大屋地爵士のJAZZYな生活

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忙中閑有りや ・・・

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「弾丸帰省」の合間を縫ってのウォーキングや山遊び。この日は本当に忙しかった。まず、地元の小学校4年生の公園での「自然体験学習;ウォーク・ラリー」のサポート。それと並行しての定例活動の山の手入れは、花が咲く前にと、外来種の「ダンドウボロギク(段戸襤褸菊)」、「ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)」の駆除、くわえて、「カシノナガキクイムシ」が、羽化する前に実施してしまわなければならない「ナラ枯れ」対策実施、さらに、午後からは、秋の「里山まつり」に向けての打ち合わせ会議。それが終わってから病院へと、よくもまあこれだけ1日に重なったことだ。

帰ってきて、我が家の狭き庭に咲く「アジサイ(紫陽花)」に心和ます。

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さて、私もこの世代に多い「禁じられた遊び」がきっかけになってのギター・ミュージック・ファン。高校生のときには、「カルカッシ・ギター教則本」などで仲間と齧っていたこともあって、いまでも時折聴くこともある。忙中閑有り。今日はいつもとガラッと趣向が変わりますが、時折お邪魔するブログ、「音楽って、すばらしい!!」でご紹介していただいた、「ベルタ・ロハス/Berta Rojas」を取り上げてみました。

アメリカ、ヨーロッパ、南米など各地でコンサートを成功させ、パラグアイのギタリスト・作曲家・詩人である『「アグスティン・ピオ・バリオス/Agustín Pío Barrios」の名曲を弾きこなすエレガントで、最高のギターリスト』とワシントンポス ト紙上で賞賛された、今、最も旬なクラシック・ギタリストだという。おまけに美人、人気が出ないわけはない。

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1966年、パラグアイの「アスンシオン」に生まれる。7歳からギターを始め、10歳から先生に付き、本格的にクラシック・ギターを学び始める。1985年ウルグアイに留学、さらに、1996年アメリカ合衆国に留学し、1996年には、ニューヨークのカーネギー・ホールでのコンサートの成功。従来のクラッシクギターの枠から羽ばたき、ポップスやセミ・クラシックをコンテンポラリーにソフィストケイトに演奏し、その後のコンサートも大成功させた。現在はワシントン在住。「ジョージ・ワシントン大学」で教鞭をとりつつ、祖国の生んだギターの巨匠「アグスティン・バリオス」の作品を中心としたプログラムで世界的に演奏活動を展開しているという。(NET参照)

Intimate Barrios

Berta Rojas / CD Baby



2008年にリリースされ、同じタイトルのもとに、日本でのコンサートをスタートした、DVD「Paraguay According to Augstin Barrios」から、上記CDにも収録されている「Ca'azapa」を ・・・。

「Berta Rojas plays Caazapa by Agustin Barrios」

          

「ベルタ・ロハス」、パラグアイ限定とのことですが、彼女ご本人が出ている「トヨタ」のCMがYOUTUBEにアップされています。

「Toyota Prado Commercial with Berta Rojas」

          




 
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by knakano0311 | 2014-06-27 17:27 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(39) ~ 帰省の間に ・・・ ~

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このところ、母親の入院やなにやらで、たびたび1泊2日の「弾丸帰省」を余儀なくされている。我が家から松本の実家まで、片道400km、5時間のドライブである。元来、運転は好きな方なので、まださほど耐えて運転しているという感じはないが、さすがにとんぼ返りは無理でしょう。夜は爆睡してしまうところを見ると、やはり寄る年波、気力・体力の衰えは隠せないと十分に実感している。

梅雨の雨や帰省のため、日課のウォーキングもやや滞りがちであったが、久しぶりの晴天、さっそくウォーキングへ ・・・。何日かぶりの道筋には、今まっ盛りの「アジサイ(紫陽花)」に加えて、炎天の花、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」、「ムクゲ(槿)」、「キョウチクトウ(夾竹桃)」などが咲きだした。     

「伸びあがって炎天の花」と「山頭火」が詠んだ「ひまわり(向日葵)の花の咲く日も近いでしょうか。

帰省の車の中でよく聴くCDは、ボーカル&ギターのデュエット、「グラジーナ・アウグスチク&パウリーニョ・ガルシア/Grazyna Auguscik & Paulinho Garcia」の「ふたりのボサノヴァ〜ビートルズ・ノヴァ/The Beatles Nova」。(参照拙ブログ「「母の日」の花届く」

ふたりのボサノヴァ~ビートルズ・ノヴァ

グラジーナ・アウグスチク&パウリーニョ・ガルシア / MUZAK



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ポーランドを代表するジャズ・シンガー、「グラジーナ・アウグスチク」と、サウダージ感溢れるブラジル出身のギタリスト、「ポリーニョ・ガルシア」による、ガット・ギターで紡がれる上質で柔らかいサウンド、哀愁漂うノスタルジックなコーラス・ワークは、ドライブの緊張を和らげてくれる。6月23日、24日は、「コットンクラブ/Cotton Club」でライブを行ったという。いや聴きたかったな。

鮮やかな赤であるが、どこか物悲しい。そんな「凌霄花」にデュオによるこんな曲をなぞらえてみた。ボサノヴァの巨匠、「バーデン・パウエル/Baden Powell」と「ヴィニシウス·デ·モラエス/Vinicius de Moraes」の手になる有名な「アペロ/Apelo」。「深い悲しみによる喪失感」という意味のようである。残念ながら出典のアルバムはわかりません。


「Grażyna Auguścik & Paulinho Garcia  - Apelo」

  
           
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by knakano0311 | 2014-06-25 23:20 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(2)

梅雨の最中に咲く水木

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写真は「クマノミズキ(熊野水木)」である。遊びの山を取り巻くダム湖の岸のいたるところに自生している。名前の由来は、「三重県熊野に産するミズキ」の意味である。遊びの山にもある「トサミズキ(土佐水木)」など、「土地の名前+ミズキ」の名を持つ樹木も他にもあるが、「トサミズキ」はマンサク科で3月に花が咲き、「クマノミズキ」はミズキ科の落葉高木で、ちょうどあまり花木がない梅雨のこの時期、いささか地味であるが今が満開である。

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今日は久しぶりに子供達と「ペットボトル・ロケット」を作るイベントの日。「午後からは雨が止む」という天気予報を信じて、多くの家族連れが公園に集まってきた。午前中はロケット製作に勤しみ、予報通り雨が止んだ午後からはロケットを飛ばす。いつもは大勢の家族連れが遊んでいる芝生広場、午前中の雨のため誰もいない独り占め状態。そのため、ロケットをいつもより思い切り遠くまで飛ばすことができたので、子供たちは大満足であった。
 
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気がつけば、公園のあちこちにある「ヤマモモ(山桃)」の木にはもう大きな実が ・・・。あと3週間もすればすっかり熟して食べ頃になるだろう。もちろん野鳥たちも、虫たちも大好物で狙っているのだが ・・・。

さて、今年はヤマモモのジュース作りでもしてみようか ・・・。


またまた、「ティエリー・ラング/Thierry Lang」です。最近よく聴いているアルバムは、「CHILDREN'S MEMORIES」。子供にまつわる曲が収められ、今日のような情景にぴったりのアルバム・タイトルではある。ちょっと違うのは今までのアルバムが、抒情、ロマンシズムあふれるという感じであったのが、鮮烈なタッチのピアノ、ドラミング、ベースワークとも、ビシバシと決めてくるスリリングさが全面打ち出されて心地よい。ラングの持つもう一面が垣間見られる。

CHILDREN'S MEMORIES

THIERRY LANG / TCB



上のアルバム収録曲はYOUTUBEには残念ながらアップされていない。ビシバシとはいかないが、叙情あふれるロシアでのライブをバックステージも含めて ・・・。曲名はわかりませんのであしからず。


「Thierry Lang Trio - Live in Russia」

          
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by knakano0311 | 2014-06-22 22:18 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

ジェリー・ゴフィン逝く・・・ またひとつ私の中の’60sが消えた

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昨日に引き続いての訃報がとどく。「キャロル・キング/Carole King」のかってのパートナー、「ジェリー(ゲリー)・ゴフィン/Gerry Goffin」である。

AP通信によると、ジェリー・ゴフィンさん(米国の作詞家)19日、ロサンゼルスの自宅で死去、75歳。ニューヨーク出身。最初の妻で作曲家のキャロル・キングさんとコンビを組み、1950年代から60年代にかけて「ロコ・モーション」「ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロー」などのヒット曲を発表した。2人は68年に離婚したが、その後も作詞を続け、ダイアナ・ロスさんの「マホガニーのテーマ」やホイットニー・ヒューストンさんの「すべてをあなたに」なども手がけた。(朝日新聞6/21朝刊)

1959年に、「ジェリー・ゴフィン」は「キャロル・キング」と結婚し、夫妻でソングライター・コンビを組んで作詞・作曲を手がけ、前述のヒット曲など、1960年から1963年にかけての3年間で、2人は延べ20曲あまりの全米トップ40ヒットを世に送り出している。(Wikipediaなど)
 
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「Will You Still Love Me Tomorrow」。最初は、「ザ・シュレルズ/The Shirelles」という4人組女性グループがレコーディングした。この曲を書いたとき、「キャロル・キング」は18歳であったという。1968年に二人は離婚はし、その後もしばらくは共同での曲づくりが続けられたものの、キングは、シンガー・ソングライターとしての活動を本格的に開始。ほどなくリリースされたアルバムが、「つづれおり(Tapestry)」(1971)である。

私はといえば、就職後しばらくジャズを聴くのを離れていた時期があり、その時期に初めて聴いたのが、アルバム、「つづれおり(Tapestry)」であり、「Will You Still Love Me Tomorrow」であった。(参照切ブログ「我が青春のジャズ・グラフィティ(7) ~青春の光と影~」) キングを知り、そしてゴフィンを知った。まさに、我が青春のPOPS・グラフィティの一曲である。またひとつ私の中の’60sが逝ってしまった。

合掌 ・・・・ 。
 

  
ゴフィン、キングの夫婦ソングライターが、1961-1967年に手がけた膨大な曲の中から、「アレサ・フランクリン/Aretha Franklin」、「ドリフターズ/Drifters」、「ジャッキー・デシャノン/Jackie DeShannnon」、「ライチャス・ブラザーズ/The Righteous Brothers」、「ダスティ・スプリングフィールド/Dusty Springfield」などが歌った曲の中から26曲を収録。60年代を象徴するようなコンピ・アルバム。

Goffin & King: A Gerry Goffin and Carole King Song Collection 1961-1967

Gerry Goffin / Ace



シンガー・ソングライターとしてスタートした「キャロル・キング」の出世作。

つづれおり

キャロル・キング / SMJ



「carole king - will you still love me tomorrow」
 
          
 
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by knakano0311 | 2014-06-21 15:52 | 訃報を聞いて | Trackback | Comments(0)

我が青春のジャズ・グラフィティ、「ホレス・シルヴァー」逝く 

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ロイター通信によると、ジャズ・ピアニスト、「ホレス・シルヴァー」氏が18日に死去、85歳だった。

「ホレス・シルヴァー/Horace Silver」。1928年、アメリカ、コネティカット州ノーフォーク生まれ。ファンキー・ジャズの代表的なアーティスト。1950年代から米国の名門レーベル、「ブルーノート/Blue Note」でアルバムを出し続け、ドラム奏者の故「アート・ブレーキー/Art Blakey」氏らとともに、ハード・バップの発展に寄与し、モダン・ジャズの黄金期を支えた。代表曲に「ソング・フォー・マイ・ファーザー/Song For My Father」などがある。

アフリカ系ポルトガル人の血を引くカーボベルデ人の父と、アイルランド人とアフリカの混血の母を持つという出自のため、彼の独特のファンキー・スタイルは、ゴスペル音楽やアフリカ音楽、ラテン音楽等幅広い音楽のスタイルに影響されているという。そのことが、ビ・バップをゴスペル、ブルース、R&Bの要素で和らげ、のちに「ブルーノート・サウンド」と認識されるソウルフルでモダンなジャズを生み出すことになる。

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初期はサックス奏者であったが、「バド・パウエル/Bud Powell 」に強く影響を受け、後にピアノに切り替える。ニューヨークに移り、「アート・ブレイキー」と組み、1954年に1年半後には脱退してしまうが、「ジャズ・メッセンジャーズ/The Jazz Messengers」の創始する。その後は、自分の「ハード・バップ・クインテット」を作り、「ブルー・ノート・レコード」に「Song For My Father」等多くのアルバムを残した。

我々世代が若者だったころの性癖の一つがJAZZ好き、私も同じようにJAZZに憧れ、当然のように「JAZZ喫茶」へ出入りしていた。(参照拙ブログ「我が青春のジャズ・グラフィティ(4) ~ジャズ喫茶の作法~」 など) その頃全盛だった「ホレス・シルヴァー」の代表作といえば、「The Preacher」、「Nica's Dream」、「Opus de Funk」、「Sister Sadie」、「Blowin' the Blues Away」、「Quicksilver」など多数あるが、やはりトドメを刺すのは、アルバム・タイトル曲にもなった「Song for My Father」 (1964)であろう。本当に、この曲はよく聴いた。いまでもメロディはもちろん、アドリブのフレーズまでちゃんと覚えているくらいである。

Song for My Father

Horace Silver / Blue Note Records



「アート・ブレイキー」の「モーニン/Moanin'」や、「カーティス・フラー/Curtis Fuller」の「Five Spot After Dark」(1959)などと並んでJAZZ喫茶の人気曲だった「Song for My Father」を。
そして、合掌 ・・・・。

「Horace Silver - Song for My Father」

          
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by knakano0311 | 2014-06-20 14:00 | 訃報を聞いて | Trackback | Comments(0)

舞い遊ぶ ・・・

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舞い遊ぶ色鮮やかな訪問者。我が家の「ゼラニウム」にやってきた「アゲハチョウ/揚羽蝶」。我が家だけではないのだが、羽化の季節を迎えたのであろう、この時期になると多くの蝶が家々の庭で舞い遊んでいる。遊びの山では、「テングチョウ/天狗蝶」の大乱舞を見たばかりである。

やはり一際目立つのが、この「アゲハチョウ」と「クロアゲハ/黒揚羽」。この日は、番(つがい)の「アゲハチョウ」が、結構長い時間舞い遊んでは、帰っていった。遊びの山は、国蝶「オオムラサキ/大紫」が羽化する季節なのだが、いまだ見ていない ・・・。

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さて、引っ張り出してきては聴いている、1970年代、80年代、LP時代最後の頃の女性ジャズ・シンガー、今宵のシンガーは、「シェイラ(シーラ)・ジョーダン/Sheila Jordan」。名前から想像できるかもしれませんが、ピアニストの「デューク・ジョーダン/Duke Jordan」の元夫人で、白人女性ジャズ・ボーカリスト。

1928年ミシガン州デトロイト生まれ。1941年に地元のジャズクラブでピアノを弾き、歌を唄い、セミプロとしての活動を始めたという。この時期に共演した「チャーリー・パーカー/Charles Parker」の音楽に大きな影響を受けた。1951年、ニューヨークに活動の場を移し、音楽理論を学んだのち、1952年、「チャーリー・パーカー」のグループのメンバーでピアニストの「デューク・ジョーダン/Duke Jordan」と結婚する。その後、「グリニッジ・ビレッジ」を中心に様々なジャズ・クラブで演奏やセッションを重ね、1970年代初め頃からは、その後長年にわたって共演を重ねるピアニスト、「スティーブ・キューン/Steve Kuhn」とのデュオの演奏を始める。

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彼女は、ビー・バップ時代のジャズをベースに、現代のモダン・ジャズなスタイルも取り入れ、ヴォーカルを楽器のように自在にスキャットでインプロヴィゼーションさせるジャズ・ヴォーカリストとして伝説的な存在になっているといっていい。まだ現役バリバリらしく、2008年には、80歳を記念してバースディ・ライブを行い、驚くなかれ、ピアノトリオをバックに新しいアルバムをリリースしている。御年86歳。まさにレジェンドリー・ジャズ・シンガー、「シーラ・ジョーダン」。(拙ブログ「杉本好夫デジタル版画展」 から再録

Winter Sunshine

Sheila Jordan / Justin Time Records



芸術肌の伝説的シンガーが、ブルーノートに残した「幻の・・・」といわれたアルバムの復刻盤が、「チャーリー・パーカー」に心酔していた初期の傑作といわれる「Portrait of Sheila Jordan」である。

Portrait of Sheila Jordan

Sheila Jordan / Blue Note Records



私が発症する「女性ボーカル特定曲衝動買い症候群」の1曲で、「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」の名唱で知られる「I'm a fool to want you」を。ビリーとはまた一味違う、揺れる切なさが伝わってくる絶品のバラード。

「Sheila Jordan - I'm A Fool To Want You」

          
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by knakano0311 | 2014-06-19 16:44 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

母を待ちわびて咲くカルミア

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今は主なき実家の庭に今年もまた花が咲く。施設に入居して3年になる母が好きだった「カルミア」。別名、「アメリカ石楠花(しゃくなげ)」。ツツジ科に属する常緑の低木である。家族の顔の見分けも怪しくなってきた母親、もうこの花の名前などすっかり忘れてしまったに違いない。

時期を過ぎたので、写真では分からないが、蕾は金平糖(コンペイトウ)のような形をしているが、花が開くと、花弁に模様が入って西洋皿のような形になり、華やかな印象となる。何も手入れなどはできず、放ったらかしになっているが、もう帰ってこないかもしれない母を待ちわびて今年も咲いたカルミア。

さて、前回は、「スザンナ・マッコークル/Susannah McCorkle」を紹介したが、1970年代、80年代、LP時代最後の頃の女性ジャズ・シンガーをもすこし続けてみましょうか。「カーメン・ランディ/Carmen Lundy。「カーメン・ランディ」の歌声は、10年ほど前に、車のCMフィルムで流れていたので、ご存知の方も多いかもしれません。

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「カーメン・ランディ」。1954年生まれのアメリカ人ジャズ・シンガーで、作曲家、編曲家、作詞家、そして、女優、画家という多彩な才能を持つ。「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「サラ・ヴォーン/Sarah Vaughan」等が築きあげてきたジャズ・ヴォーカルの王道を継承する実力派という評価を得ている。

フロリダ州、マイアミ生まれの彼女は、幼い頃からゴスペル・グループで歌い、10代の頃にジャズ活動を開始。1985年にファースト・アルバムを発表し、「マーカス・ミラー/Marcus Miller」、「ロン・カーター/Ron Carter」ら数多くの有名ミュージシャンと共演を重ねてきた。その一方で作曲家、女優、画家としても多彩に活動、「They Were All Gardenias」では、主人公「ビリー・ホリデイ」役を演じたという。  

風のささやき

カーメン・ランディ / ビクターエンタテインメント

 


「女性ボーカル特定曲衝動買い症候群」(参照拙ブログ「持病がまた出た・・・・・」など)という多分完治はしない発作で買ってしまったアルバムから、タイトル曲の「風のささやき/Windmills Of Your Mind」。

「Carmen Lundy - Windmills Of Your Mind」

          
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by knakano0311 | 2014-06-17 10:23 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(0)

デッキシューズで軽やかに

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ほとんど意識はしていなかったが、「父の日」だそうだ。一日早く、次男夫婦が孫と一緒にプレゼントを持ってやってきた。プレゼントは、「デッキシューズ」。これから本格的な夏を迎え、ちょっと出かける際に、サンダルでは軽快には歩けないので、サンダルはあまり好きではない。さりとて、ウォーキングに愛用しているワークブーツでは、ちょっと重いし軽やかさに欠ける。素足に履けるスニーカーか、ローファー、あるいはデッキシューズが欲しいなと考えていたところへのグッド・タイミング。 

デッキシューズとは、元来ヨットやボートなど船の甲板(デッキ)で使用するためのシューズ。水に濡れた甲板でも滑らないように、様々な工夫がされている作業用の靴であるが、最近はカジュアルな夏用の靴としても、人気があるようである。その昔、私がヨット乗りだった頃は、作業靴として愛用していたものである。試しに履いてみると、なんとなく潮の香りが蘇ったような気がした。さて、軽やかに格好良くとまいりますかどうか ・・・。

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お茶をして、たっぷりと孫娘と遊び、いつもは二人だけなのでそそくさと済ます夕飯が、久しぶりの時間をかけた、会話が弾む夕飯となった。帰る頃には、狭き庭に咲く百合が、一層その鮮やかさを増していた。

「デッキシューズ」ならぬ「ハイヒール」をあしらった秀逸なジャケットのアルバム。1970年代、80年代、LP時代最後の頃の女性ジャズ・シンガーをピックアップしていますが、そのアルバムは、「ヴィヴィアン・ロード/Vivian Lord」の「ルート66/Route 66」。タイトル曲「ルート66」は、かって「ナット・キング・コール/Nat King Cole」が歌い、当時中学生の私の心を捉えた洋楽の原点とも言える曲の一つであり、そしてそれから30数年たって、その場所を訪れ、感激した思い出の曲でもある。(参照拙ブログ「60歳過ぎたら聴きたい歌(9) ~Route 66~」「さて、3年後は ・・・」

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ヴィヴィアン・ロード/ルート66

株式会社ソニー・ミュージックレコーズ



生年、キャリアなども全くわかりません。たった1枚のアルバムのみが私の手元に残されているが、この1枚で十分、圧倒的な存在感を感じさせるJAZZボーカルである。

さて、アルバムの全曲がアップされているYOUTUBEを再掲しておきましょう。といっても、アップされているのは、これ1本だけ ・・・。ピアノで絶妙のアシストを見せるのは、「ケニー・カークランドKenny Kirkland」。

「Vivian Lord ‐ Route 66」

          
 



 
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by knakano0311 | 2014-06-15 21:04 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

実家近くの温泉街を歩く

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実家への帰省。施設に預けている母のケアと入院した妹の見舞いのつもりが、急遽母も入院というハプニングで、あわただしい帰省となってしまった。そんな中でもできるだけウォーキングは欠かさないようにしている。実家のすぐ北東には「美ヶ原温泉」がある。ここの氏神様は実家と同じ「薄の宮(須々岐水)神社」であるので、毎年春の例大祭、「お船祭り」には、この地区からも、「お船」(山車)が曳き出され、町内を引き回されて神社に集結する。(参照拙ブログ「祭りのかたち ~海の記憶、山への畏敬~」
 
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「美ヶ原温泉」は、御母家(おぼけ)、湯の原、藤井などの温泉の総称だが、「美ヶ原温泉」と呼ばれるようになったのは、昭和30年代に入ってからで、それ以前は「白糸の湯」、「山辺の湯」、「束間の湯」などという名で呼ばれていた。その歴史は古く、開湯は奈良時代であるという。時の「天武天皇」が「束間(つかま)の温湯」に行幸せんと、三野王に信濃の国の地形図を献上させた旨が「日本書紀」に記されているが、この「束間の温湯」が、今の「美ヶ原温泉」だといわれている。三十六歌仙の一人、「源重之」が湯の原を訪れた折りに、「いづる湯の わくに懸かれる白糸は くる人絶えぬ ものにぞありける」(後拾遺集)と詠んだことから、「湯の原」は「白糸の湯」とも呼ばれていた。江戸時代には、松本を治めた歴代城主の保養地として、「山辺(やまべ)茶屋」がつくられたという。この「山辺茶屋」は、その後明治になって、「山辺温泉」と改められた。「白骨」、「浅間」とともに、松本周辺を代表する温泉となった。(NET参照)

さして広くもない温泉街をウォーキングで一周。私ども夫婦が40年近く前に結婚式をあげたホテルも名前は変わったが残っていて、懐かしさを覚える温泉街でもある。最近では、松本にある相沢病院をモデルとした病院に勤務する医師を描いた、「夏川草介」著、「神様のカルテ3」にも、忘年会が行われた料理旅館がある風情のある温泉街として登場するが、写真のようにいわゆる有馬、熱海や伊香保といった有名温泉とは全く違う静けさや風情が漂っている。道端にはいくつかの道祖神もあり、私の好きな実家周辺のウォーキング・コースである。

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さて、子守唄がわりと実家まで持参したCDは、少し前に中古CDで見つけた「トーマス・フィンク・トリオ/Thomas Fink Trio」の「マイ・ロマンス/My Romance」。ちょっとめずらしや、ドイツのピアノ・トリオである。知られざる欧州のピアノ・トリオを発掘することで定評のある「澤野工房」からの2003年リリース。

ドイツの熟練ジャズ・ピアニスト、「トーマス・フィンク」は、生年やキャリアは分からないが、写真でもわかる通り、多分我々と同世代で、年相応の小太りな体型、少し禿げあがった頭と白いひげ、そして人なつっこい笑顔に眼鏡という好々爺然とした爺さんである。そしてそのアルバムは、肩のこらない、音楽を心から楽しむエッセンスが満載、いわば、「音楽は人生のBGM」という私のコンセプトにもぴったりのアルバムであった。

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MY ROMANCE
トーマス・フィンク・トリオ
Thomas Fink : piano
Johannes Fink : bass
Heinrich Kobberling : drums


「トーマス・フィンク」の動画は、YOUTUBEにもほとんどアップされていないので、「澤野工房」のサイトで
試聴するしか手がなさそうであるが、アップされた数少ない動画を紹介しておきます。ギターと女性ボーカルを加えたライブで、「I Wish Your Love」。

「I Wish Your Love - Thomas Fink, Wulli Wullschläger & Sonja Tonn At The Studio Lounge」

          
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by knakano0311 | 2014-06-14 10:08 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(0)

伝統の粽(ちまき)を作る

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先の土曜日。昼ころからはあいにくの大雨であったが、私の住んでいる街の黒川地区に、現在も伝わる伝統の粽(ちまき)を、子供達と作るイベントを同じ公園で活動している「食育」グループが主催。そのお手伝いで一日を過ごした。駐車場に着くと、羽化したばかりの「テングチョウ(天狗蝶)」の大乱舞が迎えてくれた。変わらぬ自然の営みである。

さて、黒川地区伝統の粽である。旧暦では今の時期が「端午の節句」。黒川地区でこの時期に粽を作るのは、子供の成長を願う節句用、またこれから忙しくなる農繁期の昼飯用にと、大量に作った保存食だという。蒸した米粉を搗(つ)いて餅にし、この地区で採れる3種類の葉っぱ、「ナラガシワ( 楢柏)」、「チガヤ(千茅、茅萱、血茅)」、「イ(藺)、イグサ(藺草)」を使って包み、再び蒸したら出来上がりである。開園以来まったく農薬を使っていないこの山での、「ナラガシワ」の葉の採集と、この米粉を蒸して搗くことと、葉で包んだ粽を再び蒸す作業、この日の主食である大根飯、味噌スープの竈番が我々の担当。

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黒川地区の粽(ちまき)は、「ちょんまげ」をイメージしたという独特のもので、まずは米粉を蒸し、臼で搗いてできた餅状の生地を、「チガヤ」の茎につける。そして、「ナラガシワ」の葉でくるみ、その反対側を「チガヤ」の葉で包み、「ちょんまげ」の形にして、「イグサ」で巻いて、止めたら出来上がり。ここまでの作業を親子でやってもらうのがこの日のイベント。幼児が多かったが、お母さんに手伝ってもらいながらなんとかたくさんの「ちょんまげ」ができる。それを再び蒸したら美味しい粽となる。 

  
お相伴にあずかったが、冷蔵庫に保存し、翌日に食べても、ほんのりと甘い素朴な味で、たいへん美味しかった。

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さて、古き良き時代、といっても、1970年代、80年代。CDで復刻されているLP時代最後の頃の女性ジャズ・シンガーを引っ張り出してくる。「スザンナ・マッコークル/Susannah McCorkle」。ちょっと馴染みのない名前かも知れない。「キャロル・スローン/Carol Sloane」、「シャーリー・ホーン/Shirley Horn」、「シェイラ・ジョーダン/Sheila Jordan」、「ヴィヴィアン・ロード/Vivian Lord」、「ミリー・ヴァーノン/Milli Vernon」、「カーメン・ランディ/Carmen Lundy」など、いずれも1930~40年代生まれの歌手と並んで、CBS・ソニーからの渋めのシンガーばかり集めたCD復刻版シリーズが話題となった歌手たちの一人である。

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「スザンナ・マッコークル/Susannah McCorkle」。1946年、カルフォルニア生まれというから私と同じ歳。大学で言語学を学んでいたが、ある時「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」を聴いてから、プロの歌手を志したという。ブリュッセルのEC本部での通訳を経て、ロンドンでプロ歌手のキャリアをスタート。その後、アメリカに戻った彼女は、ニューヨークを拠点に活動を始め、ファンの注目を集めた。80~90年代が活動の最盛期だったようで、リンカーン・センターやカーネギー・ホールでコンサートも数回行った。しかし、癌に侵され、闘病を続けたが、2001年5月、マンハッタンの自宅アパートの16階からから身を投げ、55歳で惜しくも自ら命を断ってしまった。そんな悲しい最後で締めくくられた人生であった。

日本デビュー盤としてCDでリリースされたのが、1987年の先ほどのシリーズ。もう、40歳近い頃である。少し小刻みなビブラートで、丁寧に感情を込めて歌う。そんなアルバムが、「時のすぎゆくまま/As Time Goes By」。古いと言ってしまえば、確かにそうには違いないのだが、こんな歌唱スタイルが、我々の年代のジャズ・ボーカル・ファンにとっては、スムースに入ってきて心安らぐ。

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時のすぎゆくまま

スザンナ・マッコークル / ソニー・ミュージックレコーズ



そのアルバムから、ちょっと季節は違いますが、雨の日に ・・・。


「Susannah McCorkle - September In The Rain」


          
 



 
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by knakano0311 | 2014-06-12 23:23 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(2)