mind     風車の輪のように      ♪」

多くの歌手がカバーしているし、それぞれ微妙に歌詞が異なるらしいが、今宵はふたりのディーヴァの歌唱を ・・・。
まずは、生まれ故郷、ミネソタ州ミネアポリスを本拠とし、世界中で活躍を続ける女性ヴォーカルで、どんな曲でも自分の世界に作りかえてしまう、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」。ここではこの歌を、ジプシー・スウィングの世界に染め上げている。一緒にスウィングするのは、「ホット・クラブ・オブ・スウェーデン/The Hot Club of Sweden」。
 

Stockholm Sweetnin'

Connie Evingson / CD Baby



「Connie Evingson & The Hot Club of Sweden - Windmills Of Your Mind」

          

そしてオランダは、アムステルダム出身の大姉御、「ローラ・フィジィ/Laura Fygi」。旧知の仲の「ミシェル・ルグラン」とのコラボアルバム、「Watch What Happens - When Laula Fygi Meets Michel Legrand」(1997)から。「Et Si Demain」ではふたりのデュエットを披露している。

Watch What Happens

Laura Fygi / Verve Forecast



「Laura Fygi - The Windmills Of Your Mind」

          

 



 
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by knakano0311 | 2016-04-29 09:37 | おやじの遠足・街歩き | Trackback(1) | Comments(0)