大屋地爵士のJAZZYな生活

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続・いもたこなんきん、蕎麦にドライブ 

今、北京でこのブログを書いています。10年ほど前に最初にこの街を訪れたのだが、その変貌のスピードにいつも驚かされます。まさに「Dog Year」。いや改革を「猫」に喩えたのは「鄧小平」であったか。北京だけではないのだが、外国に来て思うのは、日本は、「四季のうつろい」と言うか、「景色」や「空気」、「光」、「水の色」などで季節を実感、察知できる類まれな国であり国民だと思う。北京を例にとって言えば、北京は「砂漠に出来た都市」である。もちろん公園や街路樹などはあるがすべて人工的に植林されたもの。いわゆる「里山」と言うようなものは無い。またカラっと晴れるということは稀で、大体はもやがかかったような視界。したがって、今は冬であるから、ただ、「寒い」だけ。しかも雪が降らず、ほとんど乾燥しているので、日本で見られるような「雪景色」、「つらら」、「樹氷」などは見ることは無い。自然より行事で季節感を味うことが多いような気がする。料理も「上海蟹」ぐらいで季節を料理に盛り込むと言うことは無いように思う。本当に日本は季節と自然と生活が一体になった国だと思う。このことを守り続ける、はぐくみ続けることが「美しい日本」だと思う。声高に「愛国心」などといわなくても・・・。

さて、妻のために買ったミニコンポ。ここから、わが「いもたこなんきん」はスタートしたのだが、彼女も「Dog Year」なみに変化していると思う。最近のお気に入りは「阿川泰子」、「小野リサ」、「Clementine」、「浜田真理子」など。
早速、土産にと北京で求めたCDは・・・。

DANS MON ILE(ダン モニール) (CCCD)
小野リサ / 東芝EMI
ISBN : B00009PN1Q
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NAIMA
小野リサ / 東芝EMI
ISBN : B00022M4YQ
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ルミエール
クレモンティーヌ / 東芝EMI
ISBN : B000FDF39A
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いずれも、正規盤、CCCDなしで、1枚30元(450円)であった。

音楽のほかの、我が夫婦の「いもたこなんきん」は「蕎麦」に「ドライブ」である。

天気は快晴。絶好のドライブ日和。信州生まれの私にとって、蕎麦は「ソウル・フード」。関西では、リーゾナブルな価格でおいしい蕎麦屋を探すのは、なかなか難しいのであるが、先日買ったグルメと小旅行の情報雑誌で、私の行動領域の北摂、能勢、丹波地方の特集にいくつかの気になる蕎麦屋が載っていた。さっそく丹波路へ蕎麦紀行となった。片道1時間弱のドライブで、目指す古民家を改装した蕎麦屋へ到着。聞けば何年か前のNHKの朝ドラ「甘辛しゃん?」(たしか丹波の杜氏の話だったか?)でロケの対象になった古民家とか。雑誌には、「近畿のプロヴァンス」なんてお世辞を言われていたが、外国になぞらえる必要なんて全く無い。

丹波名物、丹波栗、黒豆、黒豆の枝豆、自然薯 などを買い求め、「12月の猪鍋も間近なせまったな」と舌なめずりをしつつ家路へ。「黒豆の枝豆」。これはビールのつまみに最高ですよ!これを食べたら普通の枝豆なんて・・・。最初見た関東人である妻は、腐っているのかと思って、捨ててしまったほど見た目の色の悪さであったが、コミック「美味しんぼ」に、全く同じようなエピソードがのっている。

蕎麦は元来、土地のが貧しいところ、寒冷地などで米が取れないから栽培された穀物である。火山灰に覆われた、木曽乗鞍、戸隠、寒冷地北海道など蕎麦どころは皆そうである。
我がふるさと、信州は木曽路の端、洗馬近くの「山本宿」は、「蕎麦切り」発祥の地である。これは、江戸時代の粋人「太田蜀山人」の著書に書いてあるらしい。それまでの「蕎麦がき」、いわば「蕎麦団子」みたいな食べ方を、「蕎麦切り」、細く切って、「団子」から「麺」としての食べ方に変えた地であるそうだ。木曽山本宿は「町おこし」の一環としてこのことをPRし、町民総出で町営の蕎麦処を運営しているほど。その旨いこと、安いこと。
ついでに、薀蓄をもうひとつ。関西で有名な蕎麦に「出石の皿蕎麦」がある。小さな町に数十軒、蕎麦屋が軒を連ねているが、これも確か、信州は、小諸か上田のお殿様が出石へお国替えになったとき、蕎麦職人を連れていったことからはじまったという。そのときは、単なる殿様のわがままだったかもしれないが、何百年の時を過ぎれば、すっかりそれがその土地の名物、食文化として定着している。食文化なんて、元来、土地の歴史や生活が凝縮された長いタイムスケールで評価されるものであろう。
   
近年、「予約制・ざる1盛り・2000円・しゃれたインテリヤで」なんて見ると「ムカーッツ」と頭へきてしまうのは私だけか。

でも、蕎麦屋とJAZZって意外と合いますよ。
洋食はあたりまえとして、JAZZがBGMとしてかかっている 蕎麦屋、和食レストラン、居酒屋
が最近多い。JAZZと食欲の関係、「和食店舗における顧客満足度とJAZZ」なんてレポートがかける・・・。 そんなことはないか。

サラリーマンで趣味が「蕎麦打ち」、「人に食べてもらいたくて、脱サラして蕎麦屋開業したい」なんて友人も何人かいるが、「木曽路山本宿」へ行ってみることをおすすめする。
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by knakano0311 | 2006-11-28 19:15 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)

デュオの名匠  チャーリー・ヘイデンの伝説

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デュオの匠、名匠がいる。「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」。私の知る限りでは、かれは、4枚のデュオの作品をリリースしている。録音された年代順にあげると、

1)エグベルト・ジスモンティ;ギター&ピアノ;「In Montreal」;1989年7月
2)ハンク・ジョーンズ;ピアノ;「Steal Away」;1994年6月録音
3)ケニー・バロン;ピアノ;「Night And The City」;1996年9月録音
4)パット・メセニー;ギター;「Beyond The Missouri Sky」;1996年11月録音

4枚の中では3)、4)がつとに有名であるが、かれのデュオ作品に共通して言えることは、ヘイデンの思い描く「音楽空間」を、デュオの相手とともに作り上げていくというアルバム作りの姿勢である。決して「白熱のバトル」であるとか、「芸術性の真っ向勝負」とかでなく、あくまでもヘイデンが心根に持っている心象風景をとも描くとともに、デュオ相手の持っている潜在能力を眼一杯引き出して見せている点につきる。このことは、すでに書いたゴンザロ・ルバルカバとの「Land Of The Sun」、「Nocturne」、マイケル・ブレッカーとの「American Dream」とのコンボ編成のアルバムでも同じことが言える。これは彼が「ベーシスト」であることに大きく起因しているのであろう。「ベーシスト」は基本的にメロディーラインを奏でることはない。その時点での演奏の基盤である、リズム、コード、曲想を生み出していく。その意味では、かれの想う「心象音世界」を「メロディーライン」として、紡ぎだしてくれる相手が不可欠であったのに違いない。

1)では、アマゾンの原住民との生活を密林で、共有した経験をもつ「ジスモンティ」は、ブラジルの大地の血を描き出す相手として「ジスモンティ」は最高の相手であったろうし、2)ではJAZZのルーツである黒人霊歌、ゴスペルに思いをはせるには、黒人ピアニストで最高年齢と言っていい「ハンク・ジョーンズ」はまさにふさわしく、3)の現代都市のもつある種の夜の美しさを描くには「バロン」の持っている「ピアノ・リリシズム」が不可欠であっただろう。4)では同郷のメセニーを相手に選んでいるのである。
ブラジル、JAZZルーツの南部、大都会、故郷。いずれも人間が生活し、彼が深い共感を寄せる大地、都市空間が共通したテーマになっている。いずれのアルバムもとんがったり、ピリピリするようなところは何一つ無く、ゆったりとした、心地よさ、しかし上質のJAZZの感覚を失うこと無いいずれも珠玉のアルバムである。まさしくデュオの名匠。伝説の匠。

4)などは、通勤の帰りの電車で聞いていて、あまりの心地よさに寝てしまい、何度も乗り過ごしたことがある。ミズーリーの風景が眼に浮かぶような美しい曲ぞろいの私の愛聴盤。彼の故郷のミズーリーの大地を描くには、同郷の「メセニー」以外には考えられなかっただろう。
3)、都市へのチャーリーの想い。クラブ「イリジウム」でのライブ。聴いているだけでマンハッタンの夜景が目の前に現れてくるような、そこで暮らす人間の営みに想いが馳せるようなすばらしいアルバム。とにかくバロンの宝石のようなピアノのタッチに魅了される。
2)。黒人霊歌や賛美歌、古い民謡をシンプルに演奏しているだけなのだが、静かで、温かく、美しく、とても心を動かされる深いアルバム。
1)のジスモンティは、ブラジル出身の個性的なギタリスト&ピアニスト。ブラジルの伝統音楽をベースにした、ジャンルを超越した完成度の高いアルバム。


In Montreal
Charlie Haden & Egberto Gismonti / Ecm
ISBN : B00005NGWP
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Steal Away
CHARLIE HADEN / HANK JONES / Verve
ISBN : B0000046YU
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ナイト・イン・ザ・シティ
チャーリー・ヘイデン ケニー・バロン / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00005FKHX
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原タイトルは、「Night And The City」

Beyond The Missouri Sky (Short Stories)
Charlie Haden & Pat Metheny / Verve
ISBN : B0000047EC
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会社人生でも「チャーリー」のような、先輩、上司に出会うことがある。決して目立たないが、「プロ」と最大限の畏敬を払いたくなる大先達たち。せめて、つめの垢でもと思いつつ、定年を迎えてしまった。



「Charlie Haden and Pat Metheny - The Moon Is A Harsh Mistress」

          
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by knakano0311 | 2006-11-26 23:30 | おやじのジャズ | Trackback | Comments(0)

わが町 そしてシニア考  

この町に住むようになってから、何年経つだろうか?阪神淡路大震災の前の年に移ってきたのだから、もう12年目か。わが町は、大阪の北西部に位置する典型的な大都市の郊外ベッドタウン。世帯数約5000の戸建住宅を中心とした大団地である。昭和40年代前半に開発が進み、私の社歴と同じくらい、36,7年の歴史を持っている。 
定年になって週のうち平日の1~2日は家にいるので、自分の住んでいる町に気がついたことがいくつかある。まず、朝9時を過ぎると、老人と専業主婦の町。最近の奥さん方は皆、車を運転するので、歩いているのはほとんどご老人。二つ目、防犯意識が非常に高く、TVドアホン、センサーライトの普及率はかなり高いと思われる。それでも空き巣の格好の餌食となっているらしく、そんな話をよく聞く。三つ目は、地域の環境に関心が高く、現在でも建蔽率は50%、容積率は80%と緑が多い町並みであるが、さらに地域で居住環境を良好に保つための、地区計画を策定し、建築物に一定の制限を課している。こんな町であるが、さらに、四つ目は、過去に比べ、低調にはなっているらしいが、地域活動が大変盛んである。自治会はもとより、子ども会、老人クラブ、各趣味の会、シルバー人材活用、安全パトロール、緑化推進などいくつの数の団体があって、どういう風に関係しているのか分からないほど。そんななかに、妻がボランティアでお手伝いをしている、通称「ぴーぷる」という地域の「コミュニティ推進協議会」に属している団体がある。
この団体の活動は、学校で教えない遊びや体験を、3世代交流の場で教えていこうということを目的としているらしく、川遊びを通じて、環境を守ることの大切さを教えたり、「芋ほり」をして、100人を超えるこどもたちに、収穫の喜びの一端を体験してもらっている。
こんな活動を支援しているのが、地域のシニア。貸し農園を子供たちの芋ほり体験の畑に提供したり、いろいろの工作道具をつかって、簡単な工作を教えるシニア。日本全国から収集した「こま/独楽」をつかって独楽遊びの楽しさをおしえるご夫婦。家族、親子の間が希薄になり、教育の問題が、クローズ・アップされている今、声高に「教育改革」を叫ぶのも結構であるが、日常生活の中で遊びを教えていけば、ことの良し悪し、危険への感受性、先達に対する畏敬、感謝などは自然に身についてくると思うのだが・・・・。

我が父の教え給いし人生。
我が父の教え給いし音楽。


Songs My Dad Taught Me
Jeremy Monteiro & His Orchestra / Fim [1st Impression]
ISBN : B0000Z80KW
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シニアも地域に対してがんばっているが、若い人も負けてはいない。
私が時々行く、北新地のJAZZクラブ「ヌーヴォー」の面々が、わが町でコンサートを開いた。
ヌーヴォの女性ヴォーカル「ひろみ」さんが、コンサートを企画、プロデュース。
休日の昼間ということもあって、観客はほとんどがシニア世代。地域の公共の小さなホールであったが、200人以上のお客さんで一杯。若いカップルや、子供づれもちらほら。ひろみさんいわく、「自分が住んでいる地域に少しでも、JAZZを根付かせたいと気持ちで企画」したそうな。プログラムはスタンダード、映画の名曲 Nキングコールまで、誰もが一度は聴いた曲。白熱のアドリブ合戦も無し。多分、ステージからも観客一人一人の顔が見分けられただろうし、観客からもプレーヤーの表情やしぐさが手に取るように分かる。難しい曲はひとつも無く、芸術としてのJAZZではなく、生活の潤い、オアシスとして、生の演奏のJAZZに触れるところからからはじめる。大賛成。
「継続はチカラなり」。繰り返し続けていく事が大事。来年も開催を期待。

今日は隣町の、I町で、関西JAZZ界の大御所、「北野タダオ」をトロンボーン仕立てのカルテットで迎えての無料のコンサート。これもI町の町おこし事業の一環として、町が主催のコンサート。場所は昭和の初めに、江戸時代の豪農の屋敷を模して建てられた、茅葺き、総檜造りの古民家が会場。
かまどや流しがそのまま、残っている炊事場の土間にステージを設定し、観客は、畳の部屋で、石油ストーブを囲んでのコンサート。演奏が始まってびっくりした。すすだらけの高い天井、太い梁、純木造家屋。音が柔らかい。耳になじむ心地よさ。演奏はマイク、アンプを通さない「アンプラグド」。プレーヤーも「違和感が全くなく、すばらしい音響」と言っていた。このような古民家は日本国中にたくさんあるはず。莫大な税金をかけて箱物ホールを作るのも結構だが、このような古民家を地域ホールとして、小規模の音楽活動を地域、行政が支援していくと言うやり方もあるはず。約80人ほどの観客であったが、これもほとんどシニア。生の演奏に触れるすばらしさを体感し、みんな笑顔の帰り道であった。団塊シニアはJAZZファンと言うことがよく分かった。これも体感的マーケッティングの成果。
このコンサートを企画したのも地域に住むJAZZ好きの女性。会場の運営などはボランティアのシニアがお手伝い。我々も負けては、おられませんよ、ご同輩!!

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by knakano0311 | 2006-11-26 17:52 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

続々・音楽の「チカラ」  ~戦争と音楽・シネマ編~  

戦争という異常な状況の中では、「音楽」は不思議な「チカラ」を発揮するものらしい。実話に基づき、音楽の「チカラ」が起こした奇跡がテーマになったいくつかの映画がある。

つい昨日見た映画は、クリスチャン・カリオン監督、仏英独合作映画「戦場のアリア」。時は1914年、第1次世界大戦、場所は、クリスマスを目前にした、フランス北部の国境付近のまさに戦場。フランス軍、スコットランド軍対ドイツ軍の血みどろな戦い。デンマーク出身のソプラノ歌手アナ・ソレンセンは、徴兵され独軍最前線で戦っている、夫のテノール歌手ニコラス・シュプリンクに会いたい一心で、ウィルヘルム皇太子に前線司令部でコンサートを開きたいと申し出、驚いたことに許可され、夫ニコラスと一緒に御前演奏を命ぜられる。ニコラスは妻を連れ前線の兵士の慰問をしようと試みる。独軍には故郷に帰れない兵士のためにおびただしい数のクリスマスツリーが届いていた。キャンドルに火をともし、ニコラスが「きよしこの夜」を歌いだすと、それに呼応して、兵士たちの合唱が始まり、スコットランド兵のバグパイプの伴奏が始まる。兵士たちは互いに塹壕を出て、シャンパンを酌み交わし、一夜限りの休戦が合意される。こうして奇跡のクリスマス・イブが始まり、ミサが行われ、アナの歌う「アヴェ・マリア」が荒涼とした大地に響く・・・・・・。まさに奇跡は音楽の「チカラ」によって起こったのだ。

戦場のアリア スペシャル・エディション
/ 角川エンタテインメント
ISBN : B000H4W1I8
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次ぎも第一次世界大戦にまつわる実話を基にした、出目昌伸監督、 松平健、 ブルーノ・ガンツ主演の「バルトの楽園」。
この作品は第一次世界大戦中の徳島県鳴門市の板東俘虜収容所を舞台に、軍人でありながら、生きる自由と平等の信念を貫き通した松江所長の指導によって、ドイツ人捕虜達が収容所員や地元民と文化的・技術的な交流を深めていくと言う話。 そして、ドイツ人捕虜達が、ドイツの敗戦を知らされた後、捕虜たちは感謝を込めて、ベートーベンの『交響曲第九番 歓喜の歌』を日本で初めて演奏したという奇跡的な実話。 以後、「第九」が日本人に最もポピュラーな交響曲となった。これも、ヨーロッパからはるか離れたアジアの島国に起こった奇跡。


バルトの楽園
/ 東映
ISBN : B000H9HR82
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2002年のカンヌ映画祭において、パルムドール賞に輝いたロマン・ポランスキー監督『戦場のピアニスト』。
ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)の自伝を映画化である。ナチスのワルシャワ侵攻を目の当たりにし、死の収容所送りを奇跡的に逃れたシュピルマンは、ゲットーの廃墟に身を隠すことで第二次世界大戦を生き延びる。ドイツ敗戦が間近くなった時期に、ゲットーを訪れた音楽好きなドイツ軍将校の出会いにより、彼は奇跡的に生き延びることが出来た。

戦場のピアニスト
/ アミューズソフトエンタテインメント
ISBN : B0000896HN
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シュピルマン本人の愛用した時計が息子さんによって、TV「開運なんでも鑑定団」に出されてびっくりしたことがある。これも奇跡か?

今回は、JAZZを離れ、「音楽とシネマな生活」編でした。
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by knakano0311 | 2006-11-17 23:10 | 音楽のチカラ | Trackback(19) | Comments(0)

化学反応

妻のためにと買ったCD。 浜田真理子 「夜も昼も」。プロデューサーに大友良英、レコーディング・エンジニアにZAKを迎えての新作スタジオ盤。「MARIKO」、「あなたへ」につづく4年ぶりのスタジオ・レコーディング盤。
浜田真理子といえば、ピアノの弾き語り。浜田真理子本人も、ほとんどのファンも「弾き語りが最も浜田真理子らしいのだ。表現方法として、それ以外のスタイルはない。」そういう認識を持っていたはずだ。本作は、これまでのピアノ一本の弾き語りに、最小限のアコースティックな楽器、たとえばチェロ、バンドネオン、トランペット、ギターなど、を加え、新しい「浜田真理子の音世界」を予感させる極上のアルバムに仕上がっている。このアルバムに、一番びっくりしたのは、浜田真理子ご本人ではないだろうか。
活動報告と称するライブ・レコーディング・アルバムを加えた、いままでの彼女の一連のアルバムで気になっていたことがある。ひとつはライブ会場で聴いた音空間とCDの音空間の落差、ライブ会場で感じる、あの凛とした空気がCDでは感じられないこと。それに、音の「きれ」がいまいちかなあと思っていた。
多分、レコーディング技術の問題ではないかと感じていたが、今回ZAKをレコーディング・エンジニアに迎えたことにより、そのことがいっそうはっきりした。このアルバムでは、彼女の指の動き、息遣いまでが現場にいるがごとく、感じられるような、すばらしい仕上がりになっている。
まさに、プロデューサー+レコーディング・エンジニア+アーティストの「化学反応」をみる思い。60の爺さんが聴くには少し気恥ずかしい歌詞の曲が並んでいるが、年を忘れて、おもわず惹きこまれてしまった。
松江でOLしながら音楽活動をしている浜田真理子。プロとして、アーティストとして大きく成長するエポックメイキングなアルバムになるかもしれない。

ジャケット・イラストは林静一。

夜も昼も
浜田真理子 / インディペンデントレーベル
ISBN : B000J3FE0E
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by knakano0311 | 2006-11-15 23:48 | ミューズたちの歌声 | Trackback(3) | Comments(0)

ちょっとホラーでコスモポリタンな一日  

3日間、北京に出張しました。その夜のこと、食事をしようということになり、ひとりが「行きたいレストランがあるんだけど、一人では、とても勇気がなくて行けないから、この際一緒にどうだ?」という提案があり、数人ででかけました。そこは、北朝鮮政府経営の焼肉レストラン、その名も「平壌館」。どうもビル丸ごと、北朝鮮の投資先と思われる、ホテルもあるビルの1階にありました。多分想像されるような、たわいもない怖い冗談をみんなで、言いあいながら、こわごわと行って見ましたよ。
我々日本人が入っていくと、こちらの思い過ごしか、一瞬、店の雰囲気がしらけた感じ。ウェイトレスは皆、チマチョゴリをまとった美形ばかり。しかし、その胸には、あの有名な「金正日バッジ」が・・・・。彼女たち10年前の中国のレストランでみられたような、無愛想。しかし、そのうち、彼女たちがステージへ上がり、演奏を始めました。「トラジ」、「アリラン」などいくつか知っている曲もあるナンバーでしたが、びっくりしたのは、そのバンドの腕前。ボーカル含め6人編成でしたが、歌も演奏もプロ級。聞くところによると、逃亡や亡命の恐れのない、音楽大学の卒業の良家の子女たちを派遣しているらしいとか。
怖いものみたさの一心で行ったが、心からは楽しめなかった食事とステージであった。食事や音楽を楽しむには心の平穏さが大事と言うことがよく分かった。しかし、ちょっとホラーなレストランであった。


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口直しにとばかりに、その後でくだんの「北京CD爵士倶楽部」へ繰り込んだが、ここでは、中国人より中国人以外のお客さんが多く、なぜかスエーデン人のカップルに話しかけられ、意気投合、盛り上がることしきり。一転、愉快で、コスモポリタンな気分で、一時を過ごせました。

こうして、ちょっとホラーでコスモポリタンな北京の一夜は過ぎていくのでした。

北京土産にと買ったCD、映画「イルマーレ」の中で使われた「This Never Happened Before」がはいっている「ポール・マッカートニー/Chaos And Creation In The Backyard」のDVD付限定版。

Chaos And Creation In The Back Yard(完全初回生産限定盤DVD付)(CCCD)
ポール・マッカートニー / 東芝EMI
ISBN : B000A7TFF4
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日本盤だと、CCCDで3500円。中国盤(もちろん正規盤)は、せこいCCCDでなく、初回特典のDVDもついて、60元(約900円)。
この差、どう思われますか?
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by knakano0311 | 2006-11-09 20:20 | JAZZY紀行 | Trackback(2) | Comments(0)

コンピ・アルバムの新しい可能性 ~松田優作が愛したJAZZ~  

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朝刊を読んでいて、ふと広告のコピーに気がついた。

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~松田優作が愛したJAZZ~
松田優作。 ひとりの男が愛した時間と音楽。
いつもの店、いつもの席に座って、ひとり 静かに耳をかたむけた JAZZのフレイバー。
松田優作 本人が足繁く通ったJAZZ BAR、 LADY JANE。
時には、くつろぎ、また 俳優として、制作者として、アイデアをひらめかせ、新しい創作活動の源になった、彼にとっては特別の場所。特別な時間。
このCDは、素顔の松田優作と接していたLADY JANEのオーナーが、初めて 彼が好きだった音楽を選び、とっておきのエピソードとともにコンパイルした、まさに、松田優作という男のサウンドトラック。

松田優作が愛したJAZZ
オムニバス チャールス・ミンガス オーネット・コールマン 古澤良治郎とリー・オスカー ニーナ・シモン ローランド・カーク 浅川マキ / ワーナーミュージック・ジャパン
ISBN : B000IJ7IV2
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聴いてみた。このアルバムがコンピ・アルバムのひとつの新しい方向性、可能性を示唆していることに気がついた。今までのアルバム、良くも悪くも作り手側のコンセプト、譲ってもあのアーティストにこんな曲を演奏させてみたいみたいなコンセプト、コンピアルバムにいたっては、お徳盤みたいなコンセプトで作られていた。このアルバムは違う。「松田優作」という、才能と個性あふれる特定の俳優に焦点を当てて、彼の心のひだを、映画からでなく、プライベートなJAZZくらぶという空間で垣間見られた好きだった音楽を通じて、聴き手に感じてもらうというコンセプト。

取り上げられた曲、アーティストもまた渋い。「チャールズ・ミンガス/ハイチの戦闘の歌 」、「オーネット・コールマン/ロンリー・ウーマン」、「ニーナ・シモン/エヴリシング・マスト・チェンジ 」、「浅川 マキ/セント・ジェームス 病院」、「アストル・ピアソラ/天使のミロンガ 」 、「井野信義&レスター・ボウイ/紙ふうせん」 などフリーJAZZあり、タンゴ、フォークあり意表を突かれる。まさかビアソラがでてくるとは、思いませんでした。この選曲には、「ビアソラに魅せられていた彼は、あるときCMの撮影で訪れたベルリンからバンドネオンを買って来た。バンドネオンはドイツでしか製造されておらず、成田空港から店にやってきて、でかいバックから取り出してみせた。」というようなエピソードが添えられている。

注)1989年11月6日は松田優作の命日。享年40歳。没後17年。それにあわせてリリースされたのだと思うが、このブログをリリースしたあとTVをつけたら、奇しくも「スマステ6」で彼の特集をやっていました。

追記 11月11日) NHK教育TV、ETV特集で「よみがえる松田優作」を放映していた。番組の最後にJAZZ BAR、「LADY JANE」のマスター大木氏の語る怖い話。「LADY JANE」にはいまも松田優作の「Early Times」のキープボトルが残されていて、そのボトルナンバーは「116」。彼を偲んでつけたのではなく、ずっと最初から「116」であったという。

「浅川マキ Maki Asakawa / セント・ジェームス病院 St. James Infirmary (1973)」

          


このアルバムから、何をどう感じるかは聴き手の皆さんに任せるとして、このような、映像、本、からではなく、その人が聴いていた音楽から、人となりを浮き彫りにする、こんなCDはなかったような気がする。ひとつの可能性を提示された思いだ。
たとえばJAZZファンとしてつとに有名で、最近惜しくも他界された、名脇役「藤岡琢也」。彼が愛したJAZZ。或いは、これまたJAZZファンとして有名な「タモリ」。かれはデビューの頃、「中洲音楽大学教授」に扮し、JAZZの歴史を語るパフォーマンスを芸のレパートリーに持っていた。
聴いてみたいですねえ。「TAMORIの愛したJAZZ」。殺す気かと怒られそうですが。
全くの仮定の話ですが、彼らがJAZZファンだったとして、たとえば、「司馬遼太郎の愛したJazz」、「高倉健~我がいとしのJAZZミューズたち」なんて聴いてみたいなあ。

さらに もうひとつの可能性を示唆するアルバム。「海辺のカフカ」でカフカ賞を受賞した「村上春樹」。彼の小説には特定の歌にちなんだタイトルを持つ作品が多いのだが、彼の長編、短編のタイトルに使用された欧米のポップ・ロック&ジャズを集めたコンピである。
「アメリカから届いた10のオマージュ」。 ジャズファンにもお馴染みの村上春樹の作品一つ一つに「Chick Corea」、「Michael Brecker」、「Ron Carter」らが捧げた10曲。スーパースターによる全曲新録音は異例!カフカ賞受賞、ノーベル賞有力候補の村上春樹ならではか!

「中国行きのスロウ・ボート/ソニー・ロリンズ ⇔ 短編『中国行きのスロウ・ボート』」 
「エンド・オブ・ザ・ワールド/スキーター・デイヴィス ⇔  長編小説『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』」 
「ノルウエイの森/ザ・ビートルズ ⇔ 長編小説『ノルウエイの森』」 というような趣向。
これも、村上春樹の描きたかった世界を、タイトルに使われた曲を、実際に読者が聴くことによって、村上ワールドに近づくことが出来るかもしれない。また、演奏をしている村上に共感するアーティストたちは、どう村上ワールドを表現しているのか などの新しい楽しみをもたらしてくれるCDである。

アメリカから届いた「10のオマージュ」
オムニバス / バウンディ
ISBN : B000HD1B9O
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前回触れた「ちょい不良(わる)JAZZ」なんて薄っぺらな企画でなく、こんな知的興奮をもたらしてくれる企画を我々シニアは期待しているのですよ!
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by knakano0311 | 2006-11-04 22:37 | おやじのジャズ | Trackback(2) | Comments(0)

続・音楽の「チカラ」  ~送られてきた1枚のDVD~  

1枚のDVDが古い友人から届いた。録画されていたのは、10月1日にフジTVで放映された(関東地方だけ)「ザ・ノンフィクション/ダメおやじのラブ・ソング ~28年ぶりの娘との再会物語~」。
友人は、私の学生時代のバンド仲間で、現在はビジネスマンのかたわら、番組の主人公がマスターをする酒場の常連客で、いろいろの職業をもつ親父どもからなる素人バンド、「おじさんバンド」でドラムを叩いています。そんなことから、主人公のダメ親父、「クーペ」氏と、女性シンガー・ソング・ライター「Shifo」さんとのデュオ「クーペ&Shifo」のコンサートを主体とする音楽活動「50歳過ぎたら聞きたいライブ」を、応援団として、ゲストバンドとして支えているそうです。
番組は、フジTVが、2年間に及ぶ「クーペ&Shifo」の活動を、ドキュメンタリーとして追いかけたもの。

クーペ58歳。林家クーペという林家三平門下の落語家でしたが、素行の悪さから何回も破門になり、また親兄弟親戚からも見放され、酒場のマスターをしながらホームレス一歩手前のようなすさんだ生活をしていた。そこへ1歳のとき離婚で別れた娘から、25年ぶりに手紙が届いた。
「生んでくれてありがとう」。住所は書いてなく、消印は福岡。泣いた。会いたいと思った。愛したいと思った。愛されたいと思った。クーペは「音楽をやっていれば、ステージに立っていれば、いつか娘に会える」と思い、この手紙に対する返事を歌「25年ぶりの手紙」にしてステージに立ち、音楽活動を真剣に始める。しかし、運命は過酷なもので、脳梗塞で倒れ入院。しかしなんとしても、ステージに立ちたいとの執念でリハビリをし、後遺症の麻痺を克服し、3年の歳月を経て、やっと福岡でのステージで、娘さんとの感激の再会を果たす。こんなドキュメンタリー。

25年ぶりの手紙 (CCCD)
クーペ Shifo / 東芝EMI
ISBN : B0000C4GI9
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「音楽のチカラ」が本人だけでなく、周りの人を巻き込みながら、奇跡を生むいう実例。そんな現場に参加して、奇跡を目の当たりに見た友人。ちょっぴりうらやましくも思った。
舞台となった酒場「Stand By Me」のURLは、http://shifo.boo.jp/standbyme/

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このDVDを観たあと、「ジャニス・ジョプリン」の生涯をモチーフにしたといわれる、ベット・ミドラー主演の映画『ローズ』をすぐに、思い浮かべた。クーペの例とは違うのだが、79年公開され名作映画の1つに数えられている作品で、一人の歌手の生き様を描いた作品で、なんともいえない孤独感が漂い、胸が張り裂けるようなストーリーである。
この映画のテーマ曲「ローズ」は未だに数多くの歌手のカバーが絶えない名曲であるし、劇中
ミドラー扮する「ローズ」が全身全霊をこめて歌う「男が女を愛すとき」は圧巻である。サントラCDはこの歌を聴くだけで十分価値があるし、主人公「ローズ」が愛したい、愛されたい、と剥きだしの心でぶつかっていくこの映画をぜひ観て欲しい。この映画でインスパイヤーされる人も多いはず。ここにも「音楽のチカラ」が・・・・・・・・

ローズ
ベット・ミドラー / イーストウエスト・ジャパン
ISBN : B00005HEHD
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ローズ
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ISBN : B0007WZTPW
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「The Rose - Bette Midler (Sound track )」

          
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by knakano0311 | 2006-11-03 10:30 | 音楽のチカラ | Trackback | Comments(2)

「Birth」、そして「Rebirth」

映画をみました。ニコール・キッドマン主演のミステリー「記憶の棘;原題 Birth」。
ニューヨークで家族と暮らすアナは、30代の未亡人。10年前に夫のショーンを心臓発作で亡くして以来、悲しみにくれていたが、最近になりようやく新しい恋人、ジョゼフのプロポーズを受ける決意がついた。ところが2人の婚約パーティーの夜、ひとりの少年がアナのもとを訪ねてくる。少年は「僕はショーン、君の夫だ」とアナに告げる。最初は信じていなかったアナだが、死んだ夫と自分しか知らない出来事を、ショーン少年が話し出すうち、疑いが生じ出す。「彼は本当に生まれかわりかもしれない」と。「生まれ変わり」は本当にあるのだろうか?目の前に現れた少年がそう告げた時から、主人公のアナの心は動揺し始める。むろん周囲の人間は誰も信じていない。「もしや…」と疑いを持っているのは彼女だけだ。監督はミュージック・ビデオで高い評価を得ているジョナサン・グレイザー監督。懐かしやローレン・バコールが母親役で渋い演技。  

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しかしこの作品は、超常現象を扱ったホラーではない。合理的な一応の結末はあるが、その結末でいいのかと観客に疑問を抱かせるような余韻を残したエンディング。

「生まれ変わり、Rebirth」と言えば、ビックリしたのが、27年振りに復活しアルバムを出した「ソニア・ローザ」。ソニアといえば、大野雄二の代名詞「ルパン三世」の挿入歌や、渡辺貞夫、ナベサダとのボサノバで人気をはくしたあの「ソニア・ローザ」といえば、お分かりだろう。当時の彼女は、いわゆる「ロリータ・ボイス」、「ミニスカート」、「キュートなルックス」で、ボサノバ・ブームにのって、一世を風靡した。わたしも一時は入れ込んでいたが、その後さっぱり音沙汰無しで、ボサノバ・ユニットの「SONIA」のほうが、むしろ有名になっていた。なんと、27年の沈黙を破って、リリースした「DEPOIS DO NOSSO TEMPO」。以前の彼女の印象とは一味も二味も違って、洗練された、新しい彼女を感じさせる、まさに「Rebirth」といえるアルバムになっている。
結婚、出産、子育て・・・・・27年間の年輪が、彼女を昇華させたのかと思えるくらい。ロリータ・ボイスは影を潜め、透明感、ナチュラル感があふれ、バックの演奏とあいまって、ロマンチックな、上質のBossaアルバムに仕上がっている。
多分推定年齢60歳ちょっと前。ジャケットから窺える表情、容姿も素敵な熟年。年を重ねるということは、すばらしいこと。


DEPOIS DO NOSSO TEMPO
ソニア・ローザ / エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
ISBN : B000HEZ2QQ
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一方、新しいBossa・Jazzミューズの「Birth」、「グレース・マーヤ/ザ・ルック・オブ・ラヴ」。ライナー・ノーツにも書いてあったけれど、いいJazz歌手の最も重要な要素は、歌唱力ではなく「声の質」。同感。聴いた瞬間、「あっ、Jazz向き」と思うCDはほとんどあたり、その後、愛聴盤となっている。彼女もそうであった。CDショップで試聴した瞬間、買うことを決めていた。現在、通勤途上で最も聴く頻度が多いCDとなっている。ハスキーでスモーキー、しかし重くなく、ソウルやロックのテイストを感じさせる歌い方。「ザ・ルック・オブ・ラヴ 」、「マイ・フェイヴァリット・シングス」、 「ザ・ブルーヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」、「テネシーワルツ」などどちらかと言えば、古めの、聞き飽きたともいえるスタンダードを取り上げているが、アレンジ、彼女のキーボードもすばらしく本当にコンテポラリーな今風のノリに仕上がっている。バイリンガルだそうで、英語のノリも日本人離れしたものを感じさせ、将来が楽しみな若手の「Birth」。若いということは、すばらしいこと。

ザ・ルック・オブ・ラヴ
グレース・マーヤ 河野啓三 小沼ようすけ 須藤満 仙道さおり 坂東慧 越田太郎丸 宮崎隆睦 / Village Records
ISBN : B000I6BMC6
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by knakano0311 | 2006-11-02 18:00 | シネマな生活 | Trackback | Comments(0)