大屋地爵士のJAZZYな生活

カテゴリ:音楽的生活( 430 )

今年も優雅に咲きました

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 今年も我が家に咲いた優雅な花、3種。なぜか「ボタン(牡丹)」が散ってから咲く我が家の「シャクヤク(芍薬)」。いただきものだが、手間もほとんどかけていないのに毎年咲いて楽しませてくれるのは、「デンドロビューム アイリッシュ・ダンス」。そして、いつもご近所より遅く、いまごろ咲くのは、「オオデマリ(大手毬)」。

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 今宵の曲。優雅なタイトルを持つ、「A Summer Romance(ひと夏のロマンス)」。歌姫は、今宵も優雅な「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年、ニュージャージー州生まれ。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンになった人も多い。たった6枚のアルバムを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手。そんな6枚のうちの一枚、「Sings for Playboys」 (1957)から。乙女の気持ちが良く表れた歌詩です。

【 A Summer Romance 】  by Raymond Talor , Lester Judson

「♪ A summer romance ひと夏のロマンス
  Hasn't a ghost of a chance,I knew  かすかなチャンスすらないことはわかっていたわ
  But a summer romance       でも、夏のロマンス
  Should have a chance to grow    そのチャンスが膨らんで欲しかったわ

  September's nearly over       9月が過ぎたばかりなのに
  The winter will be here        冬がもうすぐそこに来ている
  There won't be time         生きるのも笑うのも 
  To live and laugh           今のうちよね
  And love again this year       だから今年のうちにもう一度恋をしてみたい

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

シングス・フォー・プレイボーイズ

ビヴァリー・ケニー / ユニバーサル ミュージック



「Beverly Kenney - A Summer Romance」

          
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by knakano0311 | 2017-05-23 09:45 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

バトルの花も咲く

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 「ミニトマト」、「ミツバ(三つ葉 )」の花。猫の額ほどもない我が家の庭での野菜VS花バトル。野菜派の勝利宣言のようにも思えます。

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 比較的日当たりのいい南の庭は、ほとんど野菜によって占められてしまったが、わずかに残った 場所に「ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)」が咲き始めた。

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 さて、今宵の歌。1946年、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」のヒット曲、「The Things We Did Last Summer」。「去年あの夏の出来事」とでも訳しましょうか。歌姫は、そのチャーミングな歌声にヤラレてしまう男性も多いという美人女性歌手「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。アルバム、「Snuggled On Your Shoulder」(2006)。直訳すれば、「あなたの肩にもたれて」ですが、「二人でお茶を」という日本語タイトルがついています。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年、ニュージャージー州生まれ。シンガーを志したのは、1950年頃だという。「アニタ・オデイ/Anita O'Day」、「クリス・コナー/Chris Connor」や「ジューン・クリスティ/June Christy」、「ジュリー・ロンドン/Julie London」らより少し遅れて登場した歌手と言ったら、時代の位置付けがわかっていただけるだろうか。しかし、私が彼女を知ったのは、そのずっと後、日本で彼女の復刻盤が出始めたころである。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンとなったのだが、まさか、たった6枚のLPを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手とは ・・・。彼女の死後も、音源が発見され、何枚かのアルバムがリリースされている。「Snuggled on Your Shoulder」もそんな一枚。

【 The Things We Did Last Summer 】 
      作詞: サミー・カーン/Sammy Cahn 作曲: ジューリー・スタイン/Jule Styne

「♪ The boat rides we would take,   二人で乗ったボート
    the moonlight on the lake    月が輝く湖だったね
  The way we danced         踊りながら歩いた道
    and hummed our fav’rite song  お気に入りの歌を口ずさんだね
  The things we did last summer    去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ

  The midway and the fun,       楽しかった遊園地での出来事
    the kewpie dolls we won      君はキューピー人形をとったね
  The bell I rang to prove        ベルの音量が
    that I was strong          僕の腕力の強さを証明したし
  The things we did last summer     去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「トニー・タンブレロ/Tony Tamburello」のピアノとのデュオで。彼女の初々しさが際立っている一枚。

二人でお茶を+1(紙ジャケット仕様)

ビヴァリー・ケニー / BounDEE by SSNW



「Beverly Kenney - The Things We Did Last Summer」

          

 「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」の率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の演奏でも。パーソネルは、「Bill Charlap (Piano)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (Bass)」、「ビル・スチュアート/Bill Stewart (Drums)」。

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過ぎし夏の思い出

ニューヨーク・トリオ / ヴィーナスレコード



「New York Trio - the things we did last summer」

          

  

  
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by knakano0311 | 2017-05-22 11:29 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

春から初夏へと花も変わっていく

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 ウォーキングの道筋、主役の花が変わりました。今まで豪華絢爛に咲き誇っていた「ツツジ(躑躅)」、「シャクナゲ()」などが影を潜め、主役は、「クレマチス」、「バラ(薔薇)」、「エゴノキ」などのようです。そして半月もすれば、「アジサイ(紫陽花)」へと季節は移っていく。

 もの憂げで気だるい感じのボッサの名曲、「サマー・サンバ/Summer Samba (So Nice)」を ・・・。

 1966年、ブラジルの「マルコス・ヴァーリ/Marcos Valle」が作曲した「Samba de Verao(夏のサンバ)」が原曲。それをブラジルのオルガン奏者、「ワルター・ワンダレイ/Walter Wanderley」がレコード化したところ、世界中で大ヒットした。英詩は「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」。

【 Summer Samba (So Nice) 】

「♪ Someone to hold me tight   誰かがしっかり抱きしめてくれる
   That would be very nice    それはなんて素敵なこと
   Someone to love me right   誰かがちゃんと愛してくれる
   That would be very nice     それもなんて素敵なこと
   Someone to understand    誰かがちっぽけな私の夢を
   Each little dream in me     ちゃんと理解してくれる
   Someone to take my hand   誰かが私の手をとって
   And be a team with me     一緒に歩もうとしてくれる それも素敵

   So nice life would be so nice   とても素敵だわ そんな人生って
   If one day I find           もしある日、誰かが私の手をとって
   Someone who would take my hand  「生涯一緒にサンバを踊ろうよ」
   And samba through life with me   なんて言ってくれる人に出会えたら

 ボッサ・サックスならイチオシのこの人、「ハリー・アレン/Harry Allen」。軽快で洒脱な演奏はいつ聴いても心地よい。アルバム、「サマー・サンバ/If Ever You Were Mine」から。

サマー・サンバ

ハリー・アレン / BMG JAPAN



「Harry Allen - Summer Samba (So Nice) 」

          

 そして、歌のオススメ、イチオシは、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。彼女の持ち味は、さわやかで、しかもハスキーながら暖かみを感じさせる歌声。夫は彼女の音楽監督でもあるサックス奏者の「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」。

 その「ジム・トムリンソン」名義のアルバム、「ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~/Brazilian Sketches」(2001)の中で、彼女が4曲ほど歌っているうちの一つから。

ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~

ジム・トムリンソン / キングレコード



「Stacey Kent - So Nice」

          
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by knakano0311 | 2017-05-19 10:00 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

カーネーションとピアノ

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 ことしも「母の日」。定番のカーネーションが届きました。孫娘は、上手にタブレットを操って、ピアノ演奏のプレゼントも ・・・。妻、大喜び。

 さて、今宵の曲。「母」に関する曲をピックアップ。まずは、お気楽でファンキーなノリの「ファンキー・ママ/Funky Mama」。「ルー・ドナルドソン/Lou Donaldson」です。アルバムは、ファンキー・ジャズ、真っ盛りの頃の「The Natural Soul」(1962)。パーソネルは、「Lou Donaldson (alto saxophone)」、「グラント・グリーン/Grant Green (guitar)」、「トミー・タレンタイン/Tommy Turrentine (trumpet)」、「ビッグ・ジョン・パットン/Big John Patton (organ)」、「ベン・ディクソン/Ben Dixon (drums)」というファンキーな面々。

Natural Soul

Lou Donaldson / Blue Note Records


  
「Lou Donaldson - Funky Mama」

          

 すこし重たいですが、「ジョン・レノン/John Lennon」の曲に「マザー/Mother」という曲がある。父は失踪、母は同棲してたためにおばさんに育てられたジョン。「ヨーコ・オノ」と出会い、セラピー療法をうけてたころの歌だという。アルバムは、「PLASTIC ONO BAND」(1970)。「ジョン・レノン」の生涯を追ったヒストリー・フィルム、「イマジン~ジョン・レノン/Imagine (Original Soundtrack)」(1988年)のサントラ盤にも収録されている。レノンの悲痛な心の叫びのようだ。

PLASTIC ONO BAND

JOHN LENNON / Capitol



Imagine (Original Soundtrack)

Capitol



【 Mother 】  by John Lennon

「♪ Mother, you had me,      お母さん 僕はあなたのものだったけど
     but I never had you     あなたは僕のものではなかった 
  I wanted you,          僕はあなたを求めたけれど
     you didn't want me     あなたは僕を求めなかった
  So I, I just got to tell you    今は言えるよ
  Goodbye, goodbye        さようなら さようなら お母さん

  Father, you left me,       お父さん あなたは僕をすてたけれど
     but I never left you      僕はあなたをすてられなかった
  I needed you,          僕はあなたを必要としたけど
     you didn't need me      あなたは僕を必要としなかった
  So I, I just got to tell you    今は言えるよ
  Goodbye, goodbye        さようなら さようなら お父さん

  Children, don't do what I have done  子供たちよ 僕と同じことを繰り返さないで
  I couldn't walk and I tried to run    歩けもしないのに走ろうとしたんだ
  So I, I just got to tell you     今は言えるよ
  Goodbye, goodbye         さようなら さようなら 子供たち

  Mama, don't go          ママ 行かないで
  Daddy, come home        パパ 帰ってきて        ♪」


「John Lennon - Mother」

          
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by knakano0311 | 2017-05-16 10:24 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

咲いてみないとわからないでは

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 だいぶ前に知り合いからいただいた鉢植え。頂いたときは名前を聞いたのだが、忘れてしまったものも、ラベルが消えてしまったものもある。結局咲いてみないとわからないのである。花が咲くと関心が湧くが、散ってしまえば興味なし。これではいけませんね。

 これは、その独特の花形からはっきりと覚えている、「シラー」。主にヨーロッパ、中央アジア、アフリカの温帯に分布する「ヒヤシンス(ユリ)科」の球根植物で、およそ80種もあるらしいが、これは「シラー・ベルビアナ」のようだ。

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 自信はないのですが、「カマツカ(鎌柄)」のように思えます。山の中で見るのとは違って、小さな鉢での様子は、別の木のようにも見える。

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 残念なことに、上の花の名前はわからない。せっかく頂いたの申し訳ないと調べて見たが、地味目で似たような花があり、「ミヤコワスレ(都忘れ )」ではないかと思うのだが、未だに特定できないでいる。誰かご存知の方がいらっしゃたら教えてください。

 今宵の曲は、古い古いブルース、「Nobody Knows You When You're Down and Out 」。「落ち目になったら誰も見向きもしない」、「金の切れ目が縁の切れ目」。そんな意味合いでしょうか。1920年代、日本で言えば大正時代に「ベッシー・スミス/Bessie Smith」が唄ったというから、相当に古い。いまだに多くのミュージシャンに歌い継がれているレジェンド的ブルース。

【 Nobody Knows You When You're Down and Out  】
                    by Jimmie Cox, Mike Batt

「♪ Once I lived the life of a millionaire,     おいらこれでも昔は大金持ち
  Spent all my money, I just did not care.   考えなしに湯水のように金を使ったもんさ
  Took all my friends out for a good time,    仲間を引き連れ贅沢三昧
  Bought bootleg liquor, champagne and wine.  密造酒やシャンパンを飲みまくった

  Then I began to fall so low,          やがて落ち始め
  Lost all my good friends,            友達も皆んな去り
    I did not have nowhere to go.        いまじゃ、行くところもない
   If I get my hands on a dollar again,       もう一度金を掴んだら
  I'm gonna hang on to it till that eagle grins.  鷲の爪のようにぜったい離しはしない

  'Cause no, no, nobody knows you      だって、落ち目になったら
  When you're down and out.          もう誰も見向きもしないから
  In your pocket, not one penny,        ポケットに1ペニーすらなかったら
  And as for friends, you don't have any.    友達なんか一人もできゃしない

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 歌い手は、ブルースといえばこの人でしょう、「ニーナ・シモン/Nina Simone」。ベスト盤、「Feeling Good: The Very Best Of Nina Simone」(2006)から。

Feeling Good: The Very Best of Nina Simone (2003)

Nina Simone / Universal I.S.



「Nina Simone - Nobody Knows You When You're Down and Out」

          

  

  
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by knakano0311 | 2017-05-15 13:00 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

私も負けじと花の種を蒔く

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 猫の額ほどもないスペースをめぐって、野菜派の妻Vs.花派の私の家庭内平和バトル。目下のところ、私は極めて形勢不利ではありますが、ささやかなるゲリラ的抵抗として、負けじと花の種を蒔いた。白黒で可愛いパンダのような「フウセンカズラ(風船葛)」の種と「ぬばたまの夜 ・・・」のように、黒いものをあらわす枕詞で、「ヒオウギ(檜扇)」の種である漆黒の「ヌバタマ(射干玉、夜干玉)」。

 「フウセンカズラ(風船葛)」は、毎年この時期種を蒔き、夏に咲く、緑がかった白色の小さな花よりも、むしろその後にできる紙風船のような形をした袋状の果実を観て楽しんでいる。

  ぬばたまの、黒髪変り、白けても、痛き恋には、逢ふ時ありけり   (万葉集)

 万葉集には、「ヌバタマ」 を読んだ歌が80首ほどあるそうで、この種も昨年聴いた「万葉集に歌われた植物」の講演で頂いたものである。「ヒオウギ(檜扇)」は、山地の草原に生えるアヤメ科の多年草で、花はオレンジ色で赤い斑点があり、8月頃咲くというが、午前中に咲き、夕方にはしぼむ一日花だそうだ。まだ見たことがないので、やはり開花は楽しみである。

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 ということで、今宵の曲、種、胡麻の種、「セサミ・ストリート/Sesame Street」。あのTV番組のテーマ曲。ア・カペラ・ジャズコーラス・グループとして1970年代に活躍した、「シンガーズ・アンリミテッド/The Singers Unlimited」。
  
 「シンガーズ・アンリミテッド」は、アメリカのシカゴで結成された4人組のジャズ・コーラス・グループ。多重録音の技術を用いた美しいア・カペラ・コーラスで人気を博した。当初、アメリカにおけるコマーシャル媒体製作のために結成されたグループで、人前でのライブ演奏を想定せず、それぞれのパートを重ね録りする、1人が複数パートを歌い4声を越えるハーモニーを作るなど、多重録音の技術によるハーモニーを構築している。1971年に「オスカー・ピーターソン・トリオ/The Oscar Peterson Trio」との共演によるアルバム、「In Tune (with Oscar Peterson)」でデビューを果たす。

In Tune (Reis)

Singers Unlimited / Verve



やさしく歌って~ベスト・オブ・シンガーズ・アンリミテッド

Singers Unlimited シンガーズ・アンリミテッド ユニバーサルクラシック



「Singers Unlimited & Oscar Peterson Trio - Sesame Street」

          
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by knakano0311 | 2017-05-10 09:08 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

厄介なのは、外来種ばかりではない

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 「ジャーマンアイリス」でしょうか。ヨーロッパを原産地とする外来種で、「虹の花(レインボーフラワー)」とも呼ばれるように、色とりどりの花を咲かせ、非常に多くの品種がある。見た目も、和種の「アヤメ(菖蒲、綾目)とはちょっと違う。その近くの林に咲いているのは白い「フジ(藤)」。一般的なうすい紫色の藤は、この近くの山や林のいたるところに生えている日本の固有種。この藤の蔓が結構厄介で、山ではいたるところで、木に絡みついていて、取り払うのに往生する。

 外来種といえば、これから山では、「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」、「ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)」、「ダンドボロギク(段戸襤褸菊)」、「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」などの駆除が本格化する。生物の多様性を阻害するため、いずれも実をつけるまでの間に駆除してしまわなくてはならない厄介な植物。

 しかしよく考えてみると、問題になっている外来種も、緑化などのため、人為的に植えられたものや、人や物の交流のなかで知らずに持ち込まれてしまったものも多いと聞く。ただ、種の保存を図ろうと生きているだけなのに、人間様の都合で重宝されたり、厄介者扱いされたり。

 外来種のことを、「alien species、foreign species」などというが、「I'm an alien,I'm a legal alien」と繰り返し叫ぶ「スティング/Sting」の歌がある。ニューヨークでカルチャーの違いに戸惑う男を歌った「Englishman in New York」。彼がソロ活動を始め、ジャズへ向かう第一歩となったアルバム、「Nothing Like the Sun」(1987)から、「エリック・クラプトン/Eric Clapton」、「ギル・エヴァンス/Gil Evans」、「ブランフォード・マルサリス/Branford Marsalis」など、ロック、ジャズ畑からのゲスト陣も豪華。

Nothing Like the Sun

Sting / A&M



【 Englishman in New York 】  作詞作曲;Sting

「♪ I don’t drink coffee I’ll take tea my dear ごめん、僕はコーヒーじゃなく紅茶なんだ
   I like my toast done on one side     それにトーストは片側だけを焼くのが好みでね
   And you can hear it in my accent when I talk  僕のアクセントを聴けば分かるだろう
   I'm an Englishman in New York       僕はニューヨークにいるイギリス人なんだ

   See me walking down Fifth Avenue   5番街を歩いている僕を見たら気が付くだろう
   A walking cane here at my side       ステッキを持っている僕に
   I take it everywhere I walk          歩くときはいつも持っているんだ
   I'm an Englishman in New York       僕はニューヨークにいるイギリス人なんだ

   I’m an alien, I’m a legal alien   ここではまるでエイリアン、何ら法には触れないが
   I'm an Englishman in New York  僕はニューヨークにいるイギリス人だから
   I'm an alien I'm a legal alien    ここではまるでエイリアン、何ら法には触れないが
   I'm an Englishman in New York  僕はニューヨークにいるイギリス人だから

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

「Sting - Englishman In New York」
 
          
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by knakano0311 | 2017-05-09 10:22 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

野菜もいいが、やはり今咲く花がいい

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 最近、妻のミニミニ家庭菜園によって、だんだん片隅に追いやられていますが、まだまだ花も負けていません。「シャガ(射干、著莪、胡蝶花)」、「ボタン(牡丹)」、「コデマリ(小手毬)」。「ナデシコ(撫子)」、「オダマキ(苧環)」なども咲き出した。私は、「まだまだ野菜より花」派である。しかし形勢不利は否めないようだ。

 今宵は、その昔、ラテン・ジャズとも呼ばれた、いまならフュージョンのカテゴリーがあった。その雄、旗頭であった「モンゴ・サンタマリア/Mongo Santamaría」の食材にちなんだヒット曲から。ラテン・ロックバンドのヴォーカル&MCでデビューした「ユースケ・サンタマリア」の芸名は、「モンゴ・サンタマリア」に由来していると「ヨルタモリ」で自身が語っていた。おっと、これはトリビアですが ・・・。

Mongo Santamaria Greatest Hits

Mongo Santamaria / Sbme Special Mkts.



 まずは、「グリーン・オニオン/Green Onions」から。

「Mongo santamaria - green onions」

          

 アメリカの国民食のひとつともいわれる「チリ・ビーンズ/Chili Beans」。挽肉とタマネギを炒め、そこにトマト、チリパウダー、水煮したマメなどを加えて煮込んだもので、アメリカでよく食しました。

「Mongo Santamaría - Chili Beans」

          

 デザートは、スイカ。「Watermelon」ですね。「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」の大ヒット曲、「Watermelon Man(西瓜売り)」。

「Mongo Santamaria - Watermelon Man」

          
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by knakano0311 | 2017-05-07 09:44 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

百花繚乱

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 近くの公園といわず、ご近所の庭、生垣がえらいことになっています。毎年のことといいながら、「ツツジ(躑躅)」が満開、咲き乱れている。気のせいか、今年は花も大きく、色も濃いように感じる。「フジ(藤)」、「モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)」、「コデマリ(小手毬)」、「シャクヤク(芍薬)」なども参戦し、いっそうゴージャスに。まさに百花繚乱、その様は見事の一言に尽きる。

 さて、今宵の歌姫は、どこか肉食系を思わせ、見た目ゴージャスな美女シンガー3人の競い咲き。「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」、「リーサ/Lisa Lovbrand」、「ガブリエラ・アンダース/Gabriela Anders」。いずれ劣らぬ美女揃いですね。こんな歌がぴったりでしょう。「Embraceable You (抱きしめたいあなた)」。「ガーシュウィン兄弟/George Gershwin and Ira Gershwin」の手になるスタンダード。

【 Embraceable You 】    作詞・作曲:George Gershwin & Ira Gershwin

「♪ Embrace me            僕を抱きしめて
   My sweet embraceable you 抱きしめたくなるくらい愛しい人
   Embrace me            僕を抱きしめて
   You, irreplaceable you     かけがえのない大切な人

   Just one look at you       初めて君を見たとき
   My heart grows tipsy in me  僕の心はもうメロメロ
   You and you alone         君が、たった一人の君が
   Bring out the gypsy in me   ジプシーのような移り気な心を僕から追い払ってしまった

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」 

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 「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」。 1998年、20歳にして「セロニアス・モンク・コンペティション」で第2位を獲得したことで、一躍注目を集め、2000年に華々しくデビューを飾った。その美貌と、表情豊かでしっとりした歌声に加え、その歌う姿、ステージングの美しさはたちまち人気を集め、今やジャズ・シーンを代表するシンガーの一人にまで成長した。ゴージャスで、肉食系のルックスに似合わず意外と可愛い声の持ち主にちょっとびっくり。

 アルバム、「Taking A Chance on Love」(2004)から、「Embraceable You」。そして、「ロン・カーター/Ron Carter」を含むコンボをバックに軽快にスインギーに歌うスタンダード、「Cheek To Cheek 」は、アルバム、「In the Sun」(2002)から。その大輪の薔薇ような美貌と表情豊かなステージは動画だからこそ楽しめる。

Taking a Chance on Love

Jane Monheit / Sony




「Jane Monheit - Embraceable You」


          

In the Sun

Jane Monheit / Encoded Music



「Jane Monheit - Cheek To Cheek」

          

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 さて、次は北欧、スウェーデン美女、「リーサ/Lisa Lovbrand」。1978年、ストックホルム生まれ。父はスエーデン人、母はフィンランド人だというから、その美貌もうなずけるところ。幼少の頃からボーカル・レッスンを受け、聖歌隊で歌うなどし、またミュージカルや演劇の勉強をしながら育つ。長じてからは、ストックホルムのほか、ロンドン、ニューヨーク、L.A.でもエンターテインメント全般を学び、やがてショウ・ビジネスの世界へデビュー。その美貌を見込まれ、既に女優として数本の映画に出演している。「スティーヴン・セガール/Steven Seagal」主演のハリウッド映画、「沈黙の激突(Attack Force)」(2007年)に主役級で出演。スポーツ万能、ダンスも抜群という。ジャズ歌手としてのデビュー・アルバムが、「エンブレイサブル/Embraceable」(2007年)。トランペットに「クリス・ボッティ/Chris Botti」をフィーチャーして、タイトル曲でもある「Embraceable you」、プロデューサーでもある「デヴィッド・フォスター/David Foster」との粋なデュエットで、「When I Fall In Love 」。少し甘ったれてはいるが、透明感のあるリーサの声と、デヴィッドのすこししゃがれた声とが絶妙に絡み合う。

エンブレイサブル

リーサ / スパイス・オブ・ライフ


  
「Embraceable you - Lisa Lovbrand feat. Chris Botti」

          

「Lisa Lovbrand & David Foster - when I fall in love 」

          

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 3人目は、アルゼンチンへ飛んで、「ガブリエラ・アンダース/Gabriela Anders」。1972年、ブエノスアイレス生まれ。デビュー・アルバム、ジョビンのカバー集「ベレーザ:ジョビンに捧ぐ」が大ヒットしたボサノバ・ユニット、「ベレーザ/Beleza」のリード・ヴォーカルとして一世を風靡した。ユニットとはいうが、実質は一人ユニットであったようである。

 その後、1999年、初のソロ・アルバムが、「Wanting」をリリース。彼女の最大の魅力であるシルキー・タッチの歌声、ボサ・ノヴァ、ジャズ、サルサ、クンビア、ボンバ、レゲエ、ジャズ、ファンク、タンゴ等々、多くのジャンルを見事にブレンドさせ、自分のカラーにしてしまう生まれつきの才能、作曲のセンスを世に知らしめることとなった。

 そんな彼女の「Embrace Me」をアルバム、「Last Tango In Rio」(2004)から。前二人の「Embraceable You」はスタンダード。一字違いですが、「Embrace Me」は、彼女自身によるオリジナル。ところが、これがなかなかいいのだ。彼女の才能を認めざるを得ない。

【 Embrace me 】    by Gabriela Anders

「♪ Embrace me, a little longer my sweet.  抱きしめていて、もうちょっとだけこのままで
  Embrace me, and see if you won't ever leave. 抱きしめて、見つめていて、離れるまでは
  Your goodbyes seem so unfair; so unkind.   別れるなんてあまりにもひどい仕打ちね
  Embrace me for my dreams.         抱きしめていて、夢を見させてよ
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」 
   

Last Tango in Rio

Gabriela AndersNarada



「Embrace me - Gabriela Anders」

          

 「ボッサ・ベレーザ/Bossa Beleza」(2008)から、「ローリング・ストーンズ/The Rolling Stones」のカバー、「サティスファクション/(I Can't Get No) Satisfaction」。

ボッサ・ベレーザ

ガブリエラ・アンダース / ビクターエンタテインメント




「(I Can't Get No) Satisfaction - Gabriela Anders」


          

  さて、お腹いっぱいになりましたでしょうか?
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by knakano0311 | 2017-05-03 20:58 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

食べ損ねてしまった

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 夕暮れどきのことである。「ナルコラン(鳴子蘭)が咲いているよ」と妻の声。「そんな花あったっけ」と私。数年前にご近所からいただいたが、「スズラン(鈴蘭)」に似ている。しかし、少々地味な花で、あまり気に止めなかった花である。しかし、写真に撮ってみたら、フラッシュのためか、結構、花弁も光沢があり、艶かしく神秘的に写っていた。

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 調べてみると、「ナルコラン」は流通名で、植物学的には、「アマドコロ(甘野老)」 と呼ぶという。山野に自生する落葉性の多年草で、名前の由来は、太い根茎の形が「トコロ(野老)(ヤマノイモとも)」に似ていて、甘みがあることによるという。春先に出てくる若芽は、「うるい」、「オオバギボウシ(大葉擬宝珠)」にも似た食感と、豆類やアスパラにも似た風味と甘みがあり、とても美味しい山菜だという。いや、知らなかった。

 山菜好きの私、「知ったからには食べてみねば!」と思って見てみたら、もう若芽どころか、花が咲き、成長しすぎてしまっている。いや、食いそこねてしまった、残念。来年こそは ・・・。

 さて、食い意地が張ってきたところで、今宵は肩の凝らないフュージョン系の野菜に因んだ曲を。

 まずは、私の苦手な「ネギ(葱)」。「グリーン・オニオン」。インスツルメンタルのこの曲は、我が学生バンドのレパートリーでもあった曲だから、相当古い。たしか、「ブッカーTとM.G.'s/Booker T. & The M.G.'s」というバンドのコピーだったと思う。調べたら、1962年のデビュー・レコードだったとか。1974年に日本公開の「ジョージ・ルーカス/George Lucas」監督の映画、「アメリカン・グラフィティ(原題;American Graffiti)」にも使われていましたね。「アメリカン・グラフィティ ― オリジナル・サウンドトラック」からです。

アメリカン・グラフィティ オリジナル・サウンドトラック

サントラ / ユニバーサル ミュージック



「Booker T. & The M.G.'s - Green Onions」

          

 もう一曲は、「グリーン・ペッパー/Green Peppers」。「ピーマン」、「シシトウ(ガラシ)」ですかね。「ウェス・モンゴメリー/Wes Montgomery」、アルバムは、「 California Dreaming」

California Dreamin

Wes Montgomery / Polygram Records




「Wes Montgomery - Green Peppers」


          
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by knakano0311 | 2017-04-29 22:44 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)