大屋地爵士のJAZZYな生活

カテゴリ:想うことなど・・・( 72 )

ピカピカの一年生に

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 小学校の入学式の日、式を終え、孫娘がやってきた。マルーン色の新しいランドセルを見せて、「いっぱい教科書を入れて、いっぱい勉強するの」とちょっと誇らしげに、目をキラキラさせていう。ピカピカの一年生。きっと、未来も可能性も喜びも、いっぱいいっぱい待っているよ。

 今宵の曲、小学生にはまだちょっと早いが、「The Book of Love」。「愛の教科書」とでも訳したらいいのかな。「リチャード・ギア/Richard Gere」主演の映画「Shall We Dance?」(2004年)の挿入歌。「周防正行」監督の「Shall we ダンス?」(1996年)のハリウッド・リメイク版である。

Shall We Dance ?(初回限定版) [DVD]

東宝



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 歌い手は、「ピーター・ガブリエル/Peter Gabriel」。この曲のオリジナルは「The Magnetic Fields」というロック・グループの曲らしいが、「ピーター・ガブリエル」が、アルバム、「Scratch My Back」(背中を掻いて。なんて色気のないタイトル ・・・)で歌い、「Shall We Dance ?」の主題歌として取り上げられたため、オリジナルをしのぐヒット曲となった。

 「ピーター・ガブリエル」は、1950年、イギリス生まれのミュージシャン。私はロックは門外漢だが、1970年代にはロックバンド、「ジェネシス/Genesis」のボーカリストとして、奇抜なファッション(衣装)でのパフォーマンスで一躍有名となったとある。(Wikipedia参照)

 写真で見る限り、いい歳の取り方をして、すっかり好々爺になったようである。

スクラッチ・マイ・バック

ピーター・ガブリエル / EMIミュージックジャパン

 

 たった一本の薔薇のシーンに感動した曲が、「The Book of Love」であった。

Shall We Dance ? (Soundtrack)

Casablanca



【 The Book of Love 】

「♪ The book of love is long and boring    「愛の教科書」は長いし、つまらない
   No one can lift the damn thing       誰もそんな本をとりあげようとしない
   It's full of charts and facts         でも踊るためのたくさんのチャートや原理
   and figures and instructions for dancing  図案やガイドがいっぱい書いてあるだけ

   But I                    でも私は、あなたが
   I love it when you read to me        その本を私に読んでくれるのが好き
   And you                   だからあなた、私のために
   You can read me anything          どこでもいいから読んでみて

   The book of love has music in it       愛の教科書には音楽が詰まっている
   In fact that's where music comes from   本当にそこから音楽は生まれるんだ
   Some of it is just transcendental       本当に素晴らしいものもあるが
   Some of it is just really dumb        全くダメなものもある

   But I                    けれど私は
   I love it when you sing to me        私はあなたが歌うのが好き
   And you                   だからあなた、私のために
   You can sing me anything          何でもいいから歌って

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 映画のシーンと一緒に聴いてみましょうか。「The Book of Love」。

「Peter Gabriel - The Book of Love (the original soundtrack of the movie "Shall We Dance?")」
 
          




  
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by knakano0311 | 2017-04-12 21:37 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

Guide Me Home ~結婚記念日に~

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 重ねること42回目の結婚記念日である。現役時代は忙しいことを言い訳にして、忘れがちであったが、リタイアしてからは、メモリアル・ディには、なにかと理由をつけて、外食をすることが多くなった。この日も、結構、蕎麦がいけるご近所の和食のファミレスへ。お目当ては、鯛めしと蕎麦。いつものように、国道から外れ、どこかの別荘地ではと錯覚するような風景を横目で見ながら、春の日差しあふれ、桜、梅、「アンズ(杏)」でしょうか、「スモモ(李、酢桃)」でしょうか、春の花が咲くのどかな切通しを、賑やかで開けた街へと下っていく。

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 42回目の結婚記念日といっても、特別な感慨はないが、振り返ってみれば、二人とも知り合いのいない関西で暮らし始め、被害はほとんどなかったが、阪神淡路大震災も目の当たりに経験し、3人の子供を育てあげ、両親を見送り、なぜか転勤もなしに定年を迎え、ボランティアなど好きな暮らし方をしながら平穏な日々を送るという、平凡を絵に書いたような人生であった。そして我が家が一番落ち着くと、二人とも思っていることに42年間が集約される。多少の紆余曲折はあったが、たいした病や災難にも見舞われなかったこと、好き嫌いがはっきりし、わがままな私に付き合ってくれた妻にも感謝したい。

 さて、今宵の曲は、そのピアノの音の美しさは格別であるスイスのベテラン・人気ピアニスト、「ティエリー・ラング/Thierry lang」率いるトリオで、「Guide Me Home」。ベテランなのにキャリアについてほとんど情報はなく、1956年生まれのスイス出身の作曲家、ジャズ・ピアニストで、フランスの芸術文化勲章を受章したということぐらいしか分からない。

 アルバムはどれも入手が困難なものが多いが、そんなソロ・アルバム、「Guide Me Home」から。  

Guide Me Home

Thierry Lang / EMI Import



「Thierry Lang - Guide Me Home」

          

  

  
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by knakano0311 | 2017-04-06 17:21 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

よくぞ育ってくれたと

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 孫娘が通っている保育園での「生活発表会」。この一年間で、集団行動、コミュニケーションなどの能力、リズム感や表現力などが、どれだけ身に付いたかを保護者にみてもらう発表会のようである。くわえて、孫娘は3月で卒園、4月からは小学校、3年間の成長ぶりの発表会でもあった。贔屓目もあるが、「よくできました」の「はなまる」印をあげていいくらい大変上手にでき、成長ぶりに保育園にも感謝。

 振り返ってみれば、0歳児の時に母親が手術を受け、長期入院。息子は「イクメン」、お嫁さんの実家も、我々も「イクじじ」、「イクばば」と大変な時期もあったのだが、ここまで無事で素直にすくすくと育ってくれたもんだと、自分の子供とはまた違った感慨。産まれたばかりのことを思い出して、ちょっとウルウル ・・・。

 さて、今宵は子守歌を選んでみました。「ハッシャバイ・マウンテン/Hushabye Mountain(お山の子守歌)」。「hushabye」という英語は、日本語で言えば、「ねんねんころりよ、ねんねしな」という意味らしいが、この「Hushabye Mountain(お山の子守歌)」の美しくやさしいメロディーは、ミュージカル映画「チキ・チキ・バンバン/Chitty Chitty Bang Bang」(1968年公開)の挿入歌として有名な子守歌である。今宵の「Hushabye Mountain」は、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」のアルバム「Dreamsville」からの歌唱である。

【 Hushabye Mountain (お山の子守歌) 】 
               作詞・作曲: R.B.Sherman/R.M.Sherman

「♪ A gentle breeze from Hushabye Mountain ねんねん山から柔らかな風が
   Softly blows o'er lullaby bay       ララバイ湾をこえて優しく吹いてくるよ
   It fills the sails of boats that are waiting その風はね、帆を一杯に膨らますの
   Waiting to sail your worries away     嫌なことを吹き飛ばす航海へ旅立つ船のね
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   So close your eyes on Hushabye Mountain  さあ目を閉じておやすみ
   Wave good-bye to cares of the day      今日一日にさよならをして
   And watch your boat from Hushabye Mountain  夢の中で船をごらんよ
   Sail far away from lullaby bay      ララバイ湾から遠くへ旅立って行くんだよ ♪」


Dreamsville

Stacey Kent / Candid Records



「Stacey Kent - Hushabye Mountain」

          
  


  
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by knakano0311 | 2017-02-15 10:26 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(2)

同じことを繰り返しながらも、少しづつ変ってゆく

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庭の「クロモジ(黒文字)」である。つい先日まで紅葉を楽しませてくれた。しかし、もう春への準備、おおかたの古き葉は散り、新しい若芽が顔を出している。こうやって入れ替わりを毎年同じように繰り返しながらも、季節は変わっていく。同じように見える自然の営みも人の生活もよく見ると、少しづつ変化していることに気が付く。私の生活もそうである。定年後、毎日同じような生活を繰り返しているようであるが、中身も意識も、そして環境も少しずつではあるが確実に変わっていっているのである。孫も来春は小学校1年生。

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「Everything must change」という曲がある。「万物は流転する」、「すべてのものは移ろいゆく」というような意味である。この曲は、作曲家としても知られている、米国ヒューストン出身のソウル・シンガー、「ベナード・アイナー/Benarad Ighner」が1974年に作詞作曲した曲で、同年、「クインシー・ジョーンズ/Quincy Jones」のアルバム、「ボディー・ヒート/Body Heat)」に、「ベナード・アイナー」自身による歌唱が収録されている。「ニーナ・シモン/Nina Simone」の歌唱が有名であるが、ソウル・シンガーだけではなく、多くのジャズ・シンガーにも歌われるようになり、今ではスタンダード・ナンバーの一つと言ってもいい曲になった。

【 Everything must change 】 作詞・作曲 Benarad Ighner

「♪ Everything must change  全てのものは移ろいゆく 
   Nothing stays the same  何一つとして同じところにとどまることはない
   Everyone must change   全ての人も変わりゆく
   No one stays the same   変わらない人など誰一人いない

   The young become the old   若き人もやがては老い
   And mysteries do unfold      不思議はやがて不思議ではなくなる
   Cause that's the way of time    時というものはそういうもの
   Nothing and no one goes unchanged  移ろわないものなど何一つないのだ
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        
   And music makes me cry      そして、音楽は私を泣かせる    ♪」


謡曲、「敦盛」の死生観にも通ずるようだ。「・・・ 一度生を受け 滅せぬ者のあるべきか ・・・」。

Body Heat

Quincy Jones / A&M




「Quincy Jones Feat. Benard Ighner - Everything Must Change」


          

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続いては、「レディ・キム/Lady Kim」の歌唱。メイン州生まれ、マサチューセッツ州ボストン育ち。幼少の頃から、「バーブラ・ストライザンド/Barbra Streisand」に憧れ、歌うことに興味をもち、17歳の時に見た「ダイアナ・ロス/Diana Ross」主演の映画「ビリー・ホリデイ物語 奇妙な果実」で「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」を知り、一気に魅了されたという。その後、「ビリー・ホリデイ」を主人公とするミュージカルの主役に抜擢され、「ビリーが蘇った」と称賛される。そして、2004年7月に「レフト・アローン/Left Alone」でデビューを飾った新人女性ヴォーカリストである。ややスモーキーながら、ビロードの様にやわらかくしなやかな歌声、私もこのデビューアルバムから魅了されてしまった一人である。

エヴリシング・マスト・チェンジ(紙ジャケット仕様)

レディ・キム 大石学 坂井紅介 トミー・キャンベル 土岐英史 井上信平Village Records




「Lady Kim - Everything Must Change」


          

  


  
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by knakano0311 | 2016-12-15 17:34 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

スポーツ・スペクタキュラー・パラリンピック

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「リオ・パラリンピック/Rio 2016 Paralympic Games」が9月7日(現地時間)より12日間の予定で開幕である。

ところで、7月の下旬に放映されたNHKスペシャル「ミラクル・ボディ」第3弾で取り上げられたのは、ドイツの義足の走り幅跳びの注目のジャンパー、「マルクス・レーム/Markus Rehm」であった。

「マルクス・レーム」。1988年、ドイツ・バイエルン州生まれ。28歳。2003年夏、ウェイクボードの練習中に事故に遭い、右足のひざ下を切断。しかしスポーツを断念することなく、ドイツの大会では、ウェイクボード、走り幅跳び、100M走、200M走などで優勝、そして、2012年のロンドン・パラリンピック(障がいクラス:T44/ひざ下より切断)では、走り幅跳びで金メダル、400Mリレーで銅メダルと活躍。この時の彼の走り幅跳びの記録は、7m35cm。ちなみにロンドン・オリンピック(パラリンピックではない)における同種目の金メダルの記録は、8m31cm、銀メダルは、8m16cmであった。

ところが、2014年7月には、ドイツ陸上選手権で健常者を、8m24cmという記録で破って優勝し、2015年の障がい者陸上世界選手権では障がい者世界新記録である8m40cmという跳躍をして、ロンドン・オリンピックの金メダル記録をも超えてしまったのである。

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当然、レーム選手としては、リオ・オリンピックへ出場して、健常者と同じ土俵で競いたいと思うようになる。しかし、「義足の公正性」について、様々な角度から議論が噴出、国際陸連は「マルクス・レーム」に「踏切の際に義足が有利に働いていないことを科学的に証明出来なければ、リオ・オリンピック出場は認めない」としたのである。この条件に対し「マルクス・レーム」は、専門家に依頼し、義足の優位性を否定する科学データを今年5月末に提出したが、国際陸連は6月の理事会で「証明は十分ではない」と結論を保留。結果、7月1日に「マルクス・レーム」自身が、「リオ・オリンピック」への出場希望を取り下げるという結果に終わってしまった。

NHKスペシャルでは、彼の驚異的な運動能力の科学的な分析やリオ五輪への出場を断念するまでのいきさつが放映されていた。彼はリオ・パラリンピックへ出場する。障がい者が、健常者の国際大会へ参加できるルール改正にチャレンジしてきたのだから。

『自分が新記録を樹立する度に、「彼は義足だから」と言われることを残念に思います。私の記録は、トレーニングの賜物です。義足は、一発逆転を可能にする魔法の道具ではありません。(中略)昨年、まずはドイツで健常者と一緒に競技することができました。これはとても素晴らしい試みだったと思います。今はまだ問題点にばかり議論が集まっていますが、障がい者と健常者が一緒に競技をすることの意義にもっと光が当たればと願っています。』 マルクス・レーム    (参照 「ドイツ・ニュース・ダイジェスト」、写真はNETより拝借)

健常者、障がい者の区別なくできるスポーツがあれば、その世界レベルの競い合いを見てみたい。走り幅跳びが可能とすれば、オリンピック種目でいえば、3段跳び、走り高跳び、棒高跳びなども、一緒に競技できそう気もする。そして、射撃、アーチェリー、馬術 ・・・なんかもそんな気がする。荒唐無稽な夢でしょうか? リオ・オリンピック走り幅跳びの金メダル記録は、アメリカ、ジェフ・ヘンダーソン選手の8m38cmであった。パラリンピアンがオリンピアン金メダリストの記録を上回る可能性があるのである。その瞬間を見てみたい。スポーツ・スペクタキュラー・パラリンピックを ・・・。

さて今宵の一曲は、「ライマン・ウッダード/Lyman Woodard」率いる「ライマン・ウッダード・オーガニゼーション/The Lyman Woodard Organization」の、疾走感溢れる「 Theme in Search of a Sportspectacular」。アルバムは、「Don't Stop the Groove」。

「spectacular」とは、
【名】豪華ショー、超大作
【形】目を見張るような、壮大な、壮観な、アッと言わせる

ドント・ストップ・ザ・グルーヴ

ライマン・ウッダード・オーガニゼーション アラン・バーンズ ケリー・キャンベル マーカス・ベルグレイヴ ライマン・ウッダード レオナード・キング ロバート・ロウ ロレンツォ・ブラウン ロン・ジャクソンブルース・インターアクションズ



「Lyman Woodard - Theme in Search of a Sportspectacular」

          

  


  
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by knakano0311 | 2016-09-06 10:13 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

スポーツのチカラに期待したい

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リオ・オリンピックが終わった翌日、近くの小学校のグランドでは、少年サッカーチームが、この暑さの中、練習をしていた。きっと日本の選手の活躍に鼓舞されたのだろうか、明日の五輪アスリートを夢見ているのだろうか、いつもより大きな声で気合が入っていたように思える。

メダル総数41個。それ以上の数々の名場面、戦いが我々を感動させてくれたまれに見るオリンピックであった。バトミントン、卓球、柔道、レスリング、水泳、競歩、400mリレー ・・・・。

この子等も、きっと「TOKYO2020」を超えて、明日につなげていってくれるだろう。その「スポーツのチカラ」に期待したい。

「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」の歌う「明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water」。「ブルース・アレイ/Blues Alley」でのライブ・アルバムから。

Live at Blues Alley

Eva CassidyEva Music



Nightbird

Eva Cassidy / Imports



【 Bridge Over Troubled Water 】

「♪ When you're weary feeling small
   When tears are in your eyes
   I'll dry them all, all
   I'm on your side
   Oh, when times get rough
   And friends just can't be found

   Like a bridge over troubled water
   I will lay me down
   Like a bridge over troubled water
   I will lay me down

   ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「Eva Cassidy ー Bridge Over Troubled Water」

          

 


 
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by knakano0311 | 2016-08-25 17:01 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

宴は終わった ~ リオ五輪閉会式を観て ~

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リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックが終わった。運営上の大きな不祥事やジカ熱などの問題はなかったようで、成功裏に終わったといえよう。私はいつも閉会式を観るのを楽しみにしている。その国のトップ・ミュージシャンのパフォーマンスが繰り広げられるからである。今回はサンバの国。ボサノバやブラジル音楽のレジェンドたちが出演するのでは ・・と期待していたが、残念ながらそれは叶わなかった。やはりブラジルではボサノバは「懐メロ」となっているようである。

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しかし、開会式には、A.C.ジョビンの「イパネマの娘」が流れ、閉会式のフィナーレには、同じくジョビンの「薔薇に降る雨(Chovendo Na Roseira)」が使われた。ボサノバの創始者「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antônio Carlos Jobim」。幼い頃にブラジルの大自然に囲まれ育った彼は、環境問題に対する関心が深く、アマゾンの熱帯雨林を保護するための活動を行っていたという。そしてジョビンの曲には自然を題材にしたり、自然に対する彼の思いを込めた曲が多くある。

閉会式、フィナーレのパフォーマンス。ブラジルの自然やアマゾンの森の多様性。それを象徴するような大きなネットの木。流れるジョビンの「薔薇に降る雨」。それを見ながら、ジョビンの言葉を思い出していた。アマゾンの熱帯雨林破壊については地球規模での気象に与える影響も懸念されている。単なる閉会式でのパフォーマンスで終わらねばいいのだが ・・・。

『この地上で樹が切り倒されるごとに、
 その樹はきっと別の場所で、
 どこか他の世界で再び成長するのだと、
 私は信じている。
 だから、死んだら、私はそこへ行きたい。
 森たちが平和に暮せるその場所へ。』  アントニオ・カルロス・ジョビン
 (青土社刊;「アントニオ・カルロス・ジョビン~ボサノヴァを創った男」より引用、写真も)


STONEFLOWER

ANTONIO CARLOS JOBIM / SONY



ここでは、「Children's Games」というタイトルに ・・・。

「Tom Jobim - Chovendo na Roseira」

          

「エドゥ・ロボ/Edu Lobo」と「トム・ジョビン」とのデュオ・アルバムから。私はこちらの方が好き。

エドゥ&トム、トム&エドゥ

エドゥ・ロボ&トム・ジョビン / ユニバーサル ミュージック



「Edu Lobo & Tom Jobim - CHOVENDO NA ROSEIRA」

          

  



  
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by knakano0311 | 2016-08-24 13:22 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

いろいろな形があっていい

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お盆である。母が逝去押してから1年半、2回目のお盆。位牌などは持ち帰ってきて、小さな祭壇を設え祀っていたが、最近まで仏壇、盆提灯などは実家に置いたままであった。何しろ実家の仏壇は結構大きいし、運送業者も普通では運んでくれない。小型の仏壇に買い替えるにしても、魂抜きだ魂入れだとややこしい。仕方ないので、仏壇の半分だけは前回帰省したときに車に積んで運んできた。残り半分がまだ実家に残っているので、菩提寺に回向をお願いし、今年は仮祭壇で我慢をしてもらうことにした。

特に仏教徒ではないので、お寺さんとの関わりは、葬式、法事、お墓ぐらいしかない。いずれも亡くなった人の祀りに関わることであり、今を生ている人の生き方や悩みに直接関わってくることではない。また核家族化が進んだ私たち世代に共通する、親の墓、私たち夫婦の墓、仏壇、いづれも避けられない問題も今後発生する。かの「白洲次郎」の遺言書には「葬式無用 戒名不用」とあったという。知人は散骨を決心したという。

私の場合も、多額のお金のかかる葬式、法事、お墓、仏壇なども無用に願いたい。弔いの形は、いろいろな形があっていい。妻や息子たちが、生きていく自分たちのために、心に残る形を選んでくれればそれでいい。
 
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今宵のピアノトリオは、「ブラッド・メルドー ・トリオ/Brad Mehldau Trio」。実は、この「ブラッド・メルドー」、あまり取り上げてこなかった。なんというか、相性が悪いというか、いじくりすぎというか、素直にいいと思えないのだ。かって取り上げたのも、エレジー(哀歌)をテーマにしたソロ・ピアノ集、「Elegiac Cycle/エレゲイア・サイクル」だけだったと思う。私にとっての相性の悪さは、「キース・ジャレット/Keith Jarrett」と双璧をなす。

その「ブラッド・メルドー」が新譜を出したという。タイトルは至極シンプルで「Blues & Ballads」。怖いもの聴きたさで聴いてみました。シンプルなアルバム・タイトル通り、1曲目の「Since I Fell for You」から、聴きやすく決してテクニックに走ることなく、翳のある美しい叙情に満ちた優しい旋律が紡ぎ出される。ちょっと認識を改めなくてはならないかな。

パーソネルは、「Brad Mehldau(p)」、「ラリー・グレナディア/ Larry Grenadier(b)」、「 ジェフ・バラード/Jeff Ballard(ds)」。

Blues & Ballads

Brad -Trio- Mehldau / Nonesuch



「Brad Mehldau Trio - Little Person」

          

「Brad Mehldau Trio - And I love her」

          


  


 
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by knakano0311 | 2016-08-16 09:18 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

華々しい選挙戦の陰で地方は ・・・

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毎年11月、「日本一の里山」と称されている黒川地区で、地域振興のため、地元の自治会、街づくり協議会を中心に、行政やわれわれも含めた地域のボランティア団体、地元企業などが協力して行われている「黒川里山まつり」。今年の「里山まつり」についての実行委員会の会合があった。会合の開催された場所は、かって明治37年(1904年)に建築された旧黒川小学校の木造校舎で、過疎化の進行などで廃校され、現在は地区の公民館と資料館になっている小学校の跡地。

地域振興のため、まつりを10年間続けてきたが、今年は開催が非常に厳しくなってきている。理由は過疎化、高齢化である。この地区の現在の戸数は40戸弱、人口は100人を割っている。最盛期には30軒程が生業として行っていた炭焼きも、いまはたった一軒のみ。主催母体であった街づくり協議会が、高齢化、人口減で役員のなり手がおらず解散を余儀なくされたという。そんな中での実行委員会のスタート。人、もの、金、加えて時間も知恵までも、すべてが足りないのである。そんな中でなんとか街おこしをしようと必死で頑張っている住民たち。

その一方、人口1,300万人、職員16万人、予算13兆円という超巨大都市、東京都の3年間で4回目というという都知事選挙が、華々しく報じられている。曰く、オリンピック、曰く、待機児童、曰く、高齢者対策 ・・・、その規模、その数字。同じ日本の話なのかという疑問、感じるギャップをどうしても拭い切れない。

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とはいえ、現役時代の終わりの頃は、東京の組織も担当していたので、ほぼ毎週のように出張していた。東京の夜は、刺激的で魅惑に溢れ、夜の帳が訪れると、高層ビルの夜景が一層魅力的になる。香港もNYもそうだった。そんな都市の夜景にぴったりのアルバムはいくつもあるが、今宵は、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」と「ゴンザロ・ルバルカバ/Gonzalo Rubalcaba」のコラボ・アルバム、「Land Of The Sun」(2004)を ・・・。

本作は「Nocturne」に次ぐ、「ゴンサロ・ルバルカバ」とのコラボ。タイトルからは、前作から一転して、ラテンの大地の「昼」のイメージを強調しているようにも思えるが、そこはラテンの哀愁、私には大都会の夜のイメージが浮かび上がってしまう。

Land of the Sun

Charlie Haden / Verve



「Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba - Solamente Una Vez」

          


「Cuando Te Podre Olvidar (When Will I Forget You) - Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba」


          

「Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba - Esta Tarde vi LLover」

          
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by knakano0311 | 2016-07-30 10:46 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

リオ・デ・ジャネイロの憂鬱

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リオのオリンピック開幕まであと2週間ほどだというのに ・・・。

ロシアのドーピング問題で、CAS(Court of Arbitration for Sport/スポーツ仲裁裁判所)は21日、国家ぐるみのドーピングが行われたとして、国際陸連がロシアの陸上選手の、リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックへの出場を禁止する処分を支持する裁定を出し、ロシアの陸上選手68人らの処分の取り消しの訴えを却下した。

また、WADA(World Anti-Doping Agency/世界アンチ・ドーピング機関)は、ソチの冬季オリンピックでも同様な国家ぐるみのドーピングが行われたとされ、「国際オリンピック委員会(IOC)」に対しても、陸上だけにとどまらず、全種目についてロシア選手の参加を認めないよう勧告をしており、その可能性も出てきた。

今回の裁定を受け、ロシア選手全員のオリンピック出場禁止を検討している「IOC」は、24日にも最終判断を示す見通しだという。

一方、ブラジルでは大統領が汚職で弾劾され、犯罪は一向に減る気配がなく、この期に及んで施設やインフラの完成も一部危ぶまれ、給料未払いで、治安を担う警察官や消防士がストライキをする始末。それに加え、今回のドーピング問題。リオ五輪の関係者にとっては、まさに「リオ・デ・ジャネイロ・ブルー」、「リオ・デ・ジャネイロの憂鬱」である。

ドーピング問題は、国威発揚が最優先の旧共産主義国を中心に、ステート・アマと呼ばれていた時代から、ずっと囁かれていた問題である。それに対し、西側、資本主義国はオリンピックの商業化へ突き進み、巨大な利権・マネーの温床となった。2020年東京オリンピックですら建設費・運営費の当初に比べた巨額な水ぶくれ、それにくわえて招致時の不明朗な金の発生もそれを窺わせるに十分である。薬まみれ五輪、金まみれ五輪から離れて、もう一度オリンピック精神、その原点に立ち返るということはできないものだろうか。競技場仕様の簡素化、国別入場行進、国旗掲揚などやめてみるのもひとつのアイデア。

今回の問題で、ロシアが参加出来るか、参加できないか、いずれにせよ次回の東京オリンピックにも影響が及ぶのは必至である。JOC当局にとっても、新都知事にとっても、頭の痛い問題を抱えそうな気がする。

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今宵、皮肉な一曲は、「リオ・デ・ジャネイロ・ブルー/Rio De Janeior Blue(リオ・デ・ジャネイロの憂鬱)」。「もう二度とあなたに会うことはない そんな気がする リオ・デ・ジャネイロの憂鬱 ・・・ 」と歌う恋の歌。「ジョー・サンプル&ランディ・クロフォード/Joe Sample & Randy Crawford」という最高のコンビによる極上のジャズ・アルバム「フィーリング・グッド」からがおすすめ。リズミカルで、メロディアスな名唱である。

【 Rio De Janeior Blue 】  作詞・作曲:John Haeny & Richard Torrance

「♪ The clouds come on creepin'         雲が空をゆっくりと覆い
     and you got me weepin' this moment  そして君は僕を泣かした
   I can't believe              信じられないよ
     you're really gonna leave this town 君が本当にこの街を去ろうとしているなんて

   Everyone knows,             誰も知っている話しさ
     I can't make a move with you      君とでなければ僕は何もできないって
   You're turnin' my whole world, upside down 君は僕の全てを一変させてしまう
   And I get a feelin'              そんな気がするんだ
     that I've seen the last of you       もう二度と君に会うことはないと
   Rio de Janeior blue             リオ・デ・ジャネイロ・ブルー

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

フィーリング・グッド

ジョー・サンプル&ランディ・クロフォード / ビデオアーツ・ミュージック



「Randy Crawford & Joe Sample - Rio De Janeiro Blue」

          
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by knakano0311 | 2016-07-23 09:21 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)