大屋地爵士のJAZZYな生活

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音楽の誕生   ~ボサノバのルーツを知って~

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映画を観ました。タイトルは「This is Bossa Nova(パウロ・チアゴ監督)」。アクションでも恋愛でもホラーでもなく、1950年代後半にブラジルで生まれ、世界中に広がった音楽「ボサノヴァ」の歴史を描いたドキュメンタリー映画。現在も活躍し、最近この映画のプロモーションのために来日した巨匠カルロス・リラとホベルト・メネスカルが発祥の地、リオ・デ・ジャネイロを訪れ、ボサノヴァ誕生当時のエピソードや魅力を語り、その歴史をたどる映画である。カルロス・リラとホベルト・メネスカルが誕生に関わるエピソードや曲が出来たいきさつなどを語り、実際その曲を演奏したり、立役者となったミュージシャンたちの映像が流れ、全編をとおし、ボサノヴァの名曲の数々が心地よく、ファンにはたまらない映画だ。

1950年代の終わり、当時の重い暗いブラジル音楽の枠から逃れようと、自由な音楽を希求するギター好きの学生たちが、今まで聴いたことのない、JAZZに影響を受けた新しいコード(和音)を耳にするところから始まる。その新鮮なコードとコード進行、軽やかなリズムによる新しい音楽は瞬く間にリオの若者の間に広がっていき、ミューズ「ナラ・レオン」のアパートに集まるようになっていく。ボサノバという言葉は、リオの学生ホールで初めてボサノバのコンサートが開催され、出演者の名前の分からない主催者が「ボサノバ/新傾向」という出演者名をつけたところに由来するという。やがて天才的なシンガーソングライター「アントニオ・カルロス・ジョビン」があらわれ、ブラジルを代表する詩人で外交官の「ヴィニシウス・ヂ・モライス」と出会い、二人は美しいものを愛する最高のパートナーとなり、ここにボサノバが決定的に完成される。ジョビンの息子パウロが語り、奏でる父の想い出のシーンは感動的である。

ディス・イズ・ボサノヴァ [DVD]

ビクターエンタテインメント



This is BOSSA NOVA

サントラ / ビクターエンタテインメント



予告編を ・・・。 「This is Bossa Nova (Coisa Mais Linda - História e Casos da Bossa Nova) 」

          


あのささやくような歌い方の特長も、ナラのアパートの隣人からの苦情でどんどん声を落としていき、あのような「ウィスパー・ボイス」スタイルになったというからおどろく。ジョビンは多分ビートルズに匹敵するくらいの影響を世界中の音楽に与えた。「イパネマの娘」はカバーされた回数は世界一かもしれない。 やがて、「ジョアン・ジルベルト」が登場し、あのギターと声が一体となった独特の彼の小宇宙が形作られる。

「ボサノバはJAZZではない。サンバだ。」と創始者たちは言う。確かに「サウダージ(郷愁)」がボサノバの根底を支えていると魂だとしたら、まさしくそれはサンバをルーツとする音楽に違いないであろう。この映画、東京と大阪しか上映予定がないらしいが、全編心地よいボサノバにより体中の血がブラジル化したような気になる、その音楽のルーツと歴史を知るうえでもボサノバ・ファン必見の映画。

「ボサノバの父」称される、ジョビンの初期の代表曲を自ら演奏した傑作アルバム。

イパネマの娘
アントニオ・カルロス・ジョビン / / ユニバーサルクラシック
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映画でも描かれているが、ボサノバ創世期の若い音楽家の間でまさしく「ミューズ」であった「ナラ・レオン」。その後、軍事政権となったブラジル政府批判を繰り返した彼女はボサノバと決別して、パリへ亡命。しかし、自身の出自と向き合いボサノバとの和解を決意し、1971年、堰を切ったように全編ボサノバの本アルバム「Dezanos Depois(美しきボサノバのミューズ)」を録音する。シンプルなギターの伴奏で、ボサノバの定番をうたう。陰影に富んだ、深みのある歌唱。その歌声はいま聴いても瑞々しさを失わず、心に染みる。多分女性BOSSAファンにオススメするのにこのアルバム以上のものが見当たらないくらいの名盤。モノクロのジャケット、雨のパリだろうか? 47歳の若さで夭折したミューズ。

美しきボサノヴァのミューズ
ナラ・レオン / ユニバーサルインターナショナル
ISBN : B0000677LE
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独自の「ボサノバ小宇宙」を作り上げたジョアン・ジルベルト。アストラッド・ジルベルトのかっての旦那でもあり、ベベウ・ジルベルトの父でもあり、「ボサノバの法王」と称されている。その小宇宙を最もシンプルに、プリミティヴに感じさせるアルバム、「ジョアン 声とギター」。

JOAO VOZ E VIOLAO
Joao Gilberto / / Universal
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「ボサノバ」という言葉はまだ私は知らなかったが、高校時代にみて魅了された映画「黒いオルフェ」。ギリシャ神話のオルフェウス伝説を基にしたブラジルの詩人「ヴィニシウス・デ・モラエス」の戯曲を、マルセル・カミュ監督がリオ・デ・ジャネイロに舞台を置き換えて描いた映画。市電の運転手オルフェと美少女ユリディスとの運命的な恋を、リオのカーニバルの熱気と印象的なボサノバをバックに描いた悲劇のドラマ。ジョビンと作曲家で名ギタリストのルイス・ボンファとが音楽監督を手がけ、カンヌ国際映画際グランプリ受賞作品。「カーニバルの朝」、「オルフェのサンバ」、「フェリシダージ」は今でも多くのアーティストにカバーされている色あせない名曲。

黒いオルフェ(ポルトガル語版)
/ アイ・ヴィ・シー
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この映画「This is Bossa Nova」の原題は「Coisa Mais Linda/最も美しいもの」。
ジョビン、モライス、ボスコリ、ナラ、パウエル、エリス・レジーナ、シルヴィア・テリス・・・・みんな鬼籍に入ってしまった。
今はもう、ブラジルではボサノバを聴く人は、めっきり少なくなってしまったとホベルト・メネスカルは嘆く。
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by knakano0311 | 2007-08-30 16:18 | サウダージ | Trackback(1) | Comments(0)

萬燈会に誘われて

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我が家近くの清和源氏発祥の地、多田神社で行われた「萬燈会」を夕涼みの散歩がてらにみる。
多田神社の主祭神は「源満仲」公で、その命日にあたる旧暦8月27日に萬燈会を執り行っている。徳川一門はじめ崇敬者、企業などより献灯された1000有余灯の提灯を、境内一円に掲げるため、一種幽玄の気配が漂う。

おりしも、日本のフリージャズ奏者の先駆けの富樫雅彦さんが死去というニュース。マックス・ローチにつづいて、日本のJAZZドラマーの訃報が相継いだ。
私はフリー・ジャズに魅かれることはなかったが、彼や山下洋輔、佐藤允彦らフリージャズの旗手たちが日本のJAZZ界に残した足跡は大きかったことは十分に評価できる。

合掌・・・・・・・

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日本のフリージャズ奏者の先駆けとして知られるドラマーの富樫雅彦(とがし・まさひこ)さんが22日、心不全で死去した。67歳だった。
14歳でデビュー。65年、山下洋輔さんらとカルテットを結成、以降、フリージャズの旗手として活躍。その後も、渡辺貞夫さんら内外の多くの著名ミュージシャンと共演した。69年に事故で車いす生活となるが、独自のドラムセットを使い、両手のみで多彩なリズムを刻んだ。02年から体調を崩し、演奏活動から退いていた。

代表作に「スピリチュアル・ネイチャー」「プレイズ・ビ・バップVol.1」など。

                                           朝日新聞より
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スピリチュアル・ネイチャー
富樫雅彦 / / ユニバーサルクラシック
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by knakano0311 | 2007-08-24 10:47 | 訃報を聞いて | Trackback | Comments(0)

鬼の居ぬ間に・・・・・

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高さ5m、重さ10t の日本一の大鬼瓦

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盂蘭盆会、墓参り、盆踊り、花火、五山送り火、地蔵盆、万燈会。いつもながら夏休みは、日本の伝統を感じさせてくれる行事が続く。そんな感傷に誘われてか、夏休み最後の日は、酒呑童子でしられる丹後・大江山の「日本の鬼の交流博物館」周辺へドライブ。

古来、日本の鬼は、西洋の悪魔やデビルを違って、「恐れ」だけでなく「畏れ」の対象でもあった。「仕事の鬼」、「鬼の目にも涙」、「鬼に金棒」などの常用句や「おにゆり」、「鬼やんま」などの動植物の形容、「鬼ころし」という酒のブランド、昔話や民話、民俗芸能、子供の遊びへの登場など、人間に敵対する存在という概念では括ることが出来ない。現実に日本各地の祭りや行事に登場する「鬼」には災厄をはらい福をもたらす「鬼」も数多く存在する。家を守る「鬼瓦」もそうである。また、昔話や民話に登場する鬼には、ユーモラスな反面、なにかしら、哀切、祈りといった人間の心の深い部分に触れてくる一面も感ずる。

昔から漠然と気になっていた存在、「鬼」。「鬼」とは何者なのか? そんな私の疑問に、いくばくかの答えを出してくれた今回のドライブであった。

博物館の資料を読むと、「鬼(き)」という漢字は中国から伝わってきたものであるが、その鬼(き)と日本古来の「おに」の観念が日本書紀編纂の頃一体化したのではという考えが述べられていた。大和朝廷による国家成立期の頃、地方の「皇威にまつろわぬもの」の賎称であり、被征服者に対し、成敗することへの正当化を与えた言葉だったかもしれないと結論付けている。征服された鬼はそれまでのその地域の長であったのだから、敬意や思慕の念が消えるわけはない。むしろいっそう強まったかもしれない。「鬼」とは滅びていった我々の祖先・祖神なのかもしれない。近畿より辺境の地に「鬼」伝承が残っていることは、それを裏付けているのかもしれない。

館内に入ったとたん、運良く外は、強烈な雷と雨。その稲妻と大音響に包まれた館内には日本全国から集められたおびただしい鬼の資料。これほど日本人の暮らしが「鬼」と係わって来たのかと感心してしまった。想像上の存在なのに実在するかのように日本人の暮らしと関わってきた「鬼」。怒る、笑う、泣く、集められた鬼の人間くさい様々な表情。いっとき鬼と遊びながら、古来の日本人の鬼に対する思いを考えて時間を忘れてしまうひとときを過ごした。

帰路は、江戸時代は200軒以上あったといわれるが、いまはこの地方にたった一軒だけ残る「丹後和紙」の紙漉きの家「田中製紙」とその横の「大江町和紙伝承館」を訪れ、和紙を求めた。貴重な地方の文化や技術が近代化、効率化の名の下に、これ以上衰退していかないことを願わずにはいられない。最後は「鬼ケそば」で締めた「和魂」の一日。

和、神、鬼、雷から連想されるのは? そう、雷様といえば、鬼、太鼓。ヨーロッパを旅していたとき、よく「和太鼓」のコンサートのポスターを見かけたのを思い出す。林英哲であったか、「神鳴り」と言う字が、墨刻鮮やかにポスターの上で躍っていたのを思い出す。

鬼太鼓座(おんでこざ)。和太鼓のパフォーマンスを国際的な音楽にまで高めた最初のグループ。鬼太鼓座は佐渡で結成されたプロの創作和太鼓集団であり、1969年に田耕の発案により結成。1975年のアメリカデビューを皮切りに、現在までに世界中で活躍している。全米3年間、350公演のマラソンツアーをやりぬいた。当初は佐渡島に在住し活動を行っていたが、国際的に有名になるにつれ、2000年より静岡県富士市の合宿場を活動拠点に移し、座員も外国人をいれ、国際的に受け入れやすいパフォーマンスに変化していった。

しかし、和太鼓のもつ音楽性、精神性、芸術性を国際的に高めた功績はきわめて高く評価される。地鳴りのように体を揺り動かす和太鼓のパフォーマンスは実際に聴かないと絶対に分からないが、せめてCDをヘッドホンで大音響にして聴けば、臨場感は少しは伝わるかも・・・。

「伝説」
鬼太鼓座 / / ビクターエンタテインメント
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富獄百景
鬼太鼓座 / / ビクターエンタテインメント
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和太鼓の奏者が友人にいるが、彼によると、和太鼓奏者五つの基本とは「心・技・体・気・品」であり、拍子は宇宙のリズムである4拍子が基本だそうです。(ブログ「和太鼓のススメ」

鬼太鼓座と並ぶ、人気の世界的に有名な太鼓ユニットが「鼓童」。限りなく静寂に近い音から、稲妻のようにとどろく衝撃音までを自由自在に繰り出しながら、世界中でプリミティヴな力を見せつけている。80年の結成以来、和太鼓のみでなく、西洋のリズムや音楽様式を取り入れたスタイルでもレコーディングしており、新境地の開拓にも余念がない。
坂東玉三郎の演出による佐渡の和太鼓集団・鼓童の公演を収録したライヴ盤。

佐渡へ~鼓童 ワン・アース・ツアー スペシャル
鼓童 / / ソニーミュージックエンタテインメント
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シンセサイザーの富田勲氏との共演。あの「ナスカの地上絵」のあるペルーの大地と宇宙を感じさせる「鼓童」としては異色のアルバム。

ナスカ幻想
鼓童with冨田勲 / / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00005G6QL
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by knakano0311 | 2007-08-23 18:00 | 音楽的生活 | Trackback(1) | Comments(0)

アメリカのリズムが聴こえた   ~ マックス・ローチの死を悼んで ~

ジャズドラムの巨匠マックス・ローチさん死去』       2007年08月17日

ジャズドラムの巨匠といわれるアメリカのマックス・ローチさんが16日、ニューヨークのマンハッタンで死去した。83歳だった。死因は明らかにされていない。ブルーノートレコードが発表した。

24年、米国生まれ。43年にレコードデビューした。以後、サックス奏者のチャーリー・パーカー、トランペット奏者のクリフォード・ブラウン、マイルス・デイビスといったジャズ界のスターと数多く競演。モダンジャズ・ドラマーの最高峰ともいわれた。

公民権運動の活動家としても知られ、60年代に人種差別に抗議するアルバムも発表した。  
                               (8月17日朝日新聞より)
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またひとり、往年のJAZZの巨人が逝った。いまはJAZZドラマーが、スーパースターになることはめったにないが、50~60年当時は、JAZZドラマーが「かっこよさ」の象徴であり、スーパースターであった時代であった。アート・ブレーキー、ジーン・クルーパー、バディ・リッチ、エルヴィン・ジョーンズ、シェリー・マン、白木秀雄などいまでもすらっと名前が出てくる。今では、ほとんどみたことがない「ドラム合戦」なる代物がよく ステージで行われたことがその時代を示している。私自身もA・ブレーキーとジャズ・メッセンジャーズのコンサートで、日本のドラマー、(ジョージ大塚?だったか)とのドラム・バトルをみたことがある。

日本の太鼓、和太鼓とは、まったく違う世界。演奏者はソロであるが、その怒涛の迫力、くりだされる華麗で複雑多彩なリズム、大音量、スピード、パワー。  これぞ「アメリカのリズム」。高校時代、私がJAZZに魅かれたきっかけのひとつは、まさしく「ドラムス」であった。

マックス・ローチのJAZZ界への貢献ぶりは、Amazonで検索すれば、たちどころに300件のCDがリストアップされてくることに窺われる。特にクリフォード・ブラウンと組んだ「ブラウン=ローチ・クインテット」で一気に「ハードバップ」を代表する人気バンドとなったという。

1945年に結成した双頭バンドの初スタジオ・セッションを収めた作品の再発盤。永遠のハード・バップ名盤である。

クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ+2
ブラウン=ローチ・クインテット / / ユニバーサルクラシック
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「Clifford Brown & Max Roach - Jordu」

          


ソニー・ロリンズ、マイルス・デイヴィスなどと共演した歴史的名盤も多数残している。

サキソフォン・コロッサス
ソニー・ロリンズ / / ユニバーサルクラシック
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クールの誕生
マイルス・デイヴィス / / EMIミュージック・ジャパン
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ソロ楽器としてのドラムの可能性を追求した実験的作品。

限りなきドラム
マックス・ローチ / / イーストウエスト・ジャパン
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合掌・・・・・・・。
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by knakano0311 | 2007-08-18 23:40 | 訃報を聞いて | Trackback(2) | Comments(0)

八月のいもたこなんきん    ~ 送られてきた一枚の絵 ~

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甥からの「桔梗」の絵が送られてきました。横浜に住んでいる妻の甥は、日本画専攻の画学生。ずいぶん前から彼に、「花の絵が描けたら欲しい」と妻が頼んでいたものです。送られてきたのは桔梗の絵。まだまだ修行が必要な学生の絵であるが、紫が鮮やかで楚々とした風情がいい。「お気に入り」となり、早速、額装して、部屋に飾りました。飾る場所を定めるため、いままで飾っていたものを動かしたのですが、よくよく家の中を見てみると あちこちに、彼女の趣味の作品?が結構飾ってあるのに気がつきました。
蔓細工によるリース、デコパージュ、モラ、シャドウ・ボックス、ドライフラワー、毛糸の編み物細工など。


最近は、折り紙細工に凝っているようで、先輩にも習う一方、地域のコミュニティ活動で、編み物と一緒に教えています。根っから手芸が好きなようで、私のような消費(浪費?)一方の趣味と違って、出来・不出来は別にして、創作の喜び、達成感が味わえるようです。

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ペンギン、パンダ、花手まり、蛙などですが、そう見えますかねえ・・・・












真夏の暑い部屋を、オープン・カフェに変えてくれるアルバム。好きなものに囲まれ、ちょっと心を軽くしたくなった時にぴったりのアルバム。「BOSSA a.m. /グリーティングス」。
日本のアーティストよる洋楽ポピュラーソングのボッサ・カバー集。
最近車のなかでよくかかっている、ちょっぴり「いもたこなんきん」アルバム。

グリーティングス

ボッサ・エイ・エム / SMJ(SME)(M)



注)【ボッサ・エイ・エム】BOSSA a.m.
このアルバム制作の為に集ったアレンジャー/プレイヤー/シンガーたちの総称。拘束力無し・出入自由の集団。
BOSSAはBOSSA NOVAのボッサ。a.m.は「and more(アンド・モア)」の略。
ボッサを中心としつつもサンバやレゲエなど、幅広いアレンジ・演奏で今後もリリースを継続していく予定。


よく聴いているもう一枚は「R35」。「SAY YES」、「TRUE LOVE」など、90年代前半のトレンディ・ドラマを飾った美しいバラードや、CMにより数多くの人に愛されたラヴソングにフォーカスしたラヴ・バラード集。私たちより大分若い世代層を対象にしています。「バブル期の思い出のヒットアルバム」といってしまえば、みもふたもありませんが、TVドラマを見ることはありませんでしたが、その代わり曲はよく覚えています。「SAY YES」などは息子がよく聴いていました。
最近、新聞の広告なんかに「もう一度妻を口説こうか・・」とかいうこのCDのコピーがでていますが、そういわれても私は戸惑うばかりですが・・・。

R35 Sweet J-Ballads

オムニバス / ワーナーミュージック・ジャパン


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by knakano0311 | 2007-08-17 22:31 | いもたこなんきん | Trackback(2) | Comments(0)

続ける・・・・・・

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(写真は パパ・ヘミングウェイ のHPから)

ブログを書き出してから1年ちょっと。この間、書いた記事数185、紹介したCD、本、映画(DVD)は、610本ほどになる。妻からも「よく書くネタがあるね?」とか、友人からも「よく続くね」とか冷やかされるが、いつも「音楽」を脇に置きながら生活しているため、書くネタには困ったことがない。いつも5~10本ほどのストックを抱えていますが、賞味期限が過ぎて、ボツにしたことも度々。困るのは、時間がないことです。ひとつは「書く時間」です。基本的に週3日、会社で顧問活動、ありていに言えばパートのサラリーマンをしていますが、当たり前のことですが、勤務時間に、会社支給のパソコンでブログを書くなんてことは、できないわけでどうしても、夜もしくは、勤務日以外の日ということになります。その日も結構忙しく、結局夜中に書くということがほとんどです。二つ目は、「CDを聞く時間」、「DVDを見る時間」がないことです。ブログに載せるCD、DVD、本は自分で聴いた、観た、読んだことを、これも当たり前ですが、前提としています。まだ、CDは、通勤時間やドライブ、ブログ書きに聴くこともできますが、DVD、本となるとまったくお手上げです。困ることの二つ目は、ブログのためのコストです。CD、本、映画、DVDいずれもコストがかかるわけですが、そこは、「いもたこなんきん化」を図ることによって今のところ何とか理解をいただいています。まあ、「TSUTAYA」や「夫婦50」なども活用していますが・・・・。
まっ、「継続は力なり・・・」なんて言葉を信じてしばらくは続けましょうか。

きょうのちょこっとドライブ・・・。
海水浴は、さすがに、「この年では」と敬遠をしますが、あまりにも暑いので、我が夫婦の止まり木定番の大阪北港ヨットハーバーの「パパ・ヘミングウェイ」で、海とヨットを見ながら、ランチを採ろうと出かけました。さぞ、盆休みでハーバーもヨットマンで一杯と思いきや、予想に反し、ガラガラ。吹きわたる風に、カラカラと鳴るステイ(ヨットで使うワイヤ類)の音と、きらめく波面と波に揺れるヨットに、「涼」を感じながら、冷房の効いたレストランで、軟弱な午後のひとときを過ごしました。

まだまだ「老人と海」などという「タイトル」にはなりませんぞ・・・。


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「ボサ・ノヴァ史上最高のコンボ」と呼ばれる「タンバ4」の代表作。CTIシリーズでおなじみのクリード・テイラーのプロデュースにより、フュージョン・サウンドをボサ・ノヴァに取り入れた名盤。
軽みと奥深さとサウダージが融合した「ボサ・ノヴァ美学」の傑作。

二人と海
タンバ4 / / ユニバーサルクラシック
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「O Morro(丘)- Tamba 4」

          
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by knakano0311 | 2007-08-15 11:32 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

今、歌がない・・・・・・

先週見たTVの歌番組から・・・・・。

帰省した8月9日、することもなくたまたまTV番組欄を見ていたら、NHK衛星第2放送で、「歌伝説 ちあきなおみの世界」を放映するとある。彼女は、このブログでも何回かとりあげている本当に歌がうまい歌手。1時間半の番組であったが、彼女のアイドルとしてのデビュー、それからの脱皮、結婚後のブランクと復活、その後の、自分の「歌世界」を築いていくまででの軌跡。1992年の夫の死後の一切の歌手活動、芸能活動の断絶、その後、現在までの14年間の空白。彼女の代表的なパフォーマンスの細切れでない完全映像を組み込んでのドキュメンタリー。リサイタルを見ているがごとく惹きこまれてしまった。

CDでは聴いていたが、映像による彼女のパフォーマンスにただ圧倒された。鬼気迫る「朝日のあたる家」、フォーク界とのコラボ「夜へ急ぐ人」、復活後、シャンソン・ファド・JAZZに取り組んだ「それぞれのテーブル」、 「嘆き」。初めてのリサイタルのために書き下ろされた曲で、苦界に身を沈めた女の男への一途な想いを唄い、まるで芝居を観ているような圧巻、「ねえあんた」。

3分間のドラマを演ずる彼女はまさしく「演・歌」。

「ちあきなおみ - 夜へ急ぐ人」

          


ちあきなおみ VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家
ちあきなおみ / / テイチクエンタテインメント
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「朝日のあたる家(朝日楼)(ライヴ) - ちあきなおみ」

          

「アナザー・ワールド」。タイトルが示すとおり、従来の歌謡曲・演歌以外のジャンル、ポルトガルのファド、フランスのシャンソン、ジャズなどの外国曲をカヴァーした貴重なアルバム3枚を1つにまとめて、完全復刻したもの。カバーといっても、全編日本語の歌詞、それも訳詩ではなく、その原曲からイメージされる世界を、吉岡治、来生えつこ、荒木とよひさなど手だれの歌謡曲の作詞家たちが、ちあきなおみの魅力を100%引き出すためにタイトルも含め、新たに作詞したもの。

アナザー・ワールド
ちあきなおみ / / オーマガトキ
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圧巻「ねえあんた」が収録されているアルバム・・・。

VIRTUAL CONCERT 2005 ハンブルグにて
ちあきなおみ / / テイチクエンタテインメント
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「ねえあんた ― ちあきなおみ」

          


以上のアルバムは、すべて彼女の歌手活動休止後、リリースされたものである・・・。


もう1本の歌番組は、11日NHK総合「第39回 思い出のメロディー」。今回のテーマは「ありがとう青春の歌~心を支えた大切な一曲~」と題し、団塊の世代を中心としたシニア世代への懐かしい歌の数々。確かに懐かしいし、ほとんどの曲も知っているし唄えるであろう。だが、やっぱり過去への回帰、郷愁、「思い出のメロディー」でしかない。

今を感じ、受け止め、唄い、のめりこめる、同時代、同世代の日本の歌手と歌が、今、我々世代にはない・・・・。
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by knakano0311 | 2007-08-13 10:20 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)

いにしえのトランペッター    ~夏が来れば思い出す・・ ~ 

もう八月も半ば。私の故郷・信州では9月の声を聞くと急速に秋が深まっていく。特に40年も前の高校時代は若かったせいか、はたまた温暖化の影響がなかったためか、特にそんな風にも感じていた。私が通っていた高校は、進学校であったせいか、夏休みが終わると、もう9月の学校祭、文化祭一色で学校中が沸き立った。

そんな学校祭の行事の思い出はいくつかあるが、いまでもこの時期が来ると思い出すのは、木立に囲まれた学校の庭で行われた、黄昏の「野外コンサート」である。当時、ステレオの普及期であり、その大きな契機になっていたのが、モノラールのSPからステレオのLPレコードへの移行であった。その音質、臨場感は革命的といえるほどの衝撃であったため、瞬く間に普及していった。しかしながら、ライブコンサートなどは無論のこと、高価な再生装置やLPレコードは買えるはずもなく、自作のアンプ、スピーカーBOXと安いプレーヤーを組み合わせて、当時の小遣いで、やっと買えたソノシートや45回転EPレコードをそれこそ擦り切れるまで聴いていた。そんなわけで、ステレオ再生装置による野外コンサートは、高価な再生装置で大音量で流行の洋楽が聴けるため、最も楽しみなイベントであった。

黄昏から宵闇が迫る頃、木立を透して朗々と流れるトランペットの音色。本当にわくわくして、聞きほれたものである。そんな中に、トランペットの「ニニ・ロッソ」がいた。今と違って、歌手だけでなく、楽器のソリストや楽団に絶大な人気があった。「ニニ・ロッソ」のほかに、SAXの「サム・テイラー」、「シル・オースティン」、ピアノの「カーメン・キャバレロ」、ギターの「クロード・チアリ」、「ナルシソ・イエペス」。バンドでも「マントヴァーニ・オーケストラ」、「パーシー・フェイス・オーケストラ」、「ベルト・ケンプフェルト楽団」、「ペレス・プラド楽団」、「アルフレッド・ハウゼ楽団」、「リカルド・サントス楽団」、「ビリー・ボーン楽団」、「ヘンリー・マンシーニ・オーケストラ」、「ザビア・クガート楽団」、「ベンチャーズ」を始めとするエレキバンド・・・・・、まさに百花繚乱。今から考えると、映画音楽、ラテン、ボサノバ、エレキ音楽、JAZZ、タンゴなどジャンルというか選択肢というか、聴ける音楽の幅が、非常に幅広かったように思える。

同じように、映画についても当時ハリウッド映画より、ヨーロッパ映画の文芸大作などが我々の間では人気があった。フランス、イタリア、イギリス、ロシア、スエーデン、チェコなどいまのハリウッド映画一辺倒の情況からは想像もできないほど国際色豊かであり、多様性、多面性に満ちていたと思う。

ソロ楽器としてのトランペットが人気が高いのは、その音色が官能的なためもあるが、イメージとして、トランペッターの孤高感、リリシズムにあるのではないかと思う。あの破滅型JAZZトランペッターの「チェット・ベイカー」ですらも孤高感、ある種のリリシズムを感じてしまう。
さて、「ニニ・ロッソ」。当時高校生の私が聞きほれていたトランペッター。どういうわけか、今をときめくJAZZトランペッターもイタリア系が多いようである。イタリア系イケメン・トランペッター3人衆のペットの響きが暑い夏の夜のハートを鎮めてくれるかもしれません。

「ドミニク・ファリナッチ Dominick Farinacci」。弱冠20歳で「マンハッタン・ドリーム」でデビュー。イタリア系のハンサム。かのウィントン・マルサリスも注目したというから半端じゃない。
かれは、ストレートアヘッドなプレイを得意とするが、バラードでもうまさを発揮。
最新版5作目「アドロ」は弱冠23歳ながら、もうベテランを思わせる成長振り。これもタイトル曲「アドロ」からはじまり、ラテン系の甘い緊張感とJazzのドライブ感が同時に楽しめる佳作。

アドロ
ドミニク・ファリナッチ ミルトン・フレッチャー ヤスシ・ナカムラ カーメン・イントレJr. / エムアンドアイカンパニー
ISBN : B000FTW9CS
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「クリス・ボッティ」。あどけない童顔系のイケメンのため女性ファンが多い、スムースJAZZ系トランペッターの貴公子。柔らかな音色と繊細な表現で綴るラブ・ソング集である。さりとて、スムースJAZZにまつわるそれ風の安っぽさは微塵もなく、ボッティの心意気がつたわってくる。一人グラス片手に聴くも、恋人と二人で聴くもよし。クリスのイケメン振りを見たい方は、DVDも出ていますのでどうぞ。

ホェン・アイ・フォール・イン・ラヴ
クリス・ボッティ / / ソニーミュージックエンタテインメント
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スティング、ポーラ・コール、マイケル・ブーブレ、グラディス・ナイトなど豪華ゲストシンガーを迎えてのスタンダード集。

トゥ・ラヴ・アゲイン
クリス・ボッティ / / ソニーミュージックエンタテインメント
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「ドミニク・ファリナッチ」と甲乙つけがたい、実力とセンスを持つ最高の若手トランペッター、「ファブリッツィオ・ボッソ」。彼が同じイタリア人の実力メンバーを集めたクインテットで、スタンダードを中心とした演奏を繰りひろげる「ローマ・アフター・ミッドナイト」。


ローマ・アフター・ミッドナイト
ファブリッツィオ・ボッソ・クインテット FEAT マイク・メリロ / / SOUND HILLS
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スタンダードだけでなく、ボサノバ、ラテンもとりいれた、ブルー・ノート移籍第一弾。ストリングスをバックにエモーショナルであるがしっとりとした演奏を聞かせる。これまた夏の夜のBGMに最適な一枚。

ニュー・シネマ・パラダイス

ファブリッツィオ・ボッソ / EMIミュージック・ジャパン




「Libertango ― Dominick Farinacci」

         
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by knakano0311 | 2007-08-12 16:42 | おやじのジャズ | Trackback | Comments(0)

この暑い一日の終わりに   ~環境音楽としての美女JazzDVD~  

そろそろ夏休みが始まりますが、このうっとうしい、暑くて寝苦しい夜で、つまらんバラエティしかTVはやっていない。そんな夜は女性アーティストのDVDを、ビール片手に観るに限ります。観る女性アーティストは、セクハラと非難されようが、なんていっても美形!、美形に限りますな。私の持っているDVDの中では以下がベスト5。ほとんどが10-30元の中国御用達DVD(自信はないが多分正規盤ですぞ!)ですので日本でも出ているかどうか分かりませんが・・・・。一応チェックしながらオススメしましょう。

シャーデー(Sade、莎黛)
深い哀愁をたたえた美形である。「SADE ADU(シャーデー・アドゥ)は1960年1月16日、ナイジェリア生まれ。というからもう46歳の熟女。あのエキゾチックな美貌はナイジェリア人の父親譲りだそうだ。その、セクシー・ボイスあるいはシルキー・ボイスでデビュー以来、全世界で4600万枚売り上げたというからスゴイ!。まさに「Black Beauty」。DVDタイトルは「Sade Lovers Live」。2001年に南カリフォルニアで行われた2つの公演の模様を収録。「Smooth Operator」、「The Sweetest Taboo」、「No Ordinary Love」、「Kiss Of Life」など彼女のヒット曲を22曲を目も眩むばかりのオーラを発散して唄う、成熟したシンガーのコンサート。

Lovers Live

SADE /



「SADE - SMOOTH OPERATOR」 from Lover's Live Concert

          


ダイアナ・クラール(Diana Krall、戴安娜 克瑞児)
2001年のパリコンサートのDVD。その「いい女ぶり」がDVDで確かめられる。彼女のミューズぶりだけでなく、独特のハスキーな声で、脳髄を深く刺激するボーカルも、バックの演奏のレベルも素晴らしく、すべて楽しめるDVD。「恋の面影」、「Under My Skin」、「Love Letters」、「East Of The Sun」などおなじみのスタンダードが17曲。
さて、エルビス・コステロと結婚し、出産、双子の育児で活動を休止していますが、9月にベスト・アルバムが発売される模様。今までの8枚のアルバムから12曲をセレクト、未発表のボーナス・トラック3曲を加えて計15曲の構成とのこと。活動再開が待ち遠しい。

ライヴ・イン・パリ
/ ビデオアーツ・ミュージック
ISBN : B000065BIF
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ローラ・フィジイ(Laura Fygi、労拉 菲琪)
なんといっても、私の中では「ジェーン・モンハイト」と並ぶ、ヴィジュアル・フェロモン系のヨーロッパはオランダのシンガー。2003年、North Sea Jazz フェスティバルにおけるコンサートのライブ盤。「That Old Feeling」からライブは始まり、「Be Witched」などのスタンダードから、「コルコヴァード」などのボサノバ、など18曲・・・。

Live at North Sea Jazz (Dol)



ジェーン・モンハイト(Jane Monheit、珍 夢海)
若いのにあでやか、大輪の花を思わせる「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」。猫科、肉食系を感じさせるその印象的な目。2002年9月に撮影されたこのDVDは、モンハイトがマンハッタンの伝説的なキャバレーのステージに立ったときの記録であり、バラードの名曲のほか、ボサノバなどを盛り込んでいる。目立ちすぎるほどの金粉メイクでキラキラと、あでやかに唄ってくれる様をみれば、お酒がすすむこと間違いなし。

Live at the Rainbow Room

JANE MONHEIT /




サラ・ブライトマン(Sarah Brightman、莎拉 布菜曼)
まさしくクロスオーバーのDIVA(女神)。過去のヒット曲のベストDVDアルバム。「オペラ座の怪人」、「Eden」、アンドレア・ボッチェリとの共演作「Time To Say Goodbye」、ロックのプロコル・ハルムのヒット作「青い影」、「ハレム」など20年を超える彼女のミュージカル女優としてのキャリアと魅力の集大成であり、彼女のファンなら必携の1枚。「アヴェ・マリア」では、なんと彼女の「金粉ショー?」が・・・・。

Diva: The Singles Collection

Sarah Brightman / Angel Records





どうやらすべて日本でも発売されているDVDでしたので入手可能です。酒を片手に、DVDを観ながら、ナイトクラブ、JAZZクラブでもいるような雰囲気に浸って、暑さをしばし忘れるのもひとつのアイデアかも・・・。
なに!かえって熱くなってしまうって・・・。
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by knakano0311 | 2007-08-07 18:14 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)

訃報 阿久悠 ・・・   

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作詞家、阿久悠さんが1日、亡くなった。70歳。

日本レコード大賞に「また逢う日まで」「北の宿から」「勝手にしやがれ」「UFO」「雨の慕情」の5作が受賞、ほかにも「ピンポンパン体操」「熱き心に」など、多くの受賞を数えた。総作詞数は5000曲くらいあるらしいが、オリコンによると、レコード類の総売上枚数は6818万枚で歴代1位、22曲がシングル1位を獲得したそうである。美空ひばりで完成された歌謡曲以外の歌謡曲を模索し続けた作詞家。そのオリコン1位の作詞曲リストを見れば、彼の目指していた歌の世界と時代の雰囲気は読み取れる。1969年は私の社会人生活がスタートした年でもあった。

69年 白いサンゴ礁
70年 白い蝶のサンバ、笑って許して、ざんげの値打ちもない
71年 また逢う日まで
72年 京都から博多まで、あの鐘を鳴らすのはあなた、どうにもとまらない、せんせい、恋唄
73年 ジョニーへの伝言、絹の靴下、街の灯り、個人授業
74年 宇宙戦艦ヤマト
75年 ロマンス、時の過ぎゆくままに、北の宿から
76年 青春時代、ペッパー警部、津軽海峡・冬景色
77年 勝手にしやがれ、UFO
78年 林檎殺人事件、たそがれマイラブ
79年 舟唄
80年 雨の慕情
81年 もしもピアノが弾けたなら
82年 居酒屋
84年 北の蛍
85年 熱き心に
86年 時代おくれ
87年 追憶
92年 三都物語

試合をすべてテレビ観戦するほどの高校野球ファンの阿久さんが、球児への思いを歴史に残る歌詞に刻んだ。選抜大会の大会歌「今ありて」。甲子園夏の大会がもうすぐ始まる・・・・。

合掌。
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by knakano0311 | 2007-08-05 23:43 | 訃報を聞いて | Trackback | Comments(0)