大屋地爵士のJAZZYな生活

カテゴリ:音楽的生活( 437 )

やっと梅雨らしく

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 雨が断続的に降り続く。妻はありがたいと喜ぶ。庭の「アジサイ(紫陽花)」も瑞々しい。

 梅雨空に咲く紫陽花のように、小気味のいい「ウェス・モンゴメリー/Wes Montgomery」のギターを ・・・。12枚目のアルバムで、「クリード・テイラー/Creed Taylor」のプロデュース、「Movin' Wes」(1964)から、「Moça Flor (Flower Girl)」。もともとブラジルの曲のようで、1964年といえば、アメリカでボサノバ・ブームが真っ盛りの頃。そんなこともあって、アルバムに収録されたのでしょう。

Movin Wes

Wes Montgomery / Polygram Records



「Wes Montgomery - Moça Flor (Flower Girl)」

          

 同じくギター・トリオ、ジプシー・スウィングの代表的ユニット、「ザ・ローゼンベルグ・トリオ/The Rosenberg Trio」と、「アン・バートン/」の歌伴でお馴染みの、「ルイス・ヴァン・ダイク/Louis Van Dijk」との共演ライブ・アルバム「Live」から、「サンタナ/Santana」の曲である「Moonflower」。トリオでの録音もあるが、「ルイス・ヴァン・ダイク」が加わることによって、またちょっと変わった哀愁の趣が感じられる。この演奏、「寺島靖国」氏の「JAZZ BAR 2005」にも選ばれている。

ライヴ

ルイス・ヴァン・ダイク・アンド・ザ・ローゼンベルグ・トリオ ガッツプロダクション



寺島靖国プレゼンツ JAZZ BAR 2005

アラン・ミオン アンドリュー・リード イングリッド・ルチア エリック・ヴァン・ダーリュイット エルンスト・グレラム スティーヴ・クローヴァー スライディング・ハマーズ デヴィッド・ゴードン デヴィッドディウレコード



「Louis Van Dijk & The Rosenberg Trio - Moonflower」

          
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by knakano0311 | 2017-06-26 11:41 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

負けていません

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 妻が育ている、「キュウリ(胡瓜)」、「ナス(茄子)」、「ピーマン」、「ゴーヤ」などがだいぶ大きくなってきた。食卓に上がる日も近そうだ。

 「負けていません」とばかりに、劣勢を強いられている花たちも咲き出す。「ヤマホロシ(山保呂之)」、「テリハノイバラ(照葉野茨)」、「ユリ(百合)」。

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 今宵も、待ちに待った「アナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」の新譜「Minione」から。透明感のあるアナの歌声と、流麗なルバルカバのピアノに酔う。

Minione

Anna Maria Jopek / Gonzalo Rubalcaba / Universal



 辞書を引いたら、「ベルツ町」と ・・・。
「Miasteczko Bełz - Anna Maria Jopek, Gonzalo Rubalcaba」

           

 ご存知、「ベサメ・ムーチョ」。スペイン語で「もっとキスして」。今まで聞いた事のない新アレンジ。
「Besame Mucho - Anna Maria Jopek, Gonzalo Rubalcaba」

          


  

  
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by knakano0311 | 2017-06-25 09:54 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

凌霄花の花が咲く

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 ご近所の庭の「ノウゼンカズラ(凌霄花)」がことしも咲きだした。この真っ赤な炎天の花を見ると、決まって母の歌を思い出す。

  甲子園の熱戦終わり夕風にノウゼンカズラの残り花散る


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 吸い込まれそうな碧い瞳を持つのは、ポーランドの「アンナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」。世界中に知られることになった2002年のアルバム、「ウポイエニェ/Upojenie」から、彼女自身の作曲になるタイトル曲を。「エクスタシー/ecstacy」という英語タイトルがついているが、ポーランド語で「めまい」、「酔い」という意味だという。こんな英訳詩がブックレットにのっていました。(日本語訳は拙訳)

「♪ 男の鼻孔を膨らませるような風が吹く
   男の顎を大理石にしてしまうような霜が降りる
    あなたは私にハーブも薔薇の一束も贈ってくれなかった
     そして月が輝く宵の甘いひとときさえも
       あなたは闇のような風、あなたは青白き霜 ・・・ ♪」


ウポイエニェ

パット・メセニー&アンナ・マリア・ヨペク / ワーナーミュージック・ジャパン



「Anna Maria Jopek - Upojenie」

          
  


  
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by knakano0311 | 2017-06-22 13:20 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

ハード・バップの熱い夜

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 恒例、今年の「ジャズとホタルの夕べ2017」。そして、そう、シニアが大好きな「ハード・バップの夕べ」。迎えるアーティストは、「ハードバップ研究会」。場所は平たく言えば、地域のゴミ処理センターに併設されている環境学習のための施設の会議室。

 「ハードバップ研究会」。1984年、西宮生まれのトランペッター、「横尾昌二郎」、キーボードの「志水愛」を双頭リーダーとし、私がジャズに夢中になりだした頃、1950~60年代のジャズを愛してやまない若手アーティストのスペシャル・バンド。それに、テナー・サックスの「里村稔」が加わり、2管ホーン体制、「光岡尚紀(b)」、「弦巻潔(ds)」のリズム・セクションというクインテット仕立てであった。


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 18時開演、お客は「ホタルの夕べ」ということもあって、シニアから幼児までの幅の広さ。特別講座と称し、「ホレス・シルヴァー/Horace Silver」の「Blowin' The Blues Away」からスタート。黒人霊歌、ブルースからビ・バップ、クール・ジャズを経てハード・バップにいたる歴史も白板を使って簡単に講義。「チャーリー・パーカー/Charlie Parker」、「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」、「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ/Art Blakey and the Jazz Messengers」、「リー・モーガン/Lee Morgan 」、「ソニー・クラーク/Sonny Clark」など矢継ぎ早にハード・バップの雄が登場。コンサート・ホールではない、普通の会議室なんですが、いやあ盛り上がりましたね。あっという間の1時間半の熱い夜。

1. Blowin' The Blues Away
2. Ornithology
3. Boplicity
4. Moon River
5. The Sidewinders
6. Blue Minor
7. Peace
8. Dat Dere
アンコール Take The A Train

 そう一番、ポピュラーな曲ですね。「リー・モーガン」の「サイドワインダー/The Sidewinder」を同名のアルバムから。そして、「ソニー・クラーク 」の「Blue Minor」、「ホレス・シルヴァー」の「Blowin' The Blues Away」。

ザ・サイドワインダー+1

リー・モーガン / ユニバーサル ミュージック



「Lee Morgan - The Sidewinder」

          

 NHKの朝の連ドラ、「べっぴんさん」でよく流れていた曲。横尾本人もトランペッター役で3秒ぐらい出演したと話していた。こんな曲を使ったのは、もちろん時代背景もあるが、作曲者、「ソニー・クラーク」がなくなったのが、1963年。死後50年以上たったので著作権が発生しないため使い放題という裏話も披露。

クール・ストラッティン+2

ソニー・クラーク / ユニバーサル ミュージック



「Sonny Clark - Blue Minor」

          

 ハード・バップを代表するプレイヤーのひとり、「Song For My Father」や「Nica's Dream」にはわたしも心を熱くした「ホレス・シルヴァー」の「Blowin' The Blues Away」。

ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ+1

ホレス・シルヴァー / ユニバーサル ミュージック



「HORACE SILVER - Blowin' The Blues Away」

          
  


  
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by knakano0311 | 2017-06-13 09:25 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

くわばら、くわばら ・・・、でもこれも自然のワン・ピース

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 延ばし延ばしにしていた庭先の「ツバキ(椿)」の剪定をした。この地に移り住んだ時、家運を願って植えたもので、毎年、真っ赤な花をつけ楽しませてくれている。しかし、この木の唯一の難点が、「チャドクガ(茶毒蛾)」の毛虫。これが厄介で、放っておくと食害で葉っぱはなくなってしまうばかりでなく、幼虫のもつ毒針毛が、触れると大変なかゆみやかぶれを生じる。最初の頃、それを知らなくて、大変な目にあったことがあるので、慎重に剪定をしなくてはならない。

 この毛虫は、風通しの良いところや明るいところを嫌うらしいので、毛虫になる前の早い段階で剪定を行うことで、風通しを良くしておき、卵を見つけたら葉ごと切除しておくのがいいとされる。毛虫になっても、若齢のうちは葉の裏の一箇所に固まっていることが多いのでまだ対処しやすい。昨年、選定をサボり、ことしもかなり葉っぱが茂るまで放っておいたので、もうせねばとしたのだが、案の定、葉の裏に群生しているのを見つけた。慎重に枝を切断して処理をしたつもりが、夜になって大したことはないが、何箇所かかゆみが発生している。くわばら、くわばら ・・・。いつもは、私は「虫愛でる爺」なのだが、やはり、「チャドクガ」の毛虫だけは、ならず者、厄介者で嫌われ者だ。でも自然のワン・ピース ・・・。

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 今宵の曲、「イーグルス/The Eagles」の1973年のヒット曲、「デスペラード/Desperado」。「Desperado」とは、スペイン語っぽいが、英語で「ならず者、無法者、命知らず、犯罪者」などを意味する言葉である。「イーグルズ」は、「ホテル・カリフォルニア」などのヒット曲で知られる、1971年にデビューしたアメリカのロック・バンド。アメリカ西海岸を拠点に活動しながら世界的人気を誇り、トータルセールスは1億2000万枚を超えるという。

 「イーグルス」結成は、1971年に「リンダ・ロンシュタット/Linda Ronstadt」のバックバンド編成のためにミュージシャンが集められたのがきっかけで、「グレン・フライ/Glenn Frey」、「ドン・ヘンリー/Don Henley」、「ランディ・マイズナー/Randy Meisner」、「バーニー・リードン/Bernie Leadon」の4名によってその年結成され、そのスタイルは、カントリー・ロックと呼ばれ、1970年代に最も成功したバンドとして名を馳せるまでになった。

 「デスペラード」。西部のどこかの牧場でひとりぼっちで暮らす中年男。かっての荒れた生活の名残も。そして愛することも、もう忘れてしまった。そんな男に語りかける歌。

【 Desperado 】     Written by Glenn Frey, Don Henley

「♪ Desperado,                  おい、あんた
    why don't you come to your senses?     いつまでぼんやりしてるんだよ
   You been out ridin' fences for so long now  ずっとフェンスの向こうばかり見て
   Oh, you're a hard one            あんたは頑固者
   I know that you got your reasons      おいらはその理由も最もだと思うが
   Can hurt you somehow           その頑固さが時には君を傷つけるからね 

   Don' you draw the queen of diamonds, boy  ダイヤのクイーンを引いたらダメ
   She'll beat you if she's able          彼女の隙あらば、君を打ちのめす
   You know the queen of heats         あんたも知っているはず
           is always your best bet    ハートのクイーンが一番だって

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Desperado,                  あんた、
     why don't you come to your senses?     いつまでぼんやりしてるんだよ
   Come down from your fences,         いい加減フェンスを降りて
      open the gate                ドアを開けなよ
   It may be rainin',               今は土砂降りかもしれないけど
       but there's a rainbow above you      きっと君の上に虹が出る
   You better let somebody love you,      もうそろそろ誰かを愛したら
        before it's too late          手遅れになってしまう前に   ♪」


Desperado

Eagles / Elektra / Wea



「The Eagles - Desperado」

          

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 さて、もうひとりはカバーですが、デスペラードな(?)女性シンガー。私がかってこのブログで、「コペンハーゲンのちょっと過激なグラビア風人魚姫」と評した「マレン・モーテンセン/Malene Winter Mortensen」。1982年生まれのデンマークの歌手。(参照拙ブログ「北欧美女シンガー図鑑(その5 ) ~コペンハーゲンのグラビア風歌姫~ 」

 音楽家の両親を持ち、小さな頃から音楽環境に恵まれて育ち、19歳でユーロ・ヴィジョン・ソング・コンテストに優勝して注目を集め、2003年メジャー・デビュー。そのデビュー作「Paradise」が、北欧ジャズ・チャートで発売からなんと6週連続第1位を記録し、北欧で最も熱い注目を集めるニュー・アーティストとなったという。ジャケ買いのセカンド・アルバム、「デイト・ウィズ・ア・ドリーム/Date with a dream」(2005)で知ったディーヴァ。3rdアルバム、「マレン/Malene」(2006)から「デスペラード」。

 

MALENE

/ コロムビアミュージックエンタテインメント



「Desperado Malene Mortensen」

          
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by knakano0311 | 2017-06-11 12:54 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

私の洋楽的原点のひとつは ・・・

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 帰省から帰ってみると、「ピーマン」、「ミニトマト」、「ナス(茄子)」 ・・・などの花が咲いている。これまであまり野菜の花などまったく気にしなかったが、ここまで庭に野菜派の勢力が広がると気にせざるを得ない。観賞用の花とは全然違うが、これはこれで個性的。

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 夜の食卓には、松本で仕入れていた、「オカヒジキ(陸鹿尾菜、陸羊栖菜)」が上がる。シャキシャキ感、みずみずしさ。私はこれが大好物である。家庭菜園で可能かどうかわからないが、今住んでいるところでは手に入らないので、これを我が家で栽培してくれたらいいのになあ。提案してみようっと。

 久しぶりの松本への帰省。思いは少年時代にタイム・スリップ。父親が電気技術者で、夜行列車で秋葉原へ行き、部品を買って帰ってきては、近所の注文を受け、ラジオやアンプなどを組んで副業としてた。その影響でわたしも「ラジオ少年」だった。 自作の5球スーパーヘテロダイン受信機?で、夜な夜な音楽番組を聞き、曲の名前やプレイヤーを覚えたものだ。気に入ってもLPやレコードなんぞとても買えない私は、これまた自作のアンプ、スピーカーボックスで「ソノシート」なるものをよく聴いていた。これが私の音楽的、とりわけ洋楽的原点である。

 そんな曲の中に、突然の雷鳴と雨の音でイントロが始まる懐かしい曲がある。「Rhythm Of The Rain (悲しき雨音)」。この時期に懐かしく思い出す曲。「カスケーズ/The Cascades」によって1962年にヒットした、間違いなく私の洋楽的原点の曲の一つである。

「Rhythm Of The Rain (悲しき雨音) - THE CASCADES」

          
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by knakano0311 | 2017-06-10 09:25 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

続・梅雨が近づくと ・・・

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 5月もあっという間に終わり、もうすぐ6月。梅雨。「アジサイ(紫陽花)」の季節が近づいてきた。我が家には毎年、一般的な「アジサイ」より一足先に咲く「アジサイ」がある。その「コモチシチダンカ(子持ち七段花)」が、可憐な花を咲かせ出した。

 かって「幻のあじさい」、「シーボルトのあじさい」と呼ばれていたという「シチダンカ(七段花)」は、兵庫県の六甲山系に自生する「ヤマアジサイ」の一種で、江戸時代末期に長崎にやってきたオランダ人「シーボルト」が発見し、その著書「日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)」で紹介して、その名が知られるようになったが、実物や標本を見たという日本人が現われず、長らく「幻のアジサイ」と呼ばれていた。昭和34年(1959)に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で偶然、発見し採取し大変話題になったという。シーボルトの発見以来、実に130年あまり「幻の花」であったという「アジサイ」である。

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 この花を増殖栽培した六甲山の森林植物園で何年か前に求めたものであるが、毎年、その小さな星形の花弁?が楽しませてくれる。淡い青紫色だが、咲き始めは淡いピンク、咲き進むに従ってと薄紫へと変化してくるのも楽しみ。

 さて、ボッサ・テイストの雨の歌といえば、「やさしい雨/The Gentle Rain」。映画「黒いオルフェ(ポルトガル語: Orfeu Negro、英語: Black Orpheus)」の主題歌、「Manhã de Carnaval(邦題;カーニバルの朝)」で知られる「ルイス・ボンファ/Luiz Bonfa」の作曲。英語詩は、「マット・デュビイ/Matt Dubey」。もとは、1966年のブラジル映画「ザ・ジェントル・レイン/The Gentle Rain」の主題歌だという。

【 The Gentle Rain 】  by Matt Dubey / Luiz Bonfa

「♪ We both are lost        お互いにこの世で迷子になった
   And alone in the world     孤独なふたり
   Walk with me          一緒に歩いてゆこう
   In the gentle rain        このやさしい雨の中を 
   Don't be afraid, I've a hand   怖がらなくていいよ 手を握っているから 
   For your hand and I       僕の手は君の手のためにあり、君の手は僕のために  
   Will be your love for a while   しばらくの間 君の愛が欲しい

   I feel your tears as they fall   君の涙が僕の頬を
   On my cheek           伝い落ちるのを感じる
   They are warm like gentle rain   それは温かく、優しい雨のよう
   Come little one you have me in the world さあ、二人してこの世界へ一歩踏み出そう
   And our love will be sweet    僕たちの愛はきっと甘く
   Very sweet            そして優しい

   Our love will         僕たちの愛はきっと甘く
   Be sweet very sad      とても切なく
   Very sweet like gentle rain  とても優しい、この雨のように
   Like the gentle rain      この雨のように
   Like the gentle rain      この雨のようにね     ♪」


 トップは、「シーボルトのあじさい」になぞらえて、オランダのおしどりデュオ、「マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ/Marielle Koeman & Jos Van Beest Trio」。コンサートに行ったこともありますが、マリエルの歌うボッサは本当に心地よい。アルバム、「Between You And Me」から。

BETWEEN YOU & ME

マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ / 澤野工房



「Gentle Rain - Marielle Koeman en Jos van Beest Trio」

          

 そして、もうひとりボッサを歌わせたら・・・というのは、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。パートナー、「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」名義のアルバム、「ブラジリアン・スケッチ/Brazilian Sketches」でおしどりデュオの「やさしい雨」をとろけるように歌っている。

ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~

ジム・トムリンソン / キングレコード




「Stacey Kent - Gentle Rain」


          

 最後は、少しジャズっぽく締めましょうか。「イーデン・アトウッド/Eden Atwood」。1969年、テネシー州メンフィス生まれ。歌手にとっては致命的ともいえる声帯の手術をし、復活した芯の強い女性ボーカル。

No One Ever Tells You

Eden Atwood / Concord Records



「Eden Atwood - The Gentle Rain」 (出だしからしばらくかすかな雨の音が続きます)

          
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by knakano0311 | 2017-05-30 10:05 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

今年も優雅に咲きました

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 今年も我が家に咲いた優雅な花、3種。なぜか「ボタン(牡丹)」が散ってから咲く我が家の「シャクヤク(芍薬)」。いただきものだが、手間もほとんどかけていないのに毎年咲いて楽しませてくれるのは、「デンドロビューム アイリッシュ・ダンス」。そして、いつもご近所より遅く、いまごろ咲くのは、「オオデマリ(大手毬)」。

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 今宵の曲。優雅なタイトルを持つ、「A Summer Romance(ひと夏のロマンス)」。歌姫は、今宵も優雅な「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年、ニュージャージー州生まれ。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンになった人も多い。たった6枚のアルバムを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手。そんな6枚のうちの一枚、「Sings for Playboys」 (1957)から。乙女の気持ちが良く表れた歌詩です。

【 A Summer Romance 】  by Raymond Talor , Lester Judson

「♪ A summer romance         ひと夏のロマンス
  Hasn't a ghost of a chance,I knew  かすかなチャンスすらないことはわかっていたわ
  But a summer romance       でも、夏のロマンス
  Should have a chance to grow    そのチャンスが膨らんで欲しかったわ

  September's nearly over       9月が過ぎたばかりなのに
  The winter will be here        冬がもうすぐそこに来ている
  There won't be time         生きるのも笑うのも 
  To live and laugh           今のうちよね
  And love again this year       だから今年のうちにもう一度恋をしてみたい

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

シングス・フォー・プレイボーイズ

ビヴァリー・ケニー / ユニバーサル ミュージック



「Beverly Kenney - A Summer Romance」

          
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by knakano0311 | 2017-05-23 09:45 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

バトルの花も咲く

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 「ミニトマト」、「ミツバ(三つ葉 )」の花。猫の額ほどもない我が家の庭での野菜VS花バトル。野菜派の勝利宣言のようにも思えます。

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 比較的日当たりのいい南の庭は、ほとんど野菜によって占められてしまったが、わずかに残った 場所に「ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)」が咲き始めた。

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 さて、今宵の歌。1946年、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」のヒット曲、「The Things We Did Last Summer」。「去年あの夏の出来事」とでも訳しましょうか。歌姫は、そのチャーミングな歌声にヤラレてしまう男性も多いという美人女性歌手「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。アルバム、「Snuggled On Your Shoulder」(2006)。直訳すれば、「あなたの肩にもたれて」ですが、「二人でお茶を」という日本語タイトルがついています。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年、ニュージャージー州生まれ。シンガーを志したのは、1950年頃だという。「アニタ・オデイ/Anita O'Day」、「クリス・コナー/Chris Connor」や「ジューン・クリスティ/June Christy」、「ジュリー・ロンドン/Julie London」らより少し遅れて登場した歌手と言ったら、時代の位置付けがわかっていただけるだろうか。しかし、私が彼女を知ったのは、そのずっと後、日本で彼女の復刻盤が出始めたころである。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンとなったのだが、まさか、たった6枚のLPを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手とは ・・・。彼女の死後も、音源が発見され、何枚かのアルバムがリリースされている。「Snuggled on Your Shoulder」もそんな一枚。

【 The Things We Did Last Summer 】 
      作詞: サミー・カーン/Sammy Cahn 作曲: ジューリー・スタイン/Jule Styne

「♪ The boat rides we would take,   二人で乗ったボート
    the moonlight on the lake    月が輝く湖だったね
  The way we danced         踊りながら歩いた道
    and hummed our fav’rite song  お気に入りの歌を口ずさんだね
  The things we did last summer    去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ

  The midway and the fun,       楽しかった遊園地での出来事
    the kewpie dolls we won      君はキューピー人形をとったね
  The bell I rang to prove        ベルの音量が
    that I was strong          僕の腕力の強さを証明したし
  The things we did last summer     去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「トニー・タンブレロ/Tony Tamburello」のピアノとのデュオで。彼女の初々しさが際立っている一枚。

二人でお茶を+1(紙ジャケット仕様)

ビヴァリー・ケニー / BounDEE by SSNW



「Beverly Kenney - The Things We Did Last Summer」

          

 「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」の率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の演奏でも。パーソネルは、「Bill Charlap (Piano)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (Bass)」、「ビル・スチュアート/Bill Stewart (Drums)」。

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過ぎし夏の思い出

ニューヨーク・トリオ / ヴィーナスレコード



「New York Trio - the things we did last summer」

          

  

  
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by knakano0311 | 2017-05-22 11:29 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

春から初夏へと花も変わっていく

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 ウォーキングの道筋、主役の花が変わりました。今まで豪華絢爛に咲き誇っていた「ツツジ(躑躅)」、「シャクナゲ()」などが影を潜め、主役は、「クレマチス」、「バラ(薔薇)」、「エゴノキ」などのようです。そして半月もすれば、「アジサイ(紫陽花)」へと季節は移っていく。

 もの憂げで気だるい感じのボッサの名曲、「サマー・サンバ/Summer Samba (So Nice)」を ・・・。

 1966年、ブラジルの「マルコス・ヴァーリ/Marcos Valle」が作曲した「Samba de Verao(夏のサンバ)」が原曲。それをブラジルのオルガン奏者、「ワルター・ワンダレイ/Walter Wanderley」がレコード化したところ、世界中で大ヒットした。英詩は「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」。

【 Summer Samba (So Nice) 】

「♪ Someone to hold me tight   誰かがしっかり抱きしめてくれる
   That would be very nice    それはなんて素敵なこと
   Someone to love me right   誰かがちゃんと愛してくれる
   That would be very nice     それもなんて素敵なこと
   Someone to understand    誰かがちっぽけな私の夢を
   Each little dream in me     ちゃんと理解してくれる
   Someone to take my hand   誰かが私の手をとって
   And be a team with me     一緒に歩もうとしてくれる それも素敵

   So nice life would be so nice   とても素敵だわ そんな人生って
   If one day I find           もしある日、誰かが私の手をとって
   Someone who would take my hand  「生涯一緒にサンバを踊ろうよ」
   And samba through life with me   なんて言ってくれる人に出会えたら

 ボッサ・サックスならイチオシのこの人、「ハリー・アレン/Harry Allen」。軽快で洒脱な演奏はいつ聴いても心地よい。アルバム、「サマー・サンバ/If Ever You Were Mine」から。

サマー・サンバ

ハリー・アレン / BMG JAPAN



「Harry Allen - Summer Samba (So Nice) 」

          

 そして、歌のオススメ、イチオシは、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。彼女の持ち味は、さわやかで、しかもハスキーながら暖かみを感じさせる歌声。夫は彼女の音楽監督でもあるサックス奏者の「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」。

 その「ジム・トムリンソン」名義のアルバム、「ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~/Brazilian Sketches」(2001)の中で、彼女が4曲ほど歌っているうちの一つから。

ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~

ジム・トムリンソン / キングレコード



「Stacey Kent - So Nice」

          
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by knakano0311 | 2017-05-19 10:00 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)